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ヨガ講師@福岡•オンライン ◁心身の調子を崩し休職◁ソーシャルベンチャーに新卒入社 …

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ヨガ講師@福岡•オンライン ◁心身の調子を崩し休職◁ソーシャルベンチャーに新卒入社 書きたいことを、書きたい時に書く、自分のためのnote。 Like: ヨガ, ヨガ哲学, ひとりカフェ時間, podcast, 書くこと

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私がヨガインストラクターになる理由

私は今、ヨガインストラクターを目指して養成スクールに通っています。5か月間におよぶスクールも残り1か月になりました。 指導の練習が本格的に始まったことで、「誰に向けたどんなクラスを創りたいのか?」「私はヨガを通して何を伝えたいのだろうか?」と考える機会が増えました。 それは結局、根本的には「なぜ私は、ヨガインストラクターになるのか?」という問いです。その答えはインストラクターになる決心をした時からずっと直感レベルでは分かっていたのですが、最近やっと言葉として整理出来てきた

    • さよなら箱崎

      昨日、引越した。 3年間を過ごした1Kのお部屋とのお別れはかなり寂しかった。 働いていた頃は寝に帰って来てたなぁ 引きこもってた頃は一日中天井眺めてたなぁ ヨガにハマってからは毎日この狭いスペースで太陽礼拝してたなぁ と色々思い出して、最後の夜ベッドの中で胸がきゅーんってなった。 箱崎の町とのお別れも寂しかった。 3年間で、この町が大好きになった。 今日午前中に退去の立ち会いを済ませた後、すぐに電車に乗って去るのも物惜しかったので、「そうだ、箱崎に浸る日にしよう」と

      • 東京日記②成長したマグロ

        「愛、なんかやりたいんでしょ。そろそろ動き出したいんでしょ。 私は愛のこと尊敬してるんだから。愛の能力知ってるから! 皆に『ちゃんと社会人やっててすごいすごい』って言って謙虚になってるけど、自分だって頑張れるでしょ! 愛はどうせマグロだよ。でも前と違って止まる能力を身に着けたマグロだから!大丈夫! 頑張れ!!」 ぼちぼち考えるって言ってる私に、「ゆっくりでいいよ」じゃなくて「そろそろ頑張りな」って言ってくる友達はあなたくらいだよ。 ありがとね。 おかげでスイッチ入

        • 東京日記①世界と繋がるしごと

          このオッサン、御年68歳。 歯はほぼない。 私が分けてあげた黒糖かりんとうはギリギリ噛めてた。 新宿の都庁のすぐ近くに一人で住んでいて、もう何年も家の近くのスーパーで夜勤をしている。 それ以外にも仕事はしている。 15年以上前に音楽関係の会社を立ち上げたが、リーマンショックの影響をもろに受けて倒産しかけた。社員がいなくなった今も、ひとりで細々と続けている。 素晴らしいアーティストの音楽を、世界中に配信する仕事なんだといつも誇らしげに語る。 (ちなみに同じ時期に妻と娘三人

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        私がヨガインストラクターになる理由

          Happy Birthday!

          今日は愛しのママの誕生日🎂 二年前の今日は、ママが亡くなって初めての誕生日で 数日前からそわそわして 当日はやはり情緒不安定になって 隣の人に八つ当たりしてしまった 去年の今日は、かなり心も落ち着いて 55歳おめでとう~♡ってハッピーに祝えた 亡くなってから二年半以上が経った最近 ママのことを思い出さない日の方が多くなった。(ごめんねまあちゃん♡) ママが生きていた頃の記憶に、もう手触り感がほとんどない。 そのことに対して悲しいとかは別になく、時間と記憶っ

          Happy Birthday!

          生活の記録

          洋なしじゃなくて桃に変えて マーガリンと生クリームはやめにした 一回ペンを置いたけど やっぱりちょっと贅沢しようと ビールと大福もちも付け足した もちろん一ずつだけ たまたまカメラロールから出てきたこの写真、ママが生きていた頃の生活の様子がたくさん記録されてる 節約、甘党、ひき肉と厚揚げと小松菜の炒め物、マイブームのもずく、たまに飲むお酒、毎日飲む豆乳(棺の中にも豆乳入れた)、次女に頼むおつかい、ポテトが大好きな三女 「生活」っていう字面の生々しさが好き 「セイカツ

          生活の記録

          二十五歳、夏

          歯医者で「甘いものを食べる回数を減らしましょう」と言われたその足で近所のパン屋に行き、甘いパンを二つ選んだ。 二階のイートインスペースでカウンター席に座る。隣には学生にみえるカップルと主婦にみえる女性、後ろのテーブル席にはおばあちゃん二人組。 ここのメロンパンは手でぎゅっと握り潰せてしまうくらい柔らかい。一昨日食べたコンビニのメロンパンは、固くてずっしりしてた。 ツイストされた縦長のきなこドーナツは、端と端を食べると絡まりがほどけて、二本の棒に分解された。お会計の時にレ

          二十五歳、夏

          これさえあれば

          年齢というラベルが剥がれ落ち 魂でつながる瞬間 何十も歳上の人が 愛おしくてたまらなくなる時がある 普段はお肉と皮膚で覆われていて 年齢や肩書きなどいろんなラベルをぶら下げている私たち それらがふいに目の前の人から剥がれ落ち 心だけがそこに残って それはとってもピュアで 生まれたての赤ちゃんの輝きとまったく同じくらいにピュアで わー、一緒だ。 私もこの人も、みんな、一緒だ。 って思い 愛おしくて仕方がなくなり 泣きそうになる たまに本当に泣く

          これさえあれば

          能登半島チャリティーヨガの記録

          福岡のヨガ講師の先輩方にお声がけいただき、5/19(日)に能登半島地震支援のチャリティーヨガを行いました。 4人のインストラクターが順番にヨガをお届けするリレー形式で、私は一番最後にのリラックス瞑想を担当しました。 感じたことを記録に残したいと思います。 当日はお天気に恵まれて、上を見上げれば青空。緑に囲まれながらおこなう呼吸はいつもより開放的で、足の裏で感じる土の柔らかさも心地よかったです。 日曜日の午前中に公園に集う人達の表情はなんだかホカホカしていて、子供からお

          能登半島チャリティーヨガの記録

          ヨガ講師 成長日記🌱

          ヨガ講師デビューをして5日目。 我ながら、圧倒的ほやほや! レッスンをしたり、準備をしたりする中で たくさんの学びや課題があるので それを記録に残していこうと思います。 ゆる〜りと。 興味のある方にだけ読んで頂けたらなと思い 僭越ですが有料にさせて頂きます。 今回のテーマは、 「シークエンス作りが大変!なので、やり方を変えてみよう。」

          ¥100

          ヨガ講師 成長日記🌱

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          痛みの記憶

          「あのね、同じ苦しみは再生されないから、大丈夫だよ。」 あの時感じた痛烈な痛み もう乗り越えた、と思っているけれど 心の奥底ではまだずっと痛くて また同じことが起きたらと想像したら怖くて怖くて だから二度と同じことが起きないようにと あなたはたくさんの工夫をしながら生きている その全てに気がついた時 あなたはあなた自身にどんな言葉をかけるだろうか 私はあなたにこんな言葉をかけたい 「あのね、同じ苦しみは再生されないから、大丈夫だよ。」 似たようなことはま

          痛みの記憶

          「なぜ私はヨガ講師になるのか?」 という問いに対して、これまで直感レベルだったことがこの週末にかなり脳内で言語化されてきた。 きっとこの原点は教え始めてから大事になってくるはずなので、今月中にnoteに記録するぞ、とここに宣言。 (RYT200取得の5ヶ月、今日で折返し)

          「なぜ私はヨガ講師になるのか?」 という問いに対して、これまで直感レベルだったことがこの週末にかなり脳内で言語化されてきた。 きっとこの原点は教え始めてから大事になってくるはずなので、今月中にnoteに記録するぞ、とここに宣言。 (RYT200取得の5ヶ月、今日で折返し)

          自然と私とあなたと。

          秋の夕暮れ時。 砂浜のうえにヨガマットを敷いて、寝転がる。 目の前には鮮やかな青色をした海がどこまでも続いている。 目を閉じる。波の音と、気持ちのいい浜風と、海の香りに全身が包まれる。 鼻から大きく息を吸うと、少し冷たくい浜風がからだの中に入って来て、鼻の奥で海の香りを感じる。からだ中が海の空気で満たされる。 夕日が美しく沈んでいく中で、ヨガをする。 三角のポーズのときに空を見上げると、淡いピンク色をした綿みたいな雲が浮いている。 戦士のポーズ2をとるとき、目線

          自然と私とあなたと。

          記憶について

          最近、いろいろなヨガのクラスに通っている。 今日受けたのは「ディープリラクゼーションヨガ」というクラス。ほとんど身体は動かさず、寝た状態に少し捻りを加えた様々なポーズをとるのだが、一つのポーズに5分以上留まってとにかく身体の感覚に意識を集中させるというものだった。 頭は半分寝てるくらいのぼんやりとした感覚で、どんどんリラックス状態に入っていった。すると途中、不思議なことに色々な「懐かしい景色」が頭に浮かんできた。地元横浜の元実家の近くの坂道とか、2年前仕事でよく通っていた

          記憶について

          夏の夜。ひのよーーじんっ。

          木曜日の夜9時過ぎ。キッチンでハーブティーを淹れていたら、ベランダの外から「カン・カン」という音が聞こえた。1回目は特に気に留めず聞き流したが、5秒ほどすると2回目の「カン・カン」が。 なんだかこの音、聞き覚えがあるような感じがしないでもない。3回目の「カン・カン」がなった時には、これってもしかして、と思って急いでベランダに出ると、蛍光色のベストを着てご老人7人ほどが列をなして歩いていた。やっぱり、火の用心だった! 火の用心の隊列をみたのは、この音を聞いたのは、何年ぶりだ

          夏の夜。ひのよーーじんっ。

          命、繋がり、宇宙

          仰向けに寝転がり、目を閉じ、全身の力を抜く。 「私」を消してゆく。 うつ病の私、母親を亡くした私、将来を模索中の私… 「私」を「私」たらしめている全ての事柄を忘れ、ただ身体という物質を重力に預ける。植物のように静かに呼吸をする。 私が酸素を吸い、二酸化炭素を吐く。あなたも酸素を吸い、二酸化炭素を吐く。 もう誰が吐いたものか分からなくなった二酸化炭素を、道路の脇に生える小さな花や、老夫婦のお庭ですくすく伸びたオリーブの木が吸う。そして酸素を吐く。 どの植物が吐いたか分

          命、繋がり、宇宙