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ママが忙しい時のパパの巻き込み方

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

家事や育児、パパには何を頼むか

この週末は、皆さんどのようにお過ごしでしたでしょうか。前回、おもちゃ屋さんの話をしましたので、行かれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

私はこの週末、土曜日も日曜日もお仕事だったので2日間ほとんど家にいませんでした。そうするとなかなか家事ができなかったりとか、子どもにやって欲しいことを自分が見ててあげられなかったりしますよね。

それで今回は土日ともたまたまパパがお休みだったので、前もってやって欲しいことを私の方で決めて、やってもらいました。洗濯をしておいてもらって、料理も夕食は作ってもらいました。そういった家事は最低限お願いしていますが、あとは基本的には子どもに対してやって欲しいことをお願いすることが多いです。

外で一緒に遊ぶのはパパの方が得意なので、外で遊んでもらったり、スイミングに行ってもらったり。あとは塾の宿題を一緒に見てもらったりしました。それ以外は自由に遊んでいいよ、ということで二人は楽しくニンテンドースイッチをやったみたいです(笑)
そうしていろいろやってもらって、私は日曜の夜に残りの家事を頑張ってやったりして無事に調整をしました。

最初からなんでもやってくれるパパは少ない

実は、うちのパパ自身はすごく家庭的で子どもの面倒も見てくれるというタイプでは全然なかったんです。
なのでよく「坂東さんのご主人はやってくれていいですね」「素敵な旦那さんをお持ちですね」と言われることがありますが、「あ、全然です」みたいな(笑)
元々全然やらなかったし、仕事が忙しいと言って全然帰ってこないような人だったので、私が調教した結果ってことなんですね(笑)
なので「うちのパパ全然やってくれないんです」というママがいるんですが、全然そんなのどうとでもなるよと私はいつもお伝えしています。

うちのパパはすごく自由人気質で、おそらく皆さんのうちよりもやらない方だったと思います。個性で言うと、フレキシブル型の自分軸なので、一番何かをさせるのが大変なタイプです。結婚した当初は、本当に自由で合わせるこちらが大変でした。でもそれが結婚9年目の今では、見事なまでに私の指示通りに動いてくれています。

私だけじゃなくて、例えば私の知り合いで、弁護士でお子さんが二人いるフルタイムワーママがいるのですが、子どもたちにサッカーをはじめいろいろな習いごととかをしっかりさせている方なんですが、そこはパパがとても活躍してくれているそうです。でも聞いたら私と同じことを言っていました。子どもが生まれた時は全然何もやってくれなくて大変だったよと。そこも今ではきちんとマネジメントをして、しっかりやってくれるパパになったそうです。
そうゆうご家庭って実はとても多いですね。もちろん最初からすぐにやってくれるパパも中にはいますが、基本的には最初はそんなにやらないですよね。男の人って子どもなので(笑)

常にお互いフェアであることが大事

なのでうちも全然でしたね。子どもが3歳くらいまで何もやらなかったですが、それをいかに動かすかということを考えてこれまでやってきました。

今では自分が土日に仕事しても大丈夫ですし、次の週末は私が仕事がなくてパパの方が仕事なので、今度は完全に私が見るという形です。
ひとつ心掛けているのは、これからマネジメントの話はしていきたいと思っていて、そこでまたお話するんですが、私が一方的に色々やらせていると不満ってどうしても溜まりますよね。なのでそうゆうことは実はあまりしていなくて、やってもらう代わりに私もパパの望みを聞くようにして、フェアな形にするようにしています。そうすると「なんで俺ばっかり」という不満もなくやってくれますよ。常にお互いフェアだよねという形になるように持っていっています。

ただ男性は大雑把なので、家事にしても子どもの宿題にしても、「なんでこうなった??」ということがしょっちゅう起こるので、それを理解したうえで指示します。これは家族へのマネジメントで必須です。

相手の性質を見てマネジメントする

仕事で管理職としてマネジメントされている方も当然必須ですよね。マネジメントにおいて、メンバーの性質を見るというのはとても大事で、こういったタイプの方には、ポイントや基準を前もってちゃんと伝えてあげるといいですね。

また男性は、あれもこれもと聞くと忘れていくんですね。ワーキングメモリーが著しく少ない。男の子もそうですし、大人になってからもそうなんです。なので基本的には口でお願いするものの、LINEで同じことを送るようにしています。自分が仕事で出かけた後に移動しながらとかで書いて送ったりします。ポイントで、箇条書きで、長くならないように。最低限必ずここはやってね!と分かりやすくお願いするようにしています。

男性は女性よりもストレス耐性があって、気分の切り替えが上手い人が比較的多いです。なので最低限こちらがやって欲しいことが終わったら、自由に遊んではっちゃけていますから、実はそんなにストレスもかかっていないですよ。

そうして週末パパにやってもらうことができた!そうは言っても、ポイントだけお願いしているので、それで家の中が完璧になっているかというと全然そんなことはありません。
なので私が帰ってからチャチャチャっと微調整して終わらせます。ママは、最後の調整役なので。そこはやっぱりママがやるという形で使い分けています。そうして日曜日の夜にリセットしてしまえば、月曜日からまたきれいなお部屋で新しくスタートできるようになりますので、土日すごく忙しかったのですが、私はそうして乗り切りました。

皆さんも、いろんなパターンがあると思いますので自分なりに試行錯誤して頂きたいと思いますが、家族を巻き込むというのはものすごく大切なので、また別の機会にじっくりお話したいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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