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決断ができない

うつの症状の一つとして、決断力が著しく低下する傾向があります。私もそれに当てはまり、昔は自分でなんでも決断できたことが、今は決断一つすることも億劫で、不安で脳がパニックを起こし、結局どうしたらいいか分からず決断できないことがあります。
決断一つすることに吐き気がし、腹痛と頭痛に襲われ、手が冷たくなり、イライラと不安を感じます。困ったものです。

今日はリワークプログラムの初回相談をするかしないか考えていたらうつっぽくなってしまいました。今の環境や習慣をキープしながら治療に専念すべきか、リワークプログラムに入って治療をすべきか分からなくなってしまいました。これではダメだと思い、一旦置いといて寝ることにしました。30分くらい寝たら気分も落ち着いて冷え切ってしまった手足も暖かくなっていました。

その後は頭が少し冴えたのか、来週通院がありますので主治医にリワークを検討している旨を伝え、その上でクリニックでのカウンセリングがいつからスタートするのか聞いて、良い反応があれば初回面談を予約してみようと思いました。

最近本当に感じるのは全く自分で決断できなくなっていることです。決断する場面になると必ずと言っていいほどパニックになり身体の調子が悪くなってしまいます。どうしたらいいものか…。

それ以外は今日も比較的安定した日でした。朝散歩をし、朝食を食べ、掃除と洗濯を午前中に済ませました。その後も昼食を食べ、読書をし、昼寝をした後は気分転換に運動もしました。パニックになった以外は割と良い1日でした。
最近、運動し、寝る前に入浴すると朝までよく眠れるようです。
以前まで、寝つきが悪かったり、途中何回も目が覚めたり、朝4時など早く目が覚めることがありましたが、運動、入浴をすれば安眠できます。
身体が動く時はできるだけ積極的に上記に取り組もうと思います。

さて、先崎学さん著作の「うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間」について少しレビューをしたいと思います。この本は棋士の先崎学さんが、うつ病発症から寛解に向けてまでの約1年間を綴ったものです。

これから先は私の個人的な意見と感想になりますが、読んでいて、素直に先崎さんはラッキーだなぁと思いました。もちろん本人もうつ特有の辛い経験をされているのですが、第一にお兄さんが有名な精神科医という点です。うつ病発症から自殺防止のためにすぐに1ヶ月入院させられます。そこでは規則正しい生活を強いられ、強制的に休息させられます。それから退院後もうつを治すための指導を主治医やお兄さんから受けることになり、散歩をすること、図書館に行って本を読むこと、文章を書くことなどのアドバイスをもらいます。また、以前記事にも書きましたが、お兄さんから「うつは必ず治ります」と医師としては珍しく断言され、それが学さんにとっての励みになります。
私は勉強不足だというのもありましたが、今まであまりどうしたらいいか分からず薬と医師だけに頼ってうつの治療を受けていました。うつの治し方を根本的に理解しておらず、また指導も受けていなかったんですよね。
私も初めに入院してでもいいからきちんと休息を取って、規則正しい生活をしていたら治りが早かったのかなぁと、少し後悔してしまいました。

うつになり始めた時は、自殺未遂をして1週間だけ入院しました。でもその後合わない薬を1年間飲み続け、副作用でどんどんうつが悪化してしまったため、自己判断で断薬してしまいました。今では本当にバカなことをしたなと思いますが、当然ながらその後は離脱症状に悩まされ、ひどいめまいと手足の痺れ、そして太陽などの光を浴びると吐き気やめまいがして全く外に出られなくなってしまいました。座っているのも辛い状況でした。離脱症状は数ヶ月程度続きました。その後結局しばらく薬を飲まない生活をしていましたが、また自殺衝動が出て、(それでは死なないと分かっているのに)2階から飛び降りたことがきっかけで何種類もの薬を飲むことになってしまいました。仕事も辞めず働いていたので、悩みの種からも解放されず、どんどん悪くなっていきました。

端的に言うとうつの治し方を全く把握していなかったんですよね。周りもどうしたらいいか分からなかったのでしょう。周りも私も困惑していたと思います。

仕事を辞めてからも、特に何かできるわけでもなく、ベッドにずっといることしかできず、家の電気もつけず暗い部屋の中で横たわっていました。食事もとても摂れる状態ではなかったので、「あ、私このままだと餓死するかも」と思い、流石に頼らないようにしていたはずの母に思い切って電話して餓死するかもとだけ伝えました。母は私に、どうしたい?と訊いてきました。私は「しばらく寝ていたい」と告げたのを覚えています。
母はその後アメリカから飛んできてくれました。今思うと母が来てくれなかったら本当に餓死していたかもしれません。そう思うとゾッとします。

学さんはある程度回復したら最後は将棋を指すことでうつを治していきました。終盤になって将棋に対する情熱が綴ってあったのは文章に力があって読み応えがありました。最初は詰将棋も思うようにできなかった学さんですが、最後は将棋が彼に生きる活力を与えていました。その姿は素晴らしかったです。
この本は自分の過去を振り返り、自分を見つめ直し、うつという病気を改めて知るチャンスをくれました。そして、やっぱり情熱と諦めない心が最後は自分を救うのだと感じたのです。

3行ポジティブ日記:
・今日の夕飯のメインのおかずは鶏もも肉と大根とジャガイモの煮付けでした。味が濃すぎず薄すぎず本当に美味しかったです。
・食後にアイスの実 和梨味を食べたのですが、これがすごく美味しかった!正直食べる前はあまり体調が優れず、少し吐き気がしていたのですが、これを食べたら体調もスッキリしました。甘いものはなるべく控えた方がいいと言われていますが、たまに食べると元気が出ますね。
・新しい本を読み始めました。今度は寺田真理子さん著作の「うつの世界にさよならする100冊の本 本を読んでココロをちょっとラクにしよう」です。うつ病を治すために良いと思われる本を色々紹介してくださっているのですが、最初は写真集の紹介がありました。私は「写真集を読んで、綺麗な景色を見てエネルギーをもらいたい!」という気持ちになりました。夫に話したら今度一緒に近くの図書館に行こうということになりましたので、今からとても楽しみです。私は図書館が大好きなのです。それに久しぶりに夫と出かけられるのも楽しみです。

今日LINEのオープンチャットで自分を傷つけた人の悪口を言っている方がいました。人を傷つける奴は周りから嫌われて孤独に死んでいくんだなと言っていました。
私はそれを見てすごく悲しい気持ちになりました。誰かの孤独や死を望むことはよくないことだと思うのです。例えその人が悪い人でも。もちろん極悪人に対して恨むことはあると思います。例えば殺人を犯した人なんかは、被害者の遺族に恨まれることは当然だと思います。
ただ、自分の発する言葉は自分に返ってくるものだと私は思うのです。自分がどんなに良い行いをしていたとしても、どこか知らない間に相手を傷つけていることがあるはずです。絶対に人を傷つけない人間なんかいません。どこかで自分も悪口を言われているかもしれない。
本来、被害者だけでなく加害者もカウンセリングを受けるべきだと思います。その人達も病的、もしくは病気を患っている可能性が高いです。
だから、加害者にされたことと同じことをしてはいけないと思うのです。恨んでもいい、嫌ってもいい、ただ、悲しい言葉を言わないで…。

明日は祝日ですね。良い1日をお過ごしください。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

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