見出し画像

なぜ私が手帳を使ったり仕組みづくりをするようになったのか

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

以前、手帳をぜひ使って下さいというお話をしました。手帳に頭の中のことを全部書きましょう、なぜなら忘れないためと、頭の中をからっぽにするために必要だから。それで私の周りでも手帳を使い始めるママが増えています。

忘れ物が多く、遅刻も日常茶飯事な私

さて、私がこの手帳術を使い始めたきっかけというのが実はあります。
私の雰囲気が、結構なんでもできる人に見えてしまう方が多いみたいなのですが、実はものすごく天然です(笑)
道には迷うし、忘れ物も多いし、ボーっとしてしまうことが多くて約束の時間に遅れてしまうことがあったりと、結構なダメ人間なんです。

それで忘れ物が多くて苦労したり、しなきゃいけないことと別のことをしてしまって失敗するというケースが多くありました。あとは極度のズボラなので、独身時代仕事が忙しい時はまったく家の掃除ができず、すごいことになっていたり。整理収納の話とかもするので、常に家がキレイで整っているようなイメージを持たれるのですが、全然そんなことはありませんでした。

きっかけは、社会復帰後の生活破綻

そうすると、結婚して子どもを産んで、仕事をした時にまず破綻しました。
いろんなことが回らなくなり、できなくなってしまった、というのがすごく自分の中で大きな出来事でした。そこへさらにパパが単身赴任になってしまって、ワンオペ育児になり、尋常じゃなく大変になりました。

そして私自身がグレーゾーンなので子どもも同じようにグレーゾーンなんです。多動でじっとしていられず、気が付いたらいなくなるし、何かやることがないと暇で訴えてくるので、常に大人が何かを提供してあげなければならなかった。なので保育園でもすぐに呼び出しのかかる大変な子でした。
そんな子を育てながら、自分も天然でズボラで、それで仕事もしていたので、それは破綻しますよね。自分でも「まぁ、そりゃ破綻するよね(笑)」という状態でした。

できないからこそ始めた仕組みづくり

でもそこから、それではいけないということで仕組みづくりを始めました。家庭もそうですし、仕事でもやっぱりアクシデントが起きたりしますよね。そのたびに色々と調整しないといけないことが大量に出てきたので一念発起して、頑張ろう!となりました。そうして仕組みを作ったり、色々な法則を見出して変えていったりして、対処していきました。
保育園の運営も初めてだったので本当に大変でした。ただ幼児教育に携わって、子どもの性質とかも分かってきて、今では専門家のような知識を身につけています。そうしてどんどん変わっていきました。

今では3つくらい事業を運営していますが、家庭も回って、子どももいきいきと勉強も遊びも楽しく全力で取り組む小学生に成長しました。
どんなに仕事が忙しくても、家族で大好きな旅行にたくさん行ったり、プライベートもとても充実しています。

なので本当に色々工夫していくと、変わっていくんだなということを体感してきたんです。そしてこれをママ達にも広めたいということで時間管理講座をやったり、こうして話したりしています。
その中で、私は一番ひどい時に一番役立ったということをメインにお話しています。ですから皆さんは自信を持って取り組んで頂くといいのではないかと思います。
無駄なことをするのは意味がないので、私は本当に必要なものを最低限やるようにしています。整理収納も必要ですし、時間管理も手帳を駆使して行うのが必要です。

手帳はどんなタイプの人にもマストアイテム

私自身があちこち目の前のことをしてしまったりとか、ワーキングメモリーが果たしてあるのかな?というくらいのトリ頭なので、本当にすぐ忘れるんですね。それでもスムーズに物事をこなさなきゃいけないですよね。

手帳は予定を書くだけに使わないというお話は以前しました。お仕事や病院、買い物などの場面で、絶対に忘れてはいけないものってありますよね。そういった忘れ物がないように手帳に全部書き出すとか、人に伝えることができた時にそれを言い忘れないように書いておくとか。とにかく細かく書いておくようにしています。でもそれを見れば思い出せる。やる前に必ず手帳を見るということだけ徹底しておくことで、私はかなり忘れ物やうっかりがなくなりましたし、何より「忘れても大丈夫」と安心ができるようになりました。

私はとにかく結構なダメダメちゃんだったので、その分人一倍努力をしてきました。でも元々子どもの頃から割とできている人も、子どもができて歳を取って、だんだん物忘れが多くなってきたと悩んでいる方もいらっしゃいますね。なのでできる人もできない人も、手帳を使うのがよいという結論に達しましたし、これまでいつもお話していることも、できない自分だからこそやってきたことで、実際すごく回るようになっていますので、ぜひ皆さんにやって頂きたいなと思っています。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

***********

ママのキャリア、働き方、仕事、育児、教育、家事などのご相談&ご質問は、stand.fmのコメント、レターで受付中です。

画像1

坂東愛子Twitter https://twitter.com/aikobando0511
坂東愛子Facebook https://www.facebook.com/aiko.bando

マム・スマイルグループ https://mamsmile.jp/
イタバシーナWEB https://itabashi-na.com/
保育園フォレスタ・志村三丁目 https://mamsmile.jp/foresta/
一般社団法人育児キャリアアップ推進機構 https://wcpa.or.jp/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?