ももの子たろう(小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.106
大川悦生(著) ポプラ社
ももたろうのお話です、それ以上でもそれ以下でもなく。
面白いなと思ったのは、比較的昔の言葉を使っている絵本なのです。
「まんが日本むかし話」で語り部が使ってくるような、そんな昔の言葉で綴られています。話の内容自体はとっくの昔に知っている子供でも、この語り口だと新鮮に感じるかもしれません。我が子は
知ってるし、つまんない
という顔で聞いてました(苦笑)。
保育園時代、ももたろうの寸劇みたいなものをやっていた我が子、キジ役でした。
桃太郎が5人、鬼も5人、おじいさんとおばあさんも3人ずつ、みたいな現代版ももたろうになっていて、キジ役も3人、きびだんごは一体いくつ必要なのだろうかと、保育園の苦労がよくわかる(苦笑)配役と内容になっていました。
その発表会が原因だったのか不明ですが、発表会の翌週保育園でインフルエンザが大流行し、クラスの半分が発熱で休み、先生たちが雑巾と消毒液でひたすら消毒していた姿を思い出します。我が子は幸いインフルエンザにならず(なっていたのかもしれませんが予防接種をしていたお陰で何事も起きず)済みましたが、発熱した子とその親にとってはあまり良い思い出にはなっていないかもしれません…。
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