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中里ゆみ インタビュー/第三弾『One Night』弓(Qちゃん)役

”Zoomで完結する第三弾”の出演者の方たちに続々インタビューしております。本日は『One Night』で弓(Qちゃん)役を演じてくれた中里ゆみさん。安定した演技力のルーツもお聞きしました。

第三弾『One Night』は近日公開予定です。皆さんのインタビューからどんなお話なのか、ちょっとずつ想像していただければと思います。インタビューも撮影もリモートです!もう一つの作品『この世界線で生きる!』はYouTubeにて絶賛公開中

ーーまず、俳優を目指したきっかけを教えてください。
きっかけはこれといったものは思いつかないんですが、小学生の頃から興味はありました。でも、当時はオーディションとか調べられなくて。
高校で演劇部に入って、さらに興味が増して、大学にも行ったんですけど、まだ諦めきれず…。この春卒業しましたが、就職はせずに俳優として活動していくことに決めました。

ーー大学ではどんな活動を?
長崎の大学だったんですけど、お芝居ができるサークルに所属していたのと、福岡の芸能スクールにも通いました。それが終わった後は、長崎の劇団に1年間所属しました。自分の実力を見たかったのと、覚悟を確認する意味で。

ーー今回のオーディションはどこで見つけましたか?
シネマプランナーズさんです。事務所に入っていなくて、フリーなので情報源が限られてて…。オーディション情報は毎日チェックしています。今、地方に住んでて、移動もできない時期だったけど、リモートだったらどこででもできるな、と。これは「ものにしたい!」と思いました。

ーーZoomオーディションはいかがでしたか?
初めてではなかったんですけど、まだ慣れていなくて…。さらに、パソコンとか触るのが苦手で情報の授業の成績も良くなかったので、機器のトラブルと映り具合で差が出たら嫌だなと、それは心配でした。

ーー「最後まで責任もって演じます」と言っていたのが印象に残っています。

演じる場をいただけるのであれば、それをやり遂げるのが仕事だと思ってるので、そのように伝えました。

ーー脚本を読んだ時の印象は?Qちゃん役でしたが。
最初弓(ゆみ)役という説明がないまま、”Qちゃん役”と書かれてて、あだ名だけだったので、え?って思いました。”アテ書き”って言われたけどどういうことだろう?って(笑)。脚本を読んで、自分の役については割としゃべる役で思ったことは言っちゃうタイプ。みんなの反応にポンポン言う感じかな、と想像していました。主役とヒロインの掛け合いには、キュンとしました。

ーーリハーサルの時のお気持ちは?
みなさんと会ったことがないので、どういう風に合わせていいのか、難しかったですね。あと、沈黙が怖いのでしゃべっちゃう。しゃべりすぎて迷惑になってないかなっていうのは心配していました。
でも、みなさん合わせてくれて助かりました。

ーー1週間後に本番でした。
1週間のうちにニキビができてしまって、それが嫌でした。そういう風に、時間が経って、髪が伸びたり、コンディションとかが変わるのは、どんな仕事でも難しいなと思いますね。Twitterでも書きましたけど、1週間でみんなどうしてるかな?って自然に思えて、今日、会える!ってワクワクしてた。それは1週間空いたことで良かったことです。

ーー本番はいかがでしたか?
リモートなので、下に台本置いてて…チラチラ見てるのが、気にならないといいんですけど・・。
アドリブはリハーサルでやったものと同じことを本番でしたくはないと思っていたんですけど、自分にストックがあまりないから、リハの方が良かったかも…。と思ったところがあって。監督がどちらを使うのか、気になっています。良い方を使ってくれれば良いのだけど・・。でも、やっぱりみんなで演技するのは楽しいと思いました!

ーークランクアップ後のお気持ちは?
”アツかった”です。夜だったので近所迷惑にならないように部屋を閉め切って撮影に臨んでいたのと、皆さんと合わせた時のテンションの上がり具合もあって。
それだけ、みなさんとの時間は濃くて、やりきったからそうなったのかな、と思いました。

ーー今後の展望を教えてください。
まずは事務所に所属することを目標にしています。近々、上京する予定なので、心の準備をしていかなきゃって思っています。演技の面では、もっと自分のレベルを上げたい。細かい表現ができるようになりたいです。
でも、”今”って今しかないので、見た目、自分の能力、知識、も今しかない。今しかできない演技も大切にしていけたらなって思います。

1つでも多くの作品に出演するっていうのが長期的な目標です。

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共演の方々の印象

岡本晃さん
見た感じ、歳が近いのかなって思ってて、プロフィール見たら、10歳違う??って、二度見しました(笑)。それが第一印象。本当に自然な演技されてて、芸歴を感じました。他には、意外と陽気なところがあるんだーと思いました。

結木時希さん
大人っぽいな、っていう第一印象です。落ち着いてて、堂々としてる。演技の仕方もちゃんと持ってて、キャラクターを作っている。さすがだなと思いました。

廣木凛さん
正直ちょっと近寄りがたい雰囲気を感じていたんですけど、リハーサルで話しかけた時に笑顔で返してくれて、あ、良かった。可愛い!って思いました。

愛田天麻さん
劇中も笑いかけてくれてて、めちゃくちゃ優しい方だなって。最初は金髪のイメージが強かったけど、めっちゃニコニコしてるのが印象的でした。
私のアドリブにレスポンスしてくれたことが嬉しくて。いてくれたことで、安心して演技できました。

甲斐雄介さん(ゴン)
面白いですね。ひょうきんな感じで演技されてて笑っちゃいました。
寡黙で真面目そうに見えて、実は面白いの人なのかな。画面上にいるだけで、”ゴン感”がすごくて、喋らなくても出せるってすごいなって思いました。

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プロフィール

中里ゆみ(なかざとゆみ)
1998.2.19生まれ
佐賀県出身
なか「ざ」とです!

主な出演作品:
ラジオドラマ『25センチ差』 佐々木遥香役
CM『カラオケグランプリ サンマリノ「マリる?」篇』 声優
映画『暮古月の微笑み』 井上美佳役、『I left my shoes by the bench』 アリス役

https://twitter.com/_akatuki_hibiki



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