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降って湧いた家族のトラブルーでもそれは必要なタイミングかもー

突然だけど、仕事を辞めた。
正しくは、週1日だけ働くことになった。
週1日は研修。
あとは、数日実家に帰ることにした。

ある日の夜、頭がつかれてスタバでほげっとしていた時に家族から電話。
「痛くておかしいと思って検査したら、手術が必要」

入院前日に帰省し、夕食を共にする。
久しぶりに会うと、やつれてる。
びっくりするほど食べない。
普通じゃないやん。

本人の希望や今後どうしたいかはざっくり話ができた。
職業柄これからのイベントが予測できており、方向性を家族で一致させておいた方がいいと知っているため。
本人は先が長くないと思っている。
励ますことも否定することもできない。
今本当に不快感と痛みで辛い思いをしているだろうとわかるから。

ついでに、ややこしくなってる親戚周りの方がついたことも聞く。
これは、早く終わらせてほしくて自分が大分急かしていた。
20年近く何となく見ないふりしていたトラブルだが、今年に入り事情が変わって話が進んだとのこと。
しかし、まだ皆元気でこうなるとは考えもしていなかった。

実家に帰るつもりは全くなかったが、残された方を一人にしておけない。
彼らは思った以上に寂しがりで危うい。
いや、本当はほっといてもいいのかもしれないが、自分が気になってしまう。
そう、気になって自分から帰りたいと思った。

ちょうど、仕事もちょっと考えることがあった。
このままでいいのか。
「我慢」という言葉で職場に向かう日々。
決してブラックではない、殆どの日は時間通りに帰宅できる。
仕事中も食事の時間をしっかりとることができる。
フィジカルには大きい問題はない。
でも、ストレスが胃と背中にきているのがわかる。

自分にとって、仕事は「肉体的余裕」があるだけではだめだと理解した。
自分が仕事をしていくうえで、自分だけでなく、同僚にもある程度の精神的安心感が必要。
敬意を払ってくれる人と働きたい。

何回伝えても、言葉を変えても、同じことをする人。
事情を言わずに此方に不利なことをさせる人。
相談に来るけど、こちらに都合の悪い回答だけを隠す人。
(他から経緯がばれるのに何故隠すのだろう)
受け流すことがうまくやるコツと分かっていても、正直顔も見たくない。

ということで、仕事をやめる決断。
よそからみると、「あんなに安定して条件いいのに」。
ちょっとよぎる「会社員辞めたら不安定になる」、「お金どうするの?」etc.
家族をだしにして、退職の理由としている自覚もある。

だからこそ、このタイミングは必要だったと思う。
これがなかったら、胃が痛いといいながら、不平不満を抱えて続けていたかもしれない。
これが自分にとって本当の道だろうかと考えながら。

本当の道が何かわからないし、そもそもないかもしれない。
でも、これから歩む道を本当の道にしていきたい。
自分のためにも、家族のためにも。

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