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泣けないけれど、好きなんです

こんにちは、愛音です

昔から本が好きです。

幼稚園の時も外遊びより絵本コーナーにいる方が楽しかったような記憶があります。

小学生になると図書室と出会います。図書館は自転車でないといけない距離にあるけれど学校の図書室は登校すれば開放日なら自由に利用できる。借りるための図書カードは両面印刷でした。そのカードに沢山の貸出ハンコがおされることと、手書きで借りた本のタイトルがズラーッと並ぶのはとても楽しくワクワクするスタンプラリーのよう。

小学生の時はズッコケ三人組シリーズや不思議な鍵ばあさんシリーズ、コロボックルシリーズが好きでした。5、6年になると背伸びをしたく、海外の作品を読むことが増えました。シャーロックホームズ、シェイクスピア、あと映画から入ったのですが、はてしない物語も好きで読んでいました。

読書のどこが好きか、知らない世界にページをめくると行けること。文字からその世界を存分に想像できること。そして最後の1ページを捲り終え、パタンと本を閉じる瞬間には息を吐いています。最後まで楽しんだことに対する満足感、長かった本の世界から現実に戻ってきたので意識の切り替えなのかもしれません。

でも息を吐く本当の意味は私にも正直なところ分かりません。だけどついやっている。声を出すとしたらどんなコトバだろう。

【今回も面白かった!】
【割と早く読めちゃった】
【こんな世界好きだな】
【分厚い本ほど達成感ある!】

こんな風にいろんな意味を込めて読書を続けているのかもしれません。楽しみ方は1つじゃない。いろんな本があるのだから、その本によって向ける気持ちも様々。

でも、そう、読書のちょっとした悩みがあります。
ポップなどに【涙が止まらない物語】【号泣必至】など書かれている小説も読みます。今まで何冊も何冊も本を読んできているのに、読書で泣いたことがただの1度もありません。

今後読書の目標はもっともっと感情移入して、涙をポロリと零すことにしてみたいです。登場人物と私との境目を無くすくらい感情移入をして別世界の住人へとなってみたい。

*愛音*

2024/03/23
春本番の前に静かに降る雨は
慌てないで、と告げているようだ

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