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時間を圧縮するために2つのことを同時にするポイント

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

前回は、ママの存在時給についてお話しました。このお話をするといつも驚かれて、自分の生活を見直してみようと考え始める方がすごく多いんですね。ママは本当にとても価値のある、家庭ではなくてはならない存在です。なので家庭で社長、経営者だと思ってくださいというお話をよくしますね。ぜひママがやるべき?という視点を持って頂きたいと思うのですが、だからこそ2つのことを同時にやりましょうというお話を、今日はしていきたいと思います。

①家事と自己啓発を同時にする

ただでさえママが稼働する時間は貴重なので、単調なことと複雑なことを一緒にやることをおすすめしています。

単調なことというのは、基本的には家事です。料理は、結構頭を使うものもあって、作り慣れている料理を作る時に限られてしまいますが、それも同じやり方で毎回やっていれば料理をしながら他のことができたりします。
料理以外には、掃除や洗濯、お片付けなど。これは絶対に頭で考えない仕組みを作った方がいいです。自動的に掃除や洗濯をしながら、他に別のことを考えながら動くと、同時にできるようになってきます。なので洗面所なども掃除する順番を決めていたり、掃除機をかける時も同じ順番で。そうして機械的にやりながら、頭では考えることをする。

その考えることというのも、クリエイティブにゼロから何か考えるようなことは難しいので、おすすめしているのが自己啓発です。「投資」のお話のところでも皆さん投資に時間を使いましょうとお伝えしましたが、例えば私のstand.fmを聴いて下さっているのもそうですが、何か聴きながら家事をするのが一番マッチングします。私も動画や音声ファイルなどを耳で聴いていますね。

このお話を皆さんにし始めてから、イヤホンマイクを購入される方が増えました。その中でも、家事しやすいとなると有線だとなかなか手が空かないので、ワイヤレスイヤホンを買う方が多いです。そうすると、聴きながら家事ができるようになりますよね。洗濯を干している時も、ただぼーっと動いているだけで、同時に何もしていなかったらむしろもったいないですね。そうゆうときこそ、インプットの時間にするのがおすすめです。

②家事と家事を同時にする

あとは家事を同時に2個やるパターンもいいですね。電子調理器で料理をしながらお風呂掃除をしたり洗面所掃除をしたりとか。これも同時にできるのでおすすめ。1個の動作だけというのはもったいないですね。

そしてこれらを実現するには仕組み作りが大切です。考えなくてもできる仕組みを作る必要があるので、整理収納をきちんとして家の中の導線を決めたり、物の位置を決めたり、やり方も決めてしまう。これが要じゃないかなと思います。最短で、きれいに、自分が満足いく形にできる方法の型を作ってしまえば、同時家事が叶いますね。

あとは移動中とかですね。移動しながら音声を聴いたりとか。電車の場合はネットの調べものができますし、車の場合は電話しながらとか聴きながらとかしています。車は自分が運転していて注意も必要なので、そこは使い分けをしていますね。あとは自転車は危ないので、歩いている時とかも聴いていますね。また出かけた先にPCを持って行って事務処理をしたり仕事をしています。なので電子機器はポケットWi-Fiとか充電器とはPCとか常備して、時間を最大限に活用できるようにしています。

アウトプットはすきま時間に

何回も重複するようですが、インプットだけではよくないので必ずアウトプットの時間もありますね。そのための時間を作らなきゃって思ってしまう方もいるんですが、すきま時間でやるといいと思います。調べものとかもそうなんですが。
忙しくてできませんでしたって方が多いのですが、すきま時間にやれるものなんですね。なかなか時間ってないものなので、そもそも時間は作れないと思った方がいいです。で、とれないと後回し後回しになっていくので、それよりはいかにすきま時間でやるか。

このすきま時間に家事はやらないで下さい。すきま時間は、そういった溜まっているものを片付ける時間にした方がまだ有益です。なので、貯まっている事務処理とかも分かりやすく管理していると、空いた時間にこれやろう!とねじ込むことができるので、その情報整理というのも大事じゃないかなと思います。いかにそれをねじ込んでいくか、が大事。

ゴールデンタイムは「投資」にあてる

まとまった時間は、ママにとってゴールデンタイム。こちらはむしろそうした溜まったものをやるのではなくて、ぜひ投資でゆっくり楽しんでできることをするようにしましょう。同時にできること、すきま時間ででできるものというのは、なるべくねじ込んでできるものにする。音楽を聴きながらゆっくり楽しんでできることや、集中して取り組みたいことは、まとまった時間にする。こうした使い分けをするといいと思います。

なるべく同時にこなしていくこと。仕事の場面でもそうですが、1つのことに時間を費やすってもったいないので、なるべく並行してできるものがないかなって考えることはいいと思います。もちろんそこで間違いがないことが大前提なので、間違いが出ないような仕組みを作ることが大事ですね。先ほどもお伝えしましたが、家事もやり方を決める。仕事もルーチンワークでやれるものはルールを決めてやる。そして最後にチェックをすればいいので、間違いがないように見直しをする、というやり方をしていけばどんどん時間は工夫していけると思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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