見出し画像

その話は転がっているから待つ


人って
お話を聴いてもらいたい
そうですね。


相手が、何かに困っていて
お話を聞いてあげることがあります。

そうゆう時は、
私は、「聞き役」になろうと
心に決めて
話に集中して聴こうとします。

相手が話した内容について

「それで、どうした?」

「そうなのね。。
 どんな気持ちなの?」

「そうか。。
 どうしたらいいのかな?」

「で、何が問題なのかな?」

と相手に寄り添うように
お話しを聴いていきます。

そうすると、
質問された相手は
なるほど!
そのことは考えたことが
なかったなぁーと、気づいたように
考えながら、ゆっくりと答えます。


こうして
少しずつ頭の中が整理されて
いきます。


相手の人は、
困っていることは

思い込みだったんだ。

困っていることは
自分ではなかったんだ。

といったように気付きます。

今、私はキャリアコンサルタントとして
こうやって、相手が気付けるように
お話しをお伺いしていきますが
昔の私は、この先で
こんな失敗をしていました。


相手のお話しが止まって
沈黙という「間」を作ったとき。


私は、この沈黙を破って
すぐに話をしないと・・・と
思ってしまうんですね。


実は、この状態は
相手の頭の中で
会話が続いていることが多いのです。

会話が転がっています。

つまり、次の言葉を伝える準備を
しています。

昔の私は、そんなことも知らずに
私自身の話を始めました。
とんでもないことをしていました。

相手の話と類似しているから
参加になるかしら〜?と思って。

やはり、相手はまったく私の話に
興味を示しません。
むしろ、迷惑そうに
心がここから離れていったような
感じです。

せっかくお話しをここまで
進めてきたのに
信頼関係を失ったようです。

相手から質問されない限りは
自分の話はするのはやめようと
決めました。

相手の答えは、私の話の中に
あろうはずはありません。

なぜなら、私は
相手に寄り添って共感する
ことはできても
私は相手の人ではないので
理解することはできませんから。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?