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ふたりで会話をするとき
座る位置はとても気を遣います。

これによって、いい会話ができるか
どうか決まると言っても、いいかも
しれません。

相手に心を許して話して
もらいたいときは、特に。

仕事で、色々工夫してきて
この座る位置が最高!を発見しました。

ある人が、こんなに変わったんです。

その彼は、私が外部の会社から雇って
ITプロジェクトのお仕事をして頂きました。

最初の頃は
仮面のように無表情で
とても無口でした。

私が質問しても
相手は、一言だけ喋っておしまい。

また質問すると
相手は、また一言だけ。

オープンな質問しても
一言でおしまい。

そんなわけで、
3分話すのがやっとでした。
それ以上話すと
詰問になってしまいそうでしたから。

最初の頃、話す位置は
彼は、私の正面に座っていました。

心の距離が遠い気がしたんです。

ふむふむ。
ちょっと思いつきました。

ある時、私が
こっちに座って〜と
隣の席に手招きしました。

相手の表情が明らかに柔らかくなりました。

最初は、一言程度しかお話しして
くれなかった彼が、
二〜三言くらい話してくれるように
なりました。

そして、ある研修で、
いいことを知りました。

私の場合は、人と話す時は、
相手の右手にいると
伝えたいことが通じると言われました。

ちなみに、これは人によって違うそうです。
私は、大勢の研修生の前や横など
色々な位置に立ってみて、
どこの位置がもっとも私の声が
いい感じ伝わるかを見てもらいました。


そうゆうことで、
私は、彼の右側に座りました。

なんとなく、相手と心が近づきやすい
ように感じました。

彼は、さらに言葉の数が増えてきて

彼の口から、
仕事で、困っていること
仕事で、感じていることなどを
話してくれるようになりました。

いつしか、彼は、この会話を楽しみにしてくれて
そして、終わりにしたくないような
雰囲気を感じました。

聞いてあげて
理解してあげて
気持ちに寄り添う。

そう、マネージャーのミッションは、
現場のメンバーが安心して仕事できるように
サポートをすることだ思っています。

そうして、彼にいつも感謝を言葉にする
ことを忘れませんでした。.

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