クリエィティブになるには。”疑う。” ~「二兎追うものは一兎も得ず」って誰が決めた?~
オリジナリティを見つけたり、アーティスティック、クリエイティブになるには、常識や日常や既存のモノを常に疑って、新しいものを発見するプロセスが非常に重要です。
例えばピカソのキュビズムも、ルネサンスで完成された完璧なリアルの再現方法やそれまでの形式を疑ったからこそ生まれました。(キュビズムって何?小難しい事は嫌い!と言う方は以下の、便器まで出てくる記事をご覧ください☆)
ベートーベンも最初はモーツァルトの事を研究しましたが、やはり疑いました。弟子に「モーツァルトのような弾き方するんじゃない」という程、ベートーベンの作風はそれまで天才とされてきたモーツァルトとは全く違うオリジナルでありました。
しかしこれらはアーティストに限った事ではありません。
アインシュタインがニュートンを疑わなかったら、相対性理論は生まれていなかったでしょう。
ビジネスで言えば、客を乗せていない空いている時間にドライバーがデリバリー業も出来るようにしたUber Eats(ウーバーイーツ)。ドライバーだけではなく、飲食店にとっても簡単な登録だけでデリバリーサービスを開始して収入アップにつなげる事が出来る、画期的なアイデアとなりました。これも、それまでのデリバリー業とタクシー業の常識を疑って取っ払ったからこそ生まれたものです。
モノボケするお笑い芸人も、「バナナはバナナだけではないはず。」と考えるから、バナナを電話にしたり色々おもしろいアイデアが浮かぶのです。
アーティスト
学者
起業家
ビジネスマン
クリエーター
芸人
などなど、
皆それぞれ
・自分のベストを超える為、
・どこにもないオリジナルを作る為、
それまでの方法や時には自分さえをも疑い、固定概念を取っ払い続けます。
そしてその結果、新しい法則や企業戦略や商品や考え方生まれるのです。
ここで言う「疑う」とは、「もっと良い何かがあるんじゃないか?」という肯定的なものです。「自分には無理だ。」など、可能性を疑うという否定的なものではありません。
そこで、視野や可能性広げる為、視点を変える事で新しいモノを発見出来る楽しさを得る為、
「常識を疑う。」
を、シリーズ化してみようと思います。
私と一緒に、是非たくさんの遊び心を持って色んな可能性を見つけていきましょう☆
「二兎追うものは一兎も得ず」って誰が決めた?
第一弾は、「二兎追うものは一兎も得ず。」という超有名なことわざを疑ってみようと思います。
本当に本当に本当に本当に、二兎追ったら一兎も得れないのでしょか?
本当でしょうか??
本当に??
確かに、今現在一つの事を習得するだけで良いのであれば、その一つにだけ集中する方が結果が出るのも早いし、無理も少なく良いでしょう。
しかし、その方が”早い”だけで、二兎”得れない訳ではない”のではないでしょうか?
確かに、それぞれを習得するのに時間はかかるでしょうし、たくさんの事を一度にするのにはそれぞれにかける時間と力の配分バランスが難しいでしょう。労力も余計に必要でしょう。
でも、二兎、いや三兎、はたまた十兎位得たい時/得る必要がある時ってありませんか??
なので、無理ではない「かもしれない。」と疑ってみたいと思います。
例えば現在の私なら、
①ダンサーとしてアーティスティックな創作活動をもっとしたい。
②もっとたくさんのダンスクラスを受けて技術的にアップしたい。
③説得力のある、多くの人の力になれる記事(アート、ダンス、LGBTQIA+それぞれについて)をもっと書きたい。
④現在動き出しているLGBTQIA+体験型WSプロジェクトをもっともっと練っていきたい。やったこともないPDF作成など。汗
皆さんよりはやりたい事の数や種類は少ないかもしれませんが、私は一つ一つにとても時間がかかるので、私にとってはなかなか多いです。どれも思う存分に出来なくて困る事が多々あります。いや、毎日困っています。汗
「やっぱりどれか一つに絞った方が良いのかな。。どれも中途半端になっちゃってる気がするな。。」
と思いもしますが、今が全てにおいて良いタイミングだと感じているので、やはりどれもやりたい。どれもやめたくない。
時間はかかるかもしれないけど、
ゆっくりでも全てが少しずつ実っていき、
いずれは何でも出来る能力を持った強い花を咲かせるはず。
そしてそれは実際に、私のダンススタイルにて一度証明されているのです。
中学時は砲丸/円盤投げ選手、高校は柔道選手とガッチリ筋肉系。
しかし大学でロッキングダンスを始め、ヒップホップ、ポッピング、ハウス等ストリート全般をかじり、その後22歳でジャズ、バレエ。27歳でコンテンポラリーダンス。
どれも好きで、どれも悪い訳ではないのですが、なかなかまとまらず、どれも中途半端。器用貧乏な自分にコンプレックスをずっと感じていました。
しかし、時間はかかりましたが今やっと少しずつ、全てが上手い具合にまとまってきました。色んな要素が入っているけれども、自然にブレンドされているような踊り方。「明らかにそれヒップホップやん!」なステップした後にターン!とかではないような感じ。。
説明するのが難しいのですが、
あらゆるジャンルの身体の使い方を”活用した”オリジナルな踊り方
が出来てきたように感じます。
(ジャンルによって呼吸の仕方や筋肉の力の入れ方/部位も異なります。)
なので、「二兎追うものは一兎も得ず。」は、必ずしも正解ではないのではないか、、と疑っているのです。
私のダンススタイル形成には随分と時間がかかりましたが、もう少し工夫を加える事が出来れば、もっと効率的に早く二兎でも三兎でも何兎でも得ることが出来るのではないか。
その工夫を考える必要はありますが、
「ちょっと難しいけど、頑張ればいけるんじゃない?」
と思う事が出来れば、成功するかもしれません。
もしかしたら本当に一兎も得れないかもしれませんが、ここで言いたいのは、「出来るかもしれない。」という可能性を見つける事です。
「まず無理だ。」と始めから諦めていれば、そもそも工夫して挑戦する事もしません。なので、やっていないので叶うはずもありません。
なので、私は自分の可能性を信じ成長する為にも、
「二兎追うものは一兎も得ず。」を疑います。
そして、「二兎追っても工夫次第では二兎でも何兎でも得れる。」
に変えて、実行しております。
終わりに。
上記はあくまでも個人的な私の疑いの一例です。
皆さんに、「何兎でも追っちゃって大丈夫!いけるいけるいける!」とお勧めしている訳ではありません。(多分結構ハード。汗)
しかし、疑ってみるからこそ生まれる可能性がある事を知って頂けたらなと思い、第一回目の例にさせて頂きました☆
子供が絵を描くと太陽が青色だったり実際にはあり得ない色を使うように、
「何それ!?意味分からんけどおもろいなぁ!」
「確かにまぁそんなんあっても良いよね!少なくとも犯罪ではない。笑」
「全く違う角度から見てみるのも良いね!」
「ボケネタに使えそう!」
などなど、今後も色んな常識を疑って全く違う角度から物事を見、新たな可能性を見つけていきたいと思います。
それは芸術家ではなくとも、現代に生きる全ての人の何かのきっかけになるはずだからです。
「自分らしく生きる為。」
「自分が好きなものを好きと自信を持って言って生きる為。(LGBTQIA+にも繋がります。」
「新しい企画、企業、ビジネスモデルを考える為。」
はたまた、
「チューペットの空き容器でも粘着テープや何か固定するものさえあれば花瓶にあなるじゃないか。」
などなど、
色んな事に応用出来るからです。
皆さんも、是非常識、思い込み、当たり前と思っている事を見つけ、疑ってみてください☆「本当に?」と。
そして、よろしければ私にもシェアして下さるとうれしいです☆
それでは本日はこれにて失礼致します☆
ありがとうございました!
Aika.
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