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手放す勇気 その2

今回は完結編となります。

その1をご覧になってない方はぜひご一読下さい。

1.大学で学んだこと

大学時代は合気道部に入部しました。

結構、体育会系色が強めの部活だったのですが、

意外にも4年間続けることが出来たんですよ。

面白いことに、この合気道部については親に散々、

辞めれば??と言われたんです(笑)

それくらい体育会カラーが強く、

はたから見ても変な部活だったのかもしれません。

それでも私が続けられた理由は、

合気道が誰よりも好きだったのと、人間関係に恵まれたことです。

厳しい部活だったので、何度も辞めようとしたことはありましたが、

それでも上記の理由で続けることが出来ました。

当時は合気道一筋で、全体稽古と個別稽古、

もちろん学業もやりつつ、バイトもやっていたので、

基本的に何もない日が存在しませんでした(笑)

1年でそれこそ1週間もなかったと思います。

大学の道場に日が昇ってから落ちるまで、一日中いることもありました。

ただし、それが苦痛だと思ったことは一度もなく、

むしろ楽しくて楽しくて仕方なかったんですね。

後輩が出来るようになるのが楽しく、

次は何を教えようか、もっと分かり易く教えるにはどうすれば良いか

これを試行錯誤するのが本当に楽しかったです。

ただし、大学のTHE体育会系ということもあって、

当時は結構、力に頼る合気道をしていました。

なので、まだまだ自分の中には頑張り癖が強かったと回顧しています。

2.不快なことからは逃げていい

嫌なことから逃げていい、という結論に至ったのは、

今の指導者に出会ってからです。

その方は技術的なことに限らず、

武道が日常にどう活きるのかという点まで深くご理解されている方です。

合気道では頑張りを放棄することが重要です。

むしろ、頑張りを放棄しないと技がかかりません。

頑張るということは、自分に何かを課すことであり、

即ち不快なことなんですね。

自分に何かを課すことを辞めていく作業がとても大事なんです。

課すと認識している時点で、それは自身に合っていない訳ですから。

その1で述べたように、沢山の運動科目を経験してきましたが、

どれも自分に合わなくて続けることが目的化していました。

結局、どれも上手くいかなかったんですね。

ただ、今の合気道は誰かにやれと言われたわけでもなく、

続けろと言われた訳でもありません。

もちろん、このnoteも誰かに矯正されてやってる訳ではないんです。

結局、自分が好きなことは勝手に続けられるんです。

逆に続けられないことは自分に向いてない。ただそれだけの話なんです。

めちゃくちゃシンプルな話だと思いませんか?

3.快を追及する

とは言え、生きていれば嫌でもやらなきゃいけないことはあります。

ただ、自分でコントロールできる範囲であれば、

どんどん不快な要素は自分の人生から排除していいと思うんです。

もっともっと、自分の気持ちに正直になるってことですよ。

自分の私生活を振り返ってみて、

何か自分に課していることはないでしょうか?

それは、何のために誰のためにやっているんでしょうか?

結局、課しているのは自分自身であり、

それを辞めることが出来るのは自分しかいないんです。

私も親が厳しくて、途中で投げ出すことを許されなかったと言いましたが、

結局、それでも親の教えを課していたのは自分自身なんです。

それに抗うことだって出来た訳ですからね。

なので、 

今一度、手放す勇気を持ってみませんか?

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