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③人間関係で目標を作ると、劇的な効果があります

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

ママのエネルギーを満タンに

前回に引き続き、7つの分野のやりたいことを考えるワークについて詳細をお伝えしていきたいと思います。早速効果がありました!とお声を頂いたりして、嬉しい今日この頃です。

やりたいことリストは、聞いたことがある方がほとんどではないかなと思いますが、どうしても後回しにしてしまう方も多いと思います。ですがそこは何度も口酸っぱくお伝えしてしていますが、ママのエネルギーが満タンでないと、全力でいろんなことができずに、むしろアクシデントを起こしてしまったり、マイナスなことが多いですので、これは率先して業務の一環ぐらいの気持ちで取り組むといいですよ。なので引き続きやりたいことリストはやって頂けたらと思います。

時間とエネルギーを消耗する「人間関係」

さて今回のテーマは「人間関係」です。と言っても、「人間関係の目標ってどうゆうこと?」と不思議に思われる方もいらっしゃると思うのですが、実は調整力で要なのはここだったりします。なぜなら人間関係で一番時間を割かれていることが多いからです。そこで時間やエネルギーをものすごく搾取されていることに気付かずに、疲弊している方が多いです。

人間関係の中でも、すごく好きな人とすごく嫌いな人がいて、そのどちらかはいいんですね。すごく好きな人とは付き合っていたらとても上向きになりますし、すごく嫌いな人はそもそもそんなに近づかないからいいですが、実はその間の人たちに翻弄されてしまう傾向が皆さんあります。
それも、やや好きな人はいいのですが「少し苦手」や「どちらでもなく普通」といったようなレベルの人たちに、すごく時間を割かれています。

自分で線引きの決めを作る

ママが陥りがちなのがママ友です。ママ友が全員ダメというわけではなく、「お付き合い」でどうしても関わらなければいけない、そこが膨れ上がってしまう傾向があるんですね。
この「関わらなければいけない」と決めているところが実はそうでもない、自分が勝手に決めつけているということが、往々にしてあるんです。子どものために、とか。

まったく絶縁するのはよくありませんが、どこまで関わるかといった線引きができていない方が非常に多く、そこで予定を合わせてしまってずるずると時間を過ごしてしまって後で後悔するということがよくあるんですね。
もちろん完全なドライで動くのがいいということではなくて、最初のうちは様子を見ていいんですね。それでちょっとずつ付き合っていくうちに「自分がちょっと疲弊するだけだな」っていう方っているんですね。そうゆう方たちには最小限度のお付き合いをすると自分でちゃんと線引きをすること。

いい人間関係で人生をより豊かに

人間関係は、人生に大きな影響を及ぼします。これから残りの4つをお話する時には、お金、仕事、学び、成長についてお話していくんですが、実はそれらと同じレベルで人生に変化をもたらすものなんです。すごくいい人間関係の場合はすごくいい人生に変わるし、悪い人間関係だと下に落ちる。

ある意味人生を決める環境のひとつだったりするので、あながち侮れないものになります。なので調整力の時も、そこを割り切って調整していくことをしないと、人に引っ張られてしまってダラダラとなし崩しになったり、自分が追い詰められて八方ふさがりになるケースが多いので、ここの決めを作ることが大事になります。

まずは純粋になりたい姿、私はこうゆう人と付き合っていきたいんだというのを目標として掲げて、その後に逆の人、そうじゃない人とは最小限度のお付き合いをする、という目標を立てると、だんだんできてくると思います。

絶縁するわけではないので、寂しくなる必要はありません。ただボリュームを調整する、最小限度に抑える。これができる人が、要領のいい人と呼ばれることが多いです。そこを見極めること、人間関係に強弱をつけること。なんでもかんでも、あれしようこれしよう、この関係は続けていかなきゃいけないんだと振り回されることが多いですね。

人は物も人間関係も手放すことが苦手

人間関係じゃないことで例えると分かりやすいのですが、例えば部屋が凄く汚くて物が溢れかえっている部屋に住んでいる人がいるとします。そういった人に、断捨離しましょうと言って、一つずつ「これは必要ですか?」と聞いていくと、ほとんど「それはこうこうこうゆう理由で必要なんです」と言います。
つまり「いらない」という選択ができなくて、捨てられないから物が溢れかえって生活を圧迫してしまうということなんです。部屋が汚い人や埋もれてしまっている人の多くに、そういった心理があります。
それを考え方をちょっと変えるだけで、「これはあれで代用できるし」「使う時だけ借りればいいや」と、いろいろちゃんと区切りをつけて手放せるようになるんですね。なので実は物も一緒だし、人間関係も一緒なんですね。

もちろん物と違って「捨てる」とは違うのですが、人間関係の場合は「ボリュームを抑えて付き合う」ということになります。もちろん、いっそのこと縁を離すという手もあるんですけどね。

流されやすい人は、特に気を付けて

私も、最近まで仕事でズルズルと気持ちが引きずられていた人がいたのですが、きちんと自分の中で答えを出して別々の道を選びました。
私ですら3、4年かかったりしていますし、どうしても人に流されがちになってしまうというのはすごく分かるのですが、それでもやった方がいいという理由は、その後の世界が劇的に変わるから。時間の使い方も変わります。なので物以上に難しく思ってしまいますが、それ以上に劇的に変わるので皆さんぜひちょっとここにフォーカスして目標を立ててみて下さい。

一番わかりやすいのは「どんな人と付き合っていきたいか」。それさえ見えれば、逆は簡単ですので、ぜひ上向きに考えて頂けたらと思います。

私は個性心理学でいうとMOONで本当に人に流されやすく、他人軸なので感情的にこうしてあげなきゃああしてあげなきゃって思ってしまうタチなんですが、そんな私もここにはとても気を付けています。
まだまだパーフェクトにはできていないですが、ほおっておくと気付いたらすごく流されているので、ここはかなり気を付けていますね。そうすると、自分が保ててクリアになり、かなり疲弊しなくなりますよ。
ぜひ少しでもスキマ時間に考えてみて頂けたらと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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