石に思ふ。
石の存在感。
それは人の生きる時間軸とは
遥かに異なるスケールで
積み重ねられてきた力が
生み出すものなのでしょうか。
この国において石は古来から信仰の対象や
鑑賞としても永らく愛でられてきました。
古くは約15000年程前の後期旧石器時代に
岩偶が出土した事例があり
古神道においては巨石の磐座が崇められ
また石仏や自然の石景を
仏として拝んできた歴史があります。
鑑賞においても庭園における枯山水や
南北朝時代に入り、独自に発達してきた
水石など石を見立て、また育てる文化も
発達してきました。
現代においても石を飾ることに
おいて余白の時間や空間を生む事が
できるのではないでしょうか。
逢季荘では、今の暮しの中で
日々の片隅に飾れる石達を
ご紹介していきます。
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