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第1話《どん底の人生》

アクセスいただき、ありがとうございます。


私は、kanaと申します。
《和装美容家》として着物の着付けやヘアメイク・和装コーディネートをする傍ら、《女性をサポートする》ための事業も展開しています。

現在、このように自分のやりたいことに自由にチャレンジをしながら、自分の人生を楽しんで生きていますが、数年前までは【どん底人生】でした。


*両親の不仲で居場所がなかった子供時代
*結婚生活22年の内、12年に渡り家庭内別居状態。
*買い物依存症のように高額な買い物を続けてしまった結果、借金を膨らませていった
*融資詐欺師に騙され、さらに借金が増える
*自己破産
*さらに洗脳詐欺師から洗脳を受けて友人をなくす
*着物着付け教室もうまくいかない
*ストレスから拒食症・ストレス性難聴等 様々な病との闘い。


真っ暗なトンネルの中にいるような人生でした。

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当時の私は、被害者意識が強く、完全な依存体質で、自己否定の塊でした。


「私がうまくいかないのは◯◯のせいだ。」
「何故、私だけがこんな思いをするのか。」
「誰か助けて」
「私なんて大嫌い」


と、いつも思っていたことを覚えています。


私が、どうやってそこから這い上がることが出来たのか?


何をしてもうまくいかなかった私が最後に辿り着いたのは、「うまくいかないことを人や何かのせいにするのをやめて、少しずつ自分の行動を変えること」でした。


それだけで、出会う人も起きる出来事も全てが変わったのです。


同じような経験のある皆さんに《希望の光》を届けたい。
何かヒントになれば嬉しいな、という思いから、私の話しをさせていただきます。


興味がある方は、是非、読んでください。


【淋しかった子供時代】


私の両親は公務員でした。金銭的には、ある程度裕福な方だったと思います。
でも、共働きで両親はいつも家にいない。
仲が悪く、いつも喧嘩。厳しすぎる躾。
いつも淋しい思いをしていたのが、最初の記憶です。


運動会や発表会も来てくれないことが多かった。


本当は「来て!」と言いたかったけど、それを伝えてしまうと両親が悲しむ。
だから、その言葉を呑み込み、平気そうに振る舞っていました。


学校に通うようになると、その淋しさが怒りに変わり、親に、学校に反発するようになっていきました。
親を困らせるようなことを沢山しました。
でもどこかで、そんな自分が周りからどう見られているのか気になってしまう。


自分の本当の気持ちがわからなくて、自分のことが大嫌いになっていきました。


「誰か助けて!」


と、いつも心の中で叫んでいました。


この頃から、私の自己否定と依存体質が始まりました。

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【家庭内別居と借金問題】


心の葛藤が解決しないまま、「安定した生活」と「心の安らぎ」を求め、28歳の時に結婚。
二人の息子に恵まれましたが、私の中には満たされない淋しさがありました。


若い頃から、行き場のない感情を埋めるために高額の買い物を続け、自分で作ってしまった借金がありました。
それは、結婚してからも治まることはなく、借金は増える一方でした。


仕事もやめ、自分一人では返済が難しくなってきた頃に、融資詐欺に騙され、さらに借金を増やしてしまったのです。
追い詰められ、旦那に相談するとも「俺には関係ない。」
と突き放され、行き着いた先が自己破産。


着物着付け教室もうまくいっていなかったので、パートを見つけては働き続けました。


全て自分が招いたことなのですが、その頃の私は全てが他人のせいでした。


「両親が悪い」
「旦那が悪い」


この借金問題が大きな要因となり、家庭内別居が始まりました。


一度、旦那と本音で向き合おうと、泣きながら今までのこと、寂しかったこと等を伝えてみましたが、
「お前はそんな弱い奴じゃないだろう。そんな演技はいらないんだよ!」
と、全否定され、そこからは、旦那に心を開くことはなくなり、旦那への拒絶 しかありませんでした。

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【両親の不仲に病気、うまくいかない着付けの仕事】


私が結婚した後も、実家の両親は相変わらず仲が悪く、その皺寄せが いつも私にきていました。


母からの父への文句・愚痴。
両親の喧嘩。
親戚からの「あなたが何とかしてあげて」という重圧。
当時の旦那からは「お前の家の揉め事に、俺を巻き込むな」と突き放され、幼い息子二人を抱え、孤独に押し潰されそうになっていた私は、気付けば拒食症、さらにはストレス性難聴になり、その病と何年も闘うことになりました。


さらに、着物着付け教室も なかなか生徒が集まらず、大好きな着物に触れる機会もどんどんなくなっていきました。


そして、そんな中、人生で最も辛く、友人全てをなくすきっかけとなった「洗脳詐欺師」に引っ掛かってしまったのです。


洗脳詐欺師の経験と、それによって人生のどん底に陥った自分、そして、そこから這い上がるきっかけとなった ある会社社長との出会いについて、第2話で話しをさせていただきます。


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■第1話 《どん底の人生》
■第2話 《人生最悪の出来事》
■第3話 《ゴミ拾いが人生を変えた!?》




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