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25万円と20万円の戦いから何が言えるか?


今日は、PTAの卒業準備の
打ち合わせがありました。
私は、昨年度、PTA会長として
この活動に関わっていたので
今回は、オブザーバーで参加しました。


この打ち合わせで
ある対立がありました。


こんな会話でした。

卒業準備を担当している人は
こう言います。
「予算25万円あるので25万円使います!」

現会長はこう回答しました。
「いいえ!そんなに使う必要はないので、
 20万円にしてください!」

卒業担当は
「25万円予算で進めているので、25万でないと困ります」

現会長は
「いいえ、20万円にして下さい。」

こんなやりとりが続きました。
結局、会計に相談しましょう。
ということになりました。


なんて頭が硬いのかしらと思いました。
25万円が勝つか、20万円が勝つかの対決です。

着地点が2つしか考えられないようです。

大事なポイントが、いつくか抜けて
しまっていることに気付かないようです。


今年度の会計予算がいくらなのか確認すれば
正しいほうがすぐに分かります。

これは、あくまでも予算なので、
多少の金額の前後は問題ない。

予算はすべて使い切る必要がないので
少しばかり経費削減して20万円に近づける
という発想が出てきません。


これだけの会話で色々と気付く
ところがありました。

アサーションコミュニケーションが全然ない。
相互に歩み寄る考え方ですね。

そもそも、予め決められた予算という
大前提があるのにすっかり忘れている。

25万か?20万か?どっちか、という
二つの選択肢しか出てこない。
19万でも、21万でも、23万でも、26万でもいいじゃない。
それよりも、価値あるものに
予算を費やすことに意識を
変えられないようです。

柔軟性のある考え方ができる人は
可能性が広がり、
無駄がなく、
ストレスがないのだろうなと思いながら
そのやりとりを黙って見ていました。

少しでも気付きがあるといいな〜と思いながら。

こんな人たちを
「アタマの偏差値が低い」
という表現もあるそうです。

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