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マイナス感情がしんどいときの対処法

今回はライトにいきまっせ!
(毎回ライトにしようと思ってるけどできない人の宣誓)

HSPさん始め感受性が豊か過ぎる人が、感情、特にマイナスな感情に振り回されてしまうときの対処法。

それは、少し論理的になってみることです。

例えば、
「ああ、あのときのあの人の態度、私のことどう思ってあんな風に振る舞ったんだろう?もしかして怒らせちゃったのかな…?」
の思考ぐるぐるパターン。HSPあるあるですね。これにハマっちゃうと不安で頭がいっぱいになっちゃいます。しんどいことこの上ないです。

そこで、少しの論理を投入!

「あの人は私以外にも何十人もの人や物事と関わっている。その何十種類、何百種類もの可能性のうち、原因がピンポイントに私である確率って何%なんだろう?

完全に論破しなくても大丈夫。少しだけ論理的に考えてみることが大切です。考えてもわからないこと(あの人が私に怒っているかどうか)ではなく、起こった事実だけに目を向けましょう

感情に振り回されるタイプの人は、一人称視点で(かつ、どアップで)物事を見てしまいがちです。例えるなら、磯遊び用のゴーグルをつけて水溜りを覗いているような感じ。

そこに、論理的思考という三人称視点を差し込むことで、狭くなっていた視野を元に戻し、マイナス感情を一旦脱いで客観的に状況を見つめることができます。

だいたいのマイナス思考ループは、この手段で緩和されます。あるいは、ACTやマインドフルネスを通して思考と距離をとるのも有効です。


それでも全然抜け出せなかったり、抜け出せてもまたすぐに戻ってきちゃう場合は、逆にとことん浸り抜きましょう。泣けたりすると最高です!

マイナスな感情が出てくるのは、あなた自身がそれを必要としているからです。

そんなものを必要とするわけないだろ!って思われるかもしれませんね。けれど、マイナス感情に浸ることがメリットになる場合だってあるんです。

・心が体に休息を取らせようとしている
・そのマイナス感情に浸ることで、別の感情から目を背けられる
・何かをずっと考えることで、自分の精神を安定させている
…などなど、様々なパターンがあります。心は、常にあなたを守ろうとしているだけなんです

マイナスな感情って、無い方がいいものとされていますよね。
確かに、あまりにマイナスに傾き過ぎると心身に良くない影響を与えることはあります。

しかし、ゲシュタルト療法の話でも書いたように、マイナス感情にも役割があります。本当に必要ないなら、そもそも生まれないはずなのです

だから、消すのではなく、切り替えることが大事。マイナス感情があることは拒まずに、そこから目線を変えましょう。

それでだめなら、心の中でこう言ってみてください。

「私はこの感情を必要としているけれど、それでも大丈夫。それでいい」

思考ループに焦って、不安や後悔を消そうとしないで!

不安になるのは未来の自分への心配。
後悔するのは次の失敗を防ぐため。

マイナス感情は、あなたがあなたの心に愛されているからこそ出てくるんです

世間ではポジティブなほうが持て囃されるけど、たまには(あるいはしょっちゅう)後ろを向いてもいいじゃないですか。

戦において、強い兵士が殿を担うように、後ろを振り返ることは、時に前を向くよりも勇気がいることなんですよ。



と、ちょっといいことを言って今回はおしまい!
この記事が誰かの助けになりますように!

(全然ライトにならなかったよ…)







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