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こんなにあるある思い込み

「みんなでジャンケンして!」と言われました。

私たちは、タイミングを合わせて
「ジャンケンポン」を始めます。

「ぐー」「ちょき」「ぱー」が出ます。

続いて、
「あいこでしょ」

「ぐー」 と 「ちょき」に分かれます

すると、「ちょき」を出した人は抜けます。

そして続いて、
「ジャンケンポン」

・・・というふうに
誰かが勝つまで、繰り返します。


さて、お願いした人は

「勝つまでやってとも言っていないし
繰り返してやってとも言っていません。」

と、言いました。

私たちの中で
このことに気づいた人はいませんでした。

小さい時から、
たくさん、たくさんジャンケンをやってきました。

そうして、ジャンケンはこうするものだと
思ってきました。

これこそが

 「思い込み」

なんですね。


会話でも、日常茶飯事に行われています。

よく感じることが、こんな会話。

私の困りごとをある人に話すと


たいていの人は
親身になって、一生懸命に考えてくれます。

こうしたらどう?

いいものがあるの!使ってみる?

いい人がいるの!紹介しようか?


う〜〜〜ん、ちょっと、
いや、けっこう違うんだけどなぁ。。。

親切に言ってくれてるから
断り辛いし。

困ったなあ。。。


ここで何が問題かというと
相手と私は違うからなんです。

相手の人にとってベストなものは、
私にとっても、きっとベスト違いない
と思っている。

これが

 「思い込み」


なんですね。

私も、このことを知っているのに

会話に夢中になると
うっかり自分の視点で
アドバイスしてしまうことがあります。


言い換えると

相手を自分の世界観と切り離す


ことをしないといけないんです。


それでは、こんな会話の時はどうだったら良いのか。


私は、相手の人に、
アドバイスはせずに、質問してと欲しいと
思うでしょう。

 それで、どうだった?

 どんな感じなの?

 今はどんなこと考えているの?


そうすると、
私は、私の内面に向き合えるように
なります。

私の脳が動き始めます。

この私の問題に向き合って解決するのは
他の誰でもない、私なのだから。

なぜなら、自分のことを知っているのは
私だけ。

そこに散りばめられた質問から
解決の糸口が見えてくることもあります。

「思い込み」を無くして

常にこのような会話をしていきたいです。


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