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ドイツに移って1年の記念日だった

いまのいま(いまは18:00くらい)まで忘れていたけど、今日がドイツに来て1年の日だった。数日前までは覚えていたのに、バタバタ過ごしていたらすっかり忘れていた。

去年の11月29日、ドイツに来る前にどうしても立ち寄りたかった韓国から出発して、時差のおかげでその日のうちにドイツに着いた。

韓国には弟と旅行に行ったから、最後は弟に見送ってもらって、涙をこらえながらハグをして別れた。そんな日から、もう1年が経ってしまった。

あっという間に過ぎたけれど、今日という日も最高だった。いまの私のとなりには最愛の恋人がいる。


ドイツへの出発前のこと


ドイツへの出発日が近づいていた頃、私はなぜドイツに行こうとしているのかと考えていた。

というのも、ドイツ前の予行としての韓国留学は居心地が良すぎたし、帰ってから半年間住んだ実家もまた居心地がよかった。

こんなにも居心地のいい場所をおいて、どうして私は遠くて文化も違う、言葉もロクに話せない国に行ってしまうのだろうと思った。

でもやっぱり、来てよかった。来ないと知れない幸せがここにはあったし、来ないと出会えなかった大切なひとたちがここにはいる。


ドイツに来て1年の記念日


それで、今日の私もあわただしかった。

正確に言えば、私があわただしいのではなくて、恋人があわただしいのだけど、最近は時間があったら一緒に行動しているから、今日の私もあわただしかった。

今日だけで3時間くらいは移動に使った。家と外を2往復した。

でも、あわただしさの中でも、今日という1日を祝うことができた。

一緒に出かけた買い物の途中、「今日でドイツに来て1年だった」と恋人に言ってみたら、「おめでとう!」と言ってくれた。彼がおめでとうと言ってくれると、その日はおめでたい日になる。

そんなわけで、今日は私のおめでたい、ドイツに来て1年の日だった。無事にビザを更新して、今日という日を迎えられてよかった。

1年を記念してなのかどうかはわからないけれど、途中で立ち寄った電気屋で、恋人がランプを買ってくれた。先日立ち寄った時に見つけたのだけど、お値段がかわいくなくてあきらめていた子だった。

このかわいいランプが、この先もこの日のことを思い出させてくれると思う。うちに仲間入りしてくれてありがとう。これからのドイツ生活を見守ってくれると思う。

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