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「心」の病院に行ってきました。

息子は今月から
調理専門学校に通い始めました。

新しい環境に馴染まず
すごく緊張するそうです。


人が周りにいるだけで
冷や汗をかいて
気持ち悪くなるそうです。
でも、その場を離れることは
後ろめたくて
頑張ってそこにいる。


さらに、調理実習なので
作ったものを食べないといけない。

二重苦のようです。


今日も気持ち悪くなったらどうしよう?


みんなの前で恥をかいたらどうしよう?


そんな不安を毎日抱えて
学校に行っています。


私は、そんな時


どんなことを考えているの?
どうしたいと思う?

と、聞いて理解してあげる
ことしかできません。
辛いだろうな・・・

私にできることはある?って
聴いたら
病院に行こうかなと、言いました。


そこで、色々調べて、
ある心療内科に一緒にいきました。

事前に助手(かな?)の問診があって
そのあと医師の診察です。


問診で伝えたことを確認したのち

対処法を教えてくれました。

外に出たり、飲み物を飲んだりして
心を落ち着かせるといいですよ。

と、おっしゃる。


それができなくて
困っているのになぁーと
息子も思っているはず。


あとは、必要に応じて薬を
服用してくださいとのことでした。


てっきり、
心療内科の医師とは、
どんな不安がよぎるの?
など、


わたしが思いつかないような
質問をしてくださるのだろうと
大いに期待していたのですが、


質問はいっこもありませんでした。。。


診察は、たったの10分程度。


そうか。。。


息子は自分の力で
乗り越えていかなければならばい
課題ということなのでしょう。


そうして、


私はあることを思いつきました!

もしかしたら、
多額な学費を払って
何がなんでも学校に行かないと
いけないという、強い責任感からくるのかも
しれない。


なら、少し逃げ道をつくって
あげようと思って

「学校やめたら?」
と極端なことを言ってみました。

内心、やめるよーと言わないでよね〜と
祈りながら。


案の定、えっ?とした表情でした。
思いがけない質問だったようです。


人生の歩みの中で、
絶対にそうしないといけない
ということはない。


いろんな選択肢を考えて
その中から最適なものを
選んでいく。


そんな柔軟な考え方ができるようになってほしい。

そのために、わたしが母としてできること。


それは、

いろんな質問を投げかけていく。
これなら私にできそうです。

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