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①はじめに趣味について考えよう

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

まずは、趣味から考えてみよう

前回は、7つの分野でやりたいことをそれぞれ考えましょうという話をしましたが、やりたいことリスト含め取り組んで頂けましたか?

やりたいことリストだけなら、簡単なことから達成していけると思いますが、大きな目標を考える時にはなぜ7つの分野で分けて考えるのか、という話もしました。大きい目標は漠然としすぎてしまうため、予め分けて考えるとより詳細な目標になり、叶いやすくなるからでしたね。

今回はその7つの中でもまずは「趣味」について見ていきたいと思います。趣味を考えるのは、簡単で楽しく取り組みやすいので、1番始めは趣味から入るのがおすすめです。

楽しみがあることでマインドが向上する

目標を考える、としていますが趣味の場合はどちらかというと日々の生活に潤いを与えるものになりますよね。いくら目標があっても、ずっとアスリートのようにやっていくと辛いですよね。達成感はあるけれど、叶うまでの期間が苦行だと嫌なので、日々の生活を楽しく過ごしていく中で目標が叶えばいいな、というのが理想ですよね。試験に受かるなど、そういった課題がある時には一生懸命頑張りますが、そうではない人生の目標というのはどちらかというと楽しいものが良いです。
そうは言っても嫌なことや辛いこと、面倒なこともあります。特に家事育児、仕事を同時にやっていると大変だなと思うことは日々たくさんあるので、その中で自分の楽しみを持ってくる、というのがマインド、意識が向上することに繋がりますので、ぜひそこに「趣味」を活用して頂けたらと思います。

趣味があると、人生が豊かになる

男性は、女性よりは楽観的な人が多いと言われていますが、なぜかと言うと趣味が多いことが要因のひとつです。
男性の方が、小さい頃から「好きなもの」が多いんです。その人といえばコレ!というようなアイデンティティになりそうなくらいの趣味が、男性にはよくあります。これは男脳の性質でもあって、うちの息子も歴史や恐竜が大好きでオタク気質があります。好きなものがあったらトコトン、みたいな感じです。
一方、女性はそれが薄いです。そうしてもなんとなくやることが多く、私はコレ!というように、一つのことにのめりこむ性質が男性ほど多くはありません。

でも実はこれを作るとものすごく幸せになれ、人生が豊かになるのです。

見つからないのは視野が狭くなっているから

もちろん作らなきゃ!と言って無理に作るものではないのですが、探してみると意外と出逢えたりします。
でもやはり日々の日常の中だけだと見つからないんですね。なのでちょっと視野を広げてみるといいです。

最初分からない時は、いろいろな情報に触れてみること。これは子どもでも一緒で、やはり一度見たことのあるもの、感じたことのあるものでないとできないですよね。なのでそれをいろいろ探すということを楽しみにやってみるのが第一段階でいいと思います。見つけなきゃ~ではなく、見つけるためにたくさんおでかけしてみるのもいいですね。
堅くなって閉鎖的になっている脳では考えることができないので、お子さんと一緒に新しい場所、ものに触れて発見したりして、脳を柔らかくしてあげるのが大事ですね。

昔苦手だったものが大好きになることも

あとは、結婚、出産などを境に長らくやっていない昔からの趣味に、もう一度触れてみるというのもいいですね。
逆に、子どもの頃は苦手だったけど、大人になってやってみたらすごく楽しめるようになったということもたくさんあります。

私の場合は歴史とスキーがそれです。
子どもの頃は歴史が本当に大嫌いで勉強したくなかったので、学校で科目選択せず進路にも影響しました。
それが大人になって行くようになった神社をきっかけに歴史が好きになり、経営者になってからは歴史人物が大好きになって今はかなりの歴史オタクです(笑)すごく幸せに感じる趣味のひとつです。なので大河ドラマを毎週楽しみにしたり、歴史人物のゆかりの地に旅行に行ったりするのが楽しいです。

またスキーは、北海道出身なのでそれなりに滑れるのですが好きではありませんでした。でも息子にスキーを教えているうちに、好きになりました。息子と一緒に滑れることも楽しいですし、またちょっとスキーを極めたいなという思いが湧いてきていまして、来月もまた急きょ行こうと思っています。

固定概念を外して新たな発見をする

意外なものや苦手だったものが好きに変わったりもするので、今ないなと思っている方は、おそらく視野が狭くなっているだけだと思ってもらえたらと思います。やはり忙しすぎると考えられなくなるので、考えることを再開させるために余裕を持たせたり、子どもと一緒にあえていつもと違うものを見てみると脳が活性化しますので、まずは探すことが最初の楽しみみたいに思って頂ければよいのではないかと思います。

女性だとヨガかな?とか、固定概念に縛られない方が楽しいです。子どもがいると一緒に探しやすいですね。子どもは好き嫌いなどの固定概念はまだなく、何でも新鮮に見たり感じたりしてくれるので、そういった子どもと同じ目線で昔を思い出したり、新しい発見があったりして面白いですよ。

柔軟に今まで見てこなかった違う分野のことを見るためには、余力や柔らかい脳がとても重要なので、やはり一番最初に楽しみとなる趣味を考えることから始めることが効果的なのです。

ぜひ気楽に楽しく考えて頂けたらと思いますし、同時に引き続きやりたいことリストを追加していくと、段々とリストの内容もグレードアップしていきますのでぜひ進めてみて下さいね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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