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めっきらもっきら どおんどん(小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.99

めっきらもっきらどおんどん

長谷川摂子(著) 福音館書店

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めっきらもっきら どおんどん

という呪文のような言葉を歌にして歌っていた、カンタくん。その言葉で不思議な世界に迷い込みます。その世界に住んでいる「もんもんびゃっこ」「しっかかもっかか」「おたからまんちん」と仲良くなり、時が経つのも忘れて思いっきり遊ぶカンタ。しかし夜になってみんなが寝てしまい、さみしくなったカンタはある言葉を言うと…というお話。

この本は、くもんの推薦図書2020年度版に掲載されていた本です。不思議なタイトルだなと思って読み聞かせしました。不思議なタイトルなのに、出てくるもんもんびゃっこの姿はキツネのお面をかぶっていたり、昭和時代を感じさせる懐かしさがあります。今の子供はお祭りの露店でキツネのお面なんて買わないし、見たことがない子も多いのではないかと思うので、大人は懐かしさを、子供は新鮮さを感じるかもしれないなと思います。

選書のチョイスが相変わらず良いなと、くもんに対して思ってしまいました。さすがです(素人が言うな、と言われそうですが)。

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