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瀬底島に行ってきた【本島北部☀️】

2021.11月2日
あらすじ
乗船がギリギリだった結果ジェットコースターだった

渡久地港に到着、下船後スケジュールを組んでる方は近くのバス停から今帰仁村の城址や古宇利島、備瀬のフクギ並木や美ら海水族館などの観光名所に向かっていった。

那覇でレンタサイクルを借りてた青年が颯爽とどこかに向かっていくのを見て「頭いいな」と思った。
中にはジンベエ・マリンがメインイベントとばかりにそのまま那覇に帰っていった方もいた。すげーな。

この船の就航からずっと議論されていたのは「北部は広くて観光地もバラバラに点在しているので、結局本部町でレンタカーを借りないといけない」という点だった。

那覇行きの時間は16:45。6時間近く遊べる。
私もバスに乗って今帰仁城址に行くつもりだったが、
何もない港町、こういう機会でないとここらを散歩する機会はないなと思い、観光地には向かわずただ歩くことにした。

何もないのって「じゃあなにがあるの?」って楽しくなりますね。

とりあえず瀬底島に向かって歩いてみました。

でかい石敢當だ!近くに祠もあった。

瀬底大橋ながーい。
海は青くてキレイでした。

瀬底島に到着

瀬底島(せそこじま)は、沖縄県国頭郡本部町に属する島で、本部半島の西方沖約600メートルの東シナ海に位置する。
方言で「瀬底」は「シーク」また「シスク」といい、島民からは「シマー(島)」と呼ばれる。『海東諸国紀』には「師子島」とあり、沖縄本島間の海域は「世々九浦」と記載されている。『ペリー提督沖縄訪問記』と『ペリー艦隊日本遠征記』には「スコ島(SucoIsland)」と記され、瀬底島内の集落名は「シスコ (Sisuco)」とある。瀬底島は『琉球国高究帳』に記載されて以降、この地名は一般に広まったとされる。
瀬底島中央部に、古来より中国における農業の神様として崇拝された土帝君の祠(瀬底土帝君)があり、当地で毎年旧暦2月2日に豊年祭が行われる。またこの祭祀施設は2000年に国の重要文化財に指定されている。周囲は石灰岩の石積みで囲まれ、その中に赤瓦屋根の祠がある。戦時中に土帝君像は焼失し、戦後新たに作られた。
(Wikipediaより引用)

ヒルトンがあったり、歴史深いグスクなどもあるが、
今回瀬底島に行こうと思った理由は「軽石被害」
県内の至る所で確認されており漁業や船の就航に被害が出ている。
本部町よりも北にある大宜見村の軽石漂着の様子はローカルタレントさんが調査して全国のニュースでも紹介されていた。

さて、瀬底島はどうなんだろう。

ドキドキしながら「アンチ浜」へ

あ、ああ〜…

しっかり漂着していた。
この砂浜、白くさらさらした質で、風が吹くと軽く舞って目入って痛いほどだった。
そんな中に灰色の模様。どう見ても軽石です。

そっかー、軽石来てるのかー。
噴火という自然現象のもの。致し方ない。

軽い。まさに軽石。
少しの役に立たないとは思いつつも、回収の方が拾いやすくなりますようにと集団から逸れた軽石を寄せ集めてみた。さらさらコロコロ転がってゆく。
人って自然の前には無力です。

観光の方や同じく様子を見に来た県内の方も、この光景の前に「ああ」とため息のような声がぽそっと漏れるだけで呆気に取られ立ち尽くす様子が見られました。

とはいえ!海が!美しい!

青くて青緑で透き通っていて美しかったです。

軽石があっても美しい!ぜひ遊びに来て欲しいです。

いかがでしたか?

本部町探検、瀬底島編でした。
次回は本部町の港周辺ウロチョロするよ。

くらえ!瀬底ブルー!!

追記:記事作成後、今帰仁村と伊是名島などを繋ぐ便が欠航。フェリー利用の修学旅行生が足止め。など確実に被害が拡大中です。一刻も早い解決を願います!
また、今後県外国外にも被害は広がります。今の地域だけで食い止められますよーに!

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