【エッセイ】【#新生活をたのしく】「2022年春、主として10代(中高生、大学生)に伝えたい想い(その1。紀野紗良さんという「唯一無二の努力の天才」に願うこと、前編)。」

 はじめに

 2022年、あと2日で新年度です。
 今年、自分自身、「書くことで生きていく」新生活を始めました。
 いまの自分の立場は、感覚的には「フリーライターの卵」でしょうか。
 正直、うまく言葉に落とし込めないけど、新しい一歩を踏み出せるまで、イメージよりは2年ほど遅くなってしまいました。まあ、いろいろと重なってしまい、結果的にこの2022年に、新しい一歩をスタートさせた感じです。

 いまの自分は、「卵」という言葉が外れるようになりたい。
 それはいつのときになるかなと。いま、自分の実年齢は「37歳」ですけど、「40歳」のときに、「卵」という言葉が、完全にでなくても、
 「卵からは、ほぼ脱却できつつあるかな。」
といえるような感じにできるとより望ましいなあと、自分の中ではそのようなイメージでいます。


 「書くことで、生きていく。」
 この道に辿り着くまでには、いろいろと紆余曲折がありました。
 というか、これから歩む道も、自分の中では正直「厳しい道」の感覚です。
 だけど、この想いは絶対に諦めない。何故ならば、自分には「叶えたい景色」「観たい景色」があるから!と。
 そう、いまいえることは、自分の強い「想い」として、
 「『社会をよりよくしようとする人間』を、『志に向かって生きる人間』を、『応援できる』人間でありたい。」
 だから、最終的に「書くことで生きていく」道を歩むことにしました。


 こうして、noteを開設させて頂いたのが、「2022年2月1日」です。
 そう、自分が大好きな一つ、「プロ野球のキャンプイン」に意識的に合わせました。
 日本の場合、年度初めは「4月1日から」です。
 でも自分の中では、子ども時代から、「心のサイクル」は「2月1日、野球のキャンプインから」が強くありました。
 で、3月下旬の「プロ野球のペナントレース開幕」。ここで「心のスイッチが入る」。
 いまでは、「野球」と「バスケットボール」という「2つの基軸」ができて、この2つはオンシーズンがあまり重ならないですので、「1年間続けて、どちらかのオンシーズンがある」という感じになってますけど。

 自分が歩んできた道は、これまでも「回り道」が多くありました。
 「回り道」が多くあった自分が、こうして「書くこと」に辿り着いたのは、
 「東日本大震災(の復興支援活動)」「ラブライブ(をきっかけのオタク活動)」
 この2つを通しての「出会い」「学び」が、心の基礎になっています。
 そもそも震災の復興支援活動は、実は当時、「再び大学に入り直す」(通信制ですけど)ことから始まっていました。そういった話は、今後おいおい機会を持てたときに、徐々に綴っていければと思ってますけど。


 で、今回、noteを開設させて頂いて2か月弱。
 自分にとって初めての「エッセイ」のエントリー記事です。
 「エッセイ」の第1回。今回のテーマは「#新生活をたのしく~10代(中高生、大学生)に伝えたいこと~」です。
 「10代の子どもに伝えたいこと」をテーマにしますのは、

 (1)自分がもともと「子どもが大好き」だから。高校3年生~2回の大学時代では、教員志望でした(教員にはなれなかったですけど)。
 (2)どの時期に大きく成長できるかは個人差が大きいけど、特に「中学生~大学生」は、「どこかの時期で何かのきっかけで、一気にポーンと伸びる」時期がある、その「ポーンと伸びる」時期こそが、子どもの可能性を一気に輝かせる時期である、と強く考えるからです。

 これが大きな理由です。で、今回はこれを、「ある一人の人物」を切り口として、そこから綴らせて頂こうと思ってます。
 「ある一人の人物」。その人物とは、

 「紀野紗良さん」(2019年~2022年の3年間、TBS系列のクイズ番組『東大王』で活躍の才媛。人呼んで『閃きのスペシャリスト』。東大王からは先日に卒業した一方で、今春からは東大の修士課程に進学とのこと。北海道出身の「地方の星」でもある。)

 です。では、今回の執筆を始めさせて頂きます。


 なぜ自分は、「紀野紗良さん」に惹かれるのか

 今回、「#新生活をたのしく」というか、「#10代に伝えたいこと」がテーマのエッセイで、なぜ自分は「紀野紗良さん」を取り上げる(切り口にする)ことにしたのか。
 理由はいくつかありますが、最大の理由は

 「紀野紗良さんが持っている資質能力が『唯一無二』であるから。でもその唯一無二さは、参考にしづらい先天性も含まれているけど、唯一無二さを構成するうちの後天性の部分は、いまの10代(中高生、大学生)の参考になり得るのでは?と考えるから。」

 です。それがどういうことかは、後述で言及していきますけど、紀野さんの資質能力の中でも、
 「紀野紗良さんの資質能力の『最大の特筆』として、『努力の天才』であること。」
 これが特に素敵であると映るんですよね。

 では、執筆を進めます。




 今回、こうして紀野さんを取り上げますのは、2つの参考文献を基にしています。

 ・『成績が上がる魔法の習慣』(2021年11月に上梓した、紀野さんの初の著書。今回のメインの参考文献。「勉強法」「生き方」の一つの参考資料として有意義と映る。)
 ・『QUIZ JAPAN vol.11』(今回の参考文献の一つ。「58頁~69頁」が、紀野紗良さんのインタビュー記事です。時期的には「東大王へのデビュー直後」です。)




 2019年4月24日。紀野紗良さん、「東大王」デビューのときの、自分のツイートです(ツイート自体は時間の関係で翌日でしたけど)。「6連投」という形で、一連のツイートをしています。

 第一印象で、自分が紀野さんに強く感じたのは、
 「天は紀野さんに、何物を授けたのか。」
 これが正直な感覚でした。もう、「とてつもない衝撃」でした。

 実は自分自身、いままでの人生で、これは「社会貢献絡みでの出会い」とか、「子ども時代での出会い」とかを含めて、リアルにいろいろと「すごい人間」「ぶっ飛んでる人間」に出会ってきました。まあ自分はそういった人間に対して、専ら「乗っからせて頂く」立場であった訳ですが…。
 (そういった、自分が出会ってきた人間のことは、今後機会があるときにおいおい、この「エッセイ」で言及させて頂こうと思ってますけど。)

 ですけど、映像越しとはいえ、第一印象での紀野さんは、自分にとっては(言葉にうまく落とし込めないのがもどかしいですけど)「とてつもない衝撃」だったんですよ。


 よく、紀野さんの特徴についての言及においては、
 「容姿がかわいい」
 ことが挙げられてます。確かにそうです、紀野さんの容姿は「超絶レベルのかわいらしさ」です。




 いま、リンク添付させて頂いたのは、自分が、「最も『かわいい』と映っているアニメ・ゲームキャラ」の「2トップ」です。

 [動画1枚目]「カレンチャン」(『ウマ娘』。公式での性格設定は「カワイイの権化」。短距離を得意としており「育てやすい」ことが特徴で、「初心者御用達」キャラの一人。彼女のファンは「お兄ちゃん」と称される。ちなみに史実でも牝馬[女性]で、3月31日が誕生日です。)
 [動画2枚目」「川咲さくら」(『IDOLY PRIDE』。歌がうまく、天真爛漫な性格。ミディアムの髪のツインテールが特徴。心臓移植を経てアイドルを志す少女。)

 いずれも実は昨年、つまり「2021年」に出会ったアニメ・ゲームキャラです。「アニメ・ゲームキャラ」ですので、「2次元の存在」になります。
 「カレンチャン」も「川咲さくら」も、容姿のみならず、あらゆる意味で「かわいい」です。実際に自分は、2人共に当該作品での「最推しキャラ」です。
 ですけど「2次元」、つまり「創作の世界」「空想の世界」なんですよね。『ウマ娘』は史実を基にしてますけど、性格設定は「色を付けてる」感じですので、結局は「こうであって欲しい」が少なからず投影されての結果になってしまう。

 それに対して、紀野さんは「実在の人間」「生身の人間」、つまり「3次元の存在」です。
 何がすごいって、「3次元の存在」で、まず容姿が「超絶かわいい」ことです。でも紀野さんのすごさの本質は、その「かわいい」が容姿だけではないことです(「かわいいは正義」ということでは、「カレンチャン」「川咲さくら」にもいえることではありますけど)、そういったことは後述で改めて言及させて頂きますけど。


 で、話を、紀野さんの第一印象での「とてつもない衝撃」に戻します。

 『東大王』には、何人もの「スター選手」がいます。正直述べれば、紀野さんよりも「スター性」「カリスマ性」「オーラ」「元来の頭脳」で上回る人間は、何人もいます。
 その一人として、(紀野さん自身が「憧れ、目標の存在」と公言している)鈴木光さんがいます。自分も、紀野さんと共に、鈴木さんも好きな一人です。「スター性」「オーラ」「元来の頭脳」、正直そういった部分では鈴木さんが圧倒していると映りますし、何よりあらゆる意味で「美しい」。

 でも正直自分は、我ながら不思議なことに、紀野さんに第一印象からずっと惹かれ続けてきました。
 最初の衝撃として、「小学校6年間で読書量が1000冊以上」!
 もうまず、この時点で「神童」ですし、その「好奇心」がすごい。
 でも、自分が第一印象で惹かれた理由は、「6年間で1000冊以上」なこと以外にもあります。

 特に自分が心を惹かれたのは、紀野さんが本を読むときの「まなざし」です。
 そこに、いい意味で「打算」がない。紀野さんの「真摯な気持ち」「素直な気持ち」が、映像越しでだけど、とても伝わること
 ああ、この人は「ものが違う」なあと。この想いは、回を(時間を)重ねる過程で、だんだん確信へと変わっていきました。


 ですけど、なぜ、自分は紀野さんに、心を惹かれ続けるのだろう?鈴木さんにも心を惹かれるけど、よりむしろ紀野さんにこそ、心を惹かれるのはなぜ?と。
 なぜ?の正体を、言葉に落とし込めない、漠然とした感覚のまま。このことに、ずっともどかしさを抱き続けてきました。
 理由の大きな一つとして、

 「『東大王』自体が、自分が住む関西地域では他地域に比して断片的な放送回数にとどまっていたこと。」
 (加えて、放送曜日である水曜日は、野球に加えてバスケットボールがある。これも『断片的な視聴』に拍車をかけてしまった。)

 これがあります。この理由は、東大王の枠である「水曜日19:00~20:54」は、「ローカルセールス枠」の設定であるから。関西地域は、MBSの独自制作番組である『魔法のレストラン』の枠であることが大きいです。
 これに加えて、2021年春以降は、紀野さん自身が学業を理由に、出場機会が徐々に減少傾向になっていったことも、理由の一つです。


 自分が小学生時代に出会った、一人の「天才少女」

 少し、紀野さんのことから話題を脱線させて、自分自身の子ども時代に出会った、ある一人の少女のことを話します。

 小学生時代、自分は3年間、「浜学園」という大手進学塾に通っていました。関西圏、とりわけ当時住んでいた阪神間地域(自分は西宮でした)では、その名を轟かせていた大手進学塾です。
 いま、西宮北口は、「『阪神・淡路大震災』の『復興の象徴的な場所』」になっていますけど、当時の西宮北口は「浜学園」と「アップ教育企画」の「企業城下町」でした(いまでもこの2つは、塾の拠点が置かれています。ですので「関西の塾銀座」とも呼ばれています)。


 その、浜学園。自分の代では、「絶対女王」と呼ばれていた一人の少女がいました。その少女の立ち位置はというと、

 「月1回の公開テストがあるけど、『女子では学年1位』は彼女の『指定席』。それどころか、年に数回『総合での学年1位』を獲る。」
 (当時の浜学園では、成績上位者は「張り出し」であったので、「女子では学年1位」の指定席であった彼女は、塾内での「スーパースター」でした。)

 当時、自分の所属クラスは「真ん中やや下」でしたけど、社会だけは突出してできたので、週1回の「社会特訓」では「最上位のクラス」でした。ですので、その「絶対女王」とも同じクラスでした。
 もうねえ、オーラがすごいんですよ。最上位のクラスの中でも、一人だけオーラが圧倒的に違う。これが「天才少女」なのかと。
 当然のように真っ先に挙手して、当然のようにさらりと答える。
 「天才の中の天才」、自分の中で彼女は、そのような存在でした。

 彼女の第1志望校は「神戸女学院」でした。で、結果は「神戸女学院にトップ合格」。子ども心に「まあ彼女ならば、当然だよね」と。
 (ちなみに自分の結果は「第3志望校」でした。大学受験でも「現役での進学だけど、第3志望校」でしたけど。)
 ここまででならば、「天才少女」の話です。でも驚いたのは、その先があります。


 彼女のその後は、驚く形で知ることになりました。
 第3志望校に進学した自分は、実はなじめるまで1年近くを要しました。ようやくなじみ始めての、大学1年生の3月末。ある大手予備校の新聞広告。
 その「絶対女王」は、「一浪しての、大阪大学医学部への進学」とあるのです。

 「あの絶対女王が『挫折』を経験したんだ…。」
 それは正直、自分の中ではとても大きな衝撃でした。
 後で聞くと、彼女が浪人になったのは、現役時代に数学で失敗した(いわゆる「事故った」)からとのことです。どうしても彼女は医師になりたくて、それで一浪したと。

 それと共に、自分は不思議と「ほっとした」という感覚を持ちました。
 どういうことかというと、「あの絶対女王でも挫折があるんだ、自分だけじゃないんだ」と。それが、自分の心を、それまでよりも「前向きな心」にさせてくれたのです。
 いま、彼女がどうしているのかは、自分は知りません。でも、彼女が、彼女の中での理想の医療を追い求めていると素敵だなあ…、と正直願うのです。
 自分の中では、彼女は「スーパースター」のままなのです。彼女と直接話せたことは、ほぼなかったも同然ですけど、少しの間でも彼女と同じ教室で学べたことは、自分の「人生の誇り」の一つですので。


 この時点で、既に長くなっています。話を紀野さんのことに戻しますけど、(その2)は、まず「紀野さんのことの後編」に充てようと思います。


 【エッセイ#1A】【社会貢献#1A】

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