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おもちゃ屋さんに行くと〇〇ができる

\ワーママは『調整力』を磨きなさい。/
働き方コンサルタント、保育園園長の坂東愛子です。

今日は、この年末年始の時期に賑わうおもちゃ屋さんの賢い使い方について、お話したいと思います。

おもちゃ屋さんは素晴らしい学びの場

年末はクリスマスのプレゼントがあったり、お正月にはお年玉で何か買いたいというお子さんがいたりして、おもちゃ屋さんへ行く機会が増える時期です。その時買った物で、年末年始遊ぶ子も多いと思います。

でもおもちゃ屋さんって、ママからしたらあまり嬉しい場所ではないですよね。わが子がおねだり怪獣と化して、なかなか帰れなくなった経験はどんなご家庭でもおありかと思います。でもおもちゃ屋さんは、子どもにとってとても良い学びの場、機会になっているんです。
実は、おもちゃ屋さんへ行く時には事前に下見をすることが良かったりします。なぜなら、おもちゃ屋さんのメリットのひとつが情報をたくさん仕入れることができることだからです。

よくクリスマスプレゼントは、テレビCMやYoutube、チラシや雑誌、ネットに載っていたものを見て、そこで決めてしまうお子さんも多いと思います。それをサンタさんの手紙に書いてしまいます(笑)
もちろんそこで決めてもいいのですが、その前に「一度見に行こうよ」ということで、ぜひおもちゃ屋さんに行ってもらいたいんです。
なぜかと言うと、欲しい物というのは基本的に今ある情報の中から選んでいるので、テレビで見たからとかネットで見たからってだけなんですよね。
でも実際におもちゃ屋さんに行くと、見たことのないいろんな種類のおもちゃがたくさんあります。

子どもの興味を拡げる機会に

今のおもちゃってとても優れていて、基本的にどのおもちゃも思考力がアップしたり、空間認識能力がつくなど、さまざまな効果のあるものが本当に多いです。どのおもちゃを使っても、脳トレになったりするんですね。
なのでおもちゃ屋さんでちょっと試しに遊ぶだけでも全然いいですし、とにかく普段テレビとかネットとかYoutubeでは見たことのないようなおもちゃに出合うことが、子どもの脳にとってとても良い刺激になります。
そこからもう一度選び直したりすると、掘り出し物もたくさんあったり。何より、子どもの興味が拡がるということがおもちゃ屋さんへ行く最大の魅力です。

ありきたりなおもちゃ以外にも「うちの子はこうゆうのが好きなんだ」っていう発見があったりします。それを見て、今後の学習能力で何が得意かというところも分かったりします。逆に何が苦手かという時の判断材料にもなります、つまり興味がないものです。
でもそれを敢えて与えてあげると、苦手分野の能力が小さいうちからついたりします。

おもちゃによって養われる能力が違う

例えばブロックに全然興味がない、というお子さんもいます。そういったお子さんは自分が欲しいプレゼントにブロックは候補としてあげないので、おもちゃ屋さんへ行った時に、少しでもデザインが気に入るものを一緒に探してみるとか、実際に体験してみるとかおすすめです。
これは特に女の子のママにおすすめしています。どうしても女の子は、お人形とかおままごとなど、女の子向けの物をすごく欲しがるんですが、実は女の子向けのおもちゃはコミュニケーション能力が養われるものがメインなので、男の子向けのおもちゃの方が論理的思考力や空間認識力が養われたりします。
なのでぜひ普段興味がなさそうなおもちゃのコーナーへ行ってみるというのもすごくおすすめです。おもちゃ選びひとつで培われる能力が異なるため、小学生になる頃になると劇的に違いますよ。私は今それをまざまざと体験しています。

6歳までにいろんなおもちゃで遊ばせる

普段、働いているとじっくり子どもの遊びに付き合ってあげる時間はないですよね。だからこそ家事で手がふさがっているちょっとした時間に、一人で遊んでいてもらうためのおもちゃ選びにはかなりこだわっていました。
それによって知らず知らずのうちに能力がつき地頭が育つので、小学生になってからの勉強時間が大幅に削減されたりします。うちは6歳になるまで本当に色々なおもちゃで遊ばせていたので、その効果が小学生の今表れています。
私は思い返すと、おもちゃ屋さんに行っていろんなおもちゃを見て、どんなことが好きなのかなと観察するのと同時に、手を出さないおもちゃを勧めてみるなどよくしていました。なのでおもちゃ屋さんと本屋さんは本当にたくさん行きましたよ。

わが子の能力開発はママの使命

おもちゃ屋さんは親にとって決して面倒くさい場所ではなく、いろんなことを発見する場所なんだと思うと、行くことが親子共々楽しくなるのではないかと思います。意外と家にあるおもちゃは少ないです。なのでおもちゃ屋さんで「こんなことに興味があったんだ!」と新しい発見が本当にたくさんありますよ。
中には「これが買いたい!」と泣き出してしまう子もいると思いますが、それをちゃんと我慢させるということが、忍耐力を培うことにも繋がりますから、それでいいのです。

もしママが他のお買い物をしている間に、パパが子どもとおもちゃ屋さんにいるという場面が作れるなら、パパにお願いしていろんなおもちゃに触れて、観察してもらうとよいですね。
すると、小さいうちからその子の個性も分かるようになって、それが能力開発にも繋がります。わが子の能力開発、これもママにとって大切なスキルのひとつだと思っています。
子どもの能力って本当に無限大です。これからママの調整力のお話の中でも、ママが子どもを見る時間を短縮させることが、実は子どもの能力を伸ばすことに繋がったりもするので、そのあたりのお話もしていきたいと思っています。

これから楽しい季節になってお休みもありますので、ぜひ家族でおもちゃ屋さんに行く予定を立ててみてはいかがでしょうか。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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