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ヨガ講師◁心身の調子を崩し休職◁ソーシャルベンチャーに新卒入社 / 書きたいことを、書…

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ヨガ講師◁心身の調子を崩し休職◁ソーシャルベンチャーに新卒入社 / 書きたいことを、書きたい時に書く、自分のためのnote。/ Like: ヨガ, ヨガ哲学, ひとりカフェ時間, podcast, 書くこと

最近の記事

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命、繋がり、宇宙

仰向けに寝転がり、目を閉じ、全身の力を抜く。 「私」を消してゆく。 うつ病の私、母親を亡くした私、将来を模索中の私… 「私」を「私」たらしめている全ての事柄を忘れ、ただ身体という物質を重力に預ける。植物のように静かに呼吸をする。 私が酸素を吸い、二酸化炭素を吐く。あなたも酸素を吸い、二酸化炭素を吐く。 もう誰が吐いたものか分からなくなった二酸化炭素を、道路の脇に生える小さな花や、老夫婦のお庭ですくすく伸びたオリーブの木が吸う。そして酸素を吐く。 どの植物が吐いたか分

    • ヨガ講師 成長日記🌱

      ヨガ講師デビューをして5日目。 我ながら、圧倒的ほやほや! レッスンをしたり、準備をしたりする中で たくさんの学びや課題があるので それを記録に残していこうと思います。 ゆる〜りと。 興味のある方にだけ読んで頂けたらなと思い 僭越ですが有料にさせて頂きます。 今回のテーマは、 「シークエンス作りが大変!なので、やり方を変えてみよう。」

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      • 痛みの記憶

        「あのね、同じ苦しみは再生されないから、大丈夫だよ。」 あの時感じた痛烈な痛み もう乗り越えた、と思っているけれど 心の奥底ではまだずっと痛くて また同じことが起きたらと想像したら怖くて怖くて だから二度と同じことが起きないようにと あなたはたくさんの工夫をしながら生きている その全てに気がついた時 あなたはあなた自身にどんな言葉をかけるだろうか 私はあなたにこんな言葉をかけたい 「あのね、同じ苦しみは再生されないから、大丈夫だよ。」 似たようなことはま

        • 私がヨガインストラクターになる理由

          私は今、ヨガインストラクターを目指して養成スクールに通っています。5か月間におよぶスクールも残り1か月になりました。 指導の練習が本格的に始まったことで、「誰に向けたどんなクラスを創りたいのか?」「私はヨガを通して何を伝えたいのだろうか?」と考える機会が増えました。 それは結局、根本的には「なぜ私は、ヨガインストラクターになるのか?」という問いです。その答えはインストラクターになる決心をした時からずっと直感レベルでは分かっていたのですが、最近やっと言葉として整理出来てきた

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        命、繋がり、宇宙

          「なぜ私はヨガ講師になるのか?」 という問いに対して、これまで直感レベルだったことがこの週末にかなり脳内で言語化されてきた。 きっとこの原点は教え始めてから大事になってくるはずなので、今月中にnoteに記録するぞ、とここに宣言。 (RYT200取得の5ヶ月、今日で折返し)

          「なぜ私はヨガ講師になるのか?」 という問いに対して、これまで直感レベルだったことがこの週末にかなり脳内で言語化されてきた。 きっとこの原点は教え始めてから大事になってくるはずなので、今月中にnoteに記録するぞ、とここに宣言。 (RYT200取得の5ヶ月、今日で折返し)

          自然と私とあなたと。

          秋の夕暮れ時。 砂浜のうえにヨガマットを敷いて、寝転がる。 目の前には鮮やかな青色をした海がどこまでも続いている。 目を閉じる。波の音と、気持ちのいい浜風と、海の香りに全身が包まれる。 鼻から大きく息を吸うと、少し冷たくい浜風がからだの中に入って来て、鼻の奥で海の香りを感じる。からだ中が海の空気で満たされる。 夕日が美しく沈んでいく中で、ヨガをする。 三角のポーズのときに空を見上げると、淡いピンク色をした綿みたいな雲が浮いている。 戦士のポーズ2をとるとき、目線

          自然と私とあなたと。

          記憶について

          最近、いろいろなヨガのクラスに通っている。 今日受けたのは「ディープリラクゼーションヨガ」というクラス。ほとんど身体は動かさず、寝た状態に少し捻りを加えた様々なポーズをとるのだが、一つのポーズに5分以上留まってとにかく身体の感覚に意識を集中させるというものだった。 頭は半分寝てるくらいのぼんやりとした感覚で、どんどんリラックス状態に入っていった。すると途中、不思議なことに色々な「懐かしい景色」が頭に浮かんできた。地元横浜の元実家の近くの坂道とか、2年前仕事でよく通っていた

          記憶について

          夏の夜。ひのよーーじんっ。

          木曜日の夜9時過ぎ。キッチンでハーブティーを淹れていたら、ベランダの外から「カン・カン」という音が聞こえた。1回目は特に気に留めず聞き流したが、5秒ほどすると2回目の「カン・カン」が。 なんだかこの音、聞き覚えがあるような感じがしないでもない。3回目の「カン・カン」がなった時には、これってもしかして、と思って急いでベランダに出ると、蛍光色のベストを着てご老人7人ほどが列をなして歩いていた。やっぱり、火の用心だった! 火の用心の隊列をみたのは、この音を聞いたのは、何年ぶりだ

          夏の夜。ひのよーーじんっ。

          揺らぐことの弱さ、美しさ

          自分の中にダブルスタンダードがあることを受け止めること。 ダブルスタンダードの中で揺れ動く自分を静かに眺めること。確信しているふりをしないこと。 できればそんな自分を、目の前の相手に素直に打ち明けること。 相手にも揺らぎがあることを、外側から優しく包み込むこと。「ハッキリしなよ!」なんて言って、せっかちに相手の揺らぎを潰さないこと。 そして社会にもダブルスタンダードが溢れていることを知ること。 絶対的な答えを社会の潮流や〇〇主義に安易に求めないこと。 彼らの揺らぎ

          揺らぐことの弱さ、美しさ

          うつ病の私を支えた男飯

          私は昨年10月末に、うつ状態と身体表現性障害と診断され休職を開始した。初診時はうつ状態(=うつ病の一歩手前)だったが、その後「うつ病」に発展していった。 うつ病になると、とにかく何のやる気も起きない。ワンルームの部屋でベッドに寝っ転がり、永遠にゲームをするかyoutubeを眺め続けながら同棲している彼氏の帰りを待つ。立ち上がる気力もないので、トイレもギリギリまで行かない。なんなら寝返りも面倒くさい。 そんな、0%まで落ち切ったエネルギーを貯めるには「とにかく食事と睡眠だ」

          うつ病の私を支えた男飯

          「ばぁば死んじゃったねぇ」って言ってくれてありがとう。

          私は2021年の年末に母を亡くした。 あまりに突然で、咀嚼することもできず、寂しさや後悔や虚無感でまともに寝られない日々が続いた。 当時私は福岡で一人暮らしをしていたが、とてもワンルームの部屋に1人で戻れる心の状態ではなかったため、しばらく埼玉の姉家族の家に住ませてもらった。 姉と、義兄と、当時3歳の甥っ子と、0歳の姪っ子の4人家族。私にとって初めての「こどものいる日常」が始まった。 甥っ子は、「あいあい!」と元気に私の名前を呼んで遊びに誘ってくれる。積み木やプラレー

          「ばぁば死んじゃったねぇ」って言ってくれてありがとう。

          天国の高橋っちと、私たちの物語。

          2023.3.15 これは私が大学4年生の時(2020年の夏)に書いて、下書きにしまっていた文章です。約3年が経ち、今なら公開できると思ったので、ほとんど当時書いたまま公開します。 私の人生、いや、私たち家族を語るときに欠かすことの出来ない人物「高橋っち」についての物語りです。(6000字越えの大作です。) ****** 高橋っちは神奈川県の大和に住んでいた。昨年の夏に癌で亡くなった。60代だった。10年以上も一緒にいたが、正確な年齢を私は知らない。 高橋っちが亡く

          天国の高橋っちと、私たちの物語。

          生の世界と死の世界

          *少しナイーブな内容なので、不安な方は読まないでください。 福岡のとある浜辺で、殺人事件が起きた。 被害者は福岡在住の無職20代男性で、加害者は大阪在住の男子高校生だそうだ。 2人はSNSで自殺仲間を募る書き込みで知り合い、男子高校生が新幹線で福岡まで来たらしい。 事件後、高校生は福岡の夜道で警察に未成年として補導され、迎えにきた母親と共に大阪の自宅に一度帰った。その後、警察があれこれ調べた結果、事件の犯人と判り逮捕されたらしい。 高校生が「一緒に死ぬつもりだった」と

          生の世界と死の世界

          お散歩の世界へようこそ

          2023.3.7(火) サムネは、今日の満月です🌕 先日温泉で体重を量ったら、この半年で7キロも減っていた…!体力を取り戻すために、食べること、散歩をすること、の2つをなるべく頑張ることにした。 これまでは最寄り駅に行くのもカフェに行くのも自転車だったが、体調が良い日は片道30分くらいの距離だったら歩くようにしている。 自転車と歩くのとでは、まずスピードが違う。当然、目に入って来る情報量が全然違ってくる。 それに、自転車だとなぜか、目的地までいつも同じ道を走るのだが

          お散歩の世界へようこそ

          若者のココロを支える本屋の店主

          2023.3.5(日) 昨日、会社の先輩がはじめた朝食フレンチにいったあと、気になっていた本屋に立ち寄った。(以前一度入ったのだが、時間が無くてすぐに出た) 本屋の隣には最近OPENした人気飲食店があり、若い人たちが行列をなしていた。 そのためだろう。本屋のドアには「待ち時間の暇つぶしはご遠慮ください」という内容の手書きの貼り紙がしてあった。 入店すると、アルコール消毒のところに、「撮影禁止 本は撮るものではなく、読むものです」といった貼り紙も。 レジの奥には店主

          若者のココロを支える本屋の店主

          私の妹、蘭ちゃんの存在

          2023.03.01 今日は「書きたい気分」なので、2本連続投稿。 ********* 蘭ちゃんは、私が生きる理由。 私は突然交通事故で死んではいけない。蘭ちゃんを一人残すことになるから。 半年前に私の鬱状態がピークだった時。 「消えたい」と何度も思ったけど、「死にたい」とは思わなかった。 だってこの世に蘭ちゃんがいるから。 ********** 蘭ちゃんと私は3つ違いで、小さいころは良く喧嘩した。ティッシュ箱やリモコンが宙を舞うことも割とあったけど、基本は口喧

          私の妹、蘭ちゃんの存在