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認められたいを捨てて楽になる

日々の仕事の中で、人との関わりは欠かせません。

嫌な想いすることは、少ないかもしれないけれど
インパクトが強くて、しばらく心のに残っていきます。
その嫌なことを何回も考えて、頭から離れてくれません。

私は周りの人たちから
信頼されていないのでは?
バカにされているのでは?
一緒に仕事をしたくないと思っているのでは?

例えば、
「あなたの能力では、この仕事はできないでしょう?ムリだよね。」
といったような悪い想像が膨らんでいきます。

人は、「認められたい」 という欲求があるので
こう感じることは、ごく自然なことです。

しかし、この想いが強すぎると
相手に認められるには、どうしたらいよいのか?
そんなことをいつも気にして仕事をすることになります。

相手がひとりならまだよいですが、何人もいるときは
人ぞれぞれ求めることが違うので
相手に合わせて行動を変えなければいけなくなります。

心がほんとうに疲れます。
毎朝、緊張からスタートします。

ふと、他の人は苦しくないのだろうか?
いつも自信満々としている人がいて
私から見ると、大して能力高くないように見えるけれど
何故なのだろう?と観察しているうちに、あることに気づきました。

その人は自分はこうだ!といった考えを持っています。
相手がどう感じようが
職務評価が下がろうが
自分の信念を大切いしています。
つまり、自分軸を持っているから、周りに振り回されなくてすみます。

その人は、大切なことを教えてくれました。

私は、複数人の他人軸に合わせて行動しているから
疲れていたんだと気付きました。
他人の評価を一人ひとり気にしていたら、自分が振り回される。
相手は皆それぞれ違う考え方を持っているわけだから
みんなから認められるなんてことはありえない。

そうしているから、自分がやりたいこと、自分の本当の能力を
見失ってしまうことになります。

相手が私をどう見ているのだろうか?という気持ちを捨てたら
楽になるかもと気づいてきました。

私は、苦手とすることも人から認められたいと思って
よく見せようとか、いいことを言おうとしていたんですね。

この想いを遠ざけたら、気楽に仕事できるようなっていきました。

そして、大切なことは、できない自分を認めてしまうこと。

「ここ、よく理解できなかったから教えて。」
「あなたのこの出来栄えは素晴らしい!私にはまねできない。」
「ここは私には難しいので助けて。」

これは、自分に対して素直になれています。
そうしたときの自分は、気持がいい。

自分を偽ってはいけない。
自分を飾ってはいけない。

こんなことを常に自分に言い聞かせて
少しずつですが、気持ちが楽になってきています。

さらには、サポートしてくれた相手の優れているところを
素直に称賛すると、私の良いところを見つけて褒めてくれる。
そして、自分に自信がもてるようになります。
こんな嬉しい副産物があります。

「認められたい」という想いを完全に捨ててしまうと
自分勝手になりすぎて暴走する可能性もあるので
なんでもそうですが、ほどほどのバランスが必要ですね。

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