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劣等感っていったいどこからくるのでしょうか?

例えば、

「私は容姿が良くないから、いい機会がない」

「私は他の人に比べて仕事が遅いから、私は能力がない」

「私は積極的に話ができないから、明るくなれない」

「私はこうだから、だから〇〇がない」という
思考モードになりやすい方がいます。

「自分は不幸だ」

「自分はダメな人間なんだ」 

「何をやってもうまくいかない」

常に自分に対して、「ダメだ」と感じてしまう。

おそらく、こういう思考モードの人たちは
「ネガティブの色眼鏡」をかけているのかもしれません。

言い換えると、無意識からくる思い込みともいいます。
この無意識は、ほんとうに気付くのが難しい。
自分のことなのに、自分の中にある思考が
どのように考えて、決めているのか分からないのですから
魔物みたいと思ったりします。

そして、この「ネガティブの色眼鏡」を「ポジティブの色眼鏡」に
掛け替えることができたら
見たり、感じる世界はとても幸せで、明るくなるはずです。

「ポジティブの色眼鏡」をかけていると

「自分は幸せだ」

「自分は、ダメなところもあるけど、そこを活かせることもある」

「うまくいかなかったけど、いい勉強になった」

常に自分に対して、大切だと感じることができます。

たとえ、自分の行動がまったく変わらず
同じ結果が得られたとしても
自分に対して感じることが、逆転させることができるわけです。

なんてハッピーな思考なのでしょう!

では、どうしたら、「ポジティブの色眼鏡」に
替えることができるのでしょうか。

「私はこうだから、だから〇〇がない」といったように
いつも同じ答えを選んでしまう。

まずは、この思考になっている自分に気づくことがとても大切です。
変化は、すべて気づくことからスタートします。

長い期間、ネガティブ眼鏡をかけてきて
無意識に染み込んでしまっているネガティブ思考は
そう簡単に替えることはできないかもしれませんが
毎回、「このような思考になっている」と
しっかりキャッチできたら、素晴らしい進歩です。

そのあと、さらにこのように考えてみます。

「他の考え方はないだろうか?」
という考えるクセを付けます。

具体的には、3つの考え方のポイントがあります。

①集中のポイントを変える

「私は容姿が良くないから、機会がない」
と思ったときは、
ポイントを変えてみてみると、いい機会もあるはずです。

「容姿はよくないけど、チャーミングだわ」
「みんなが気軽に私のところに来てくれる」

と考えれば、私ってけっこう機会に恵まれていると
想えるのではないでしょうか。

②反論してみる

「私は容姿が良くないから、機会がない」
と思ったときは、こう考えます。
「容姿が良ければ、だれもが機会に恵まれるといえるか?」

あるいは、
「私は他の人に比べて仕事が遅いから、私は能力がない」
と思ったときは、こう考える。
「仕事が早いからといって、能力が高いといえるか?雑かもしれない。」

いつもとは反対の考え方をしてみることで
思い込みだったことに気づけるのではないでしょうか。

ひとつの答えに縛らず、「いくつもの可能性」を考えるとよいでしょう。

➂ポジティブに言い換える

「私は容姿が良くないから、いい機会がない」
という思考から
「容姿というのは、個性である。良いも悪いもない。
 いかにその個性を素敵に魅せようか!」

「私は他の人に比べて仕事が遅いから、私は能力がない」
という思考から
「仕事のスピードではない。いかにその仕事に心を込めたか」

「私は積極的に話ができないから、明るくなれない」
という思考から
「積極的に話せなくても、大事な役割がそこにある。それは信頼に繋がる」

むかし、性格の長所と短所は何か?と質問された時代がありましたが
それは、実に視野の狭い質問であったと思います。
能力や個性など、場面によって、良くも、悪くもなりますから。

自分の持っている能力がどこで生きるかを知っていることは
強みではないでしょうか。

考え方の3つのポイントをお伝えしました。

このように、別の側面を考えるクセをつけることで
これまで、「劣等感」と思ってきたことが
「自慢」に変化するのですから、驚異的な変化です。

このような変化を自分にもたらすことができたら
一生お得ですよね!

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