笑顔を貫く理由

唐突だけど

唯一自慢できるものがあるとすれば、笑顔だ。

そう、わたしはよく笑う人。ルーツを紐解いていくと、どうやら中学生の時から笑っているらしい。卒業アルバムの寄せ書きには”笑顔”という言葉がいくつもあった。それほど笑う印象があったみたい。高校時代は同じ声量の友達と笑えば「うるさい」と言われるくらいだった。

これを読んでる人たちはどんな時に笑うのだろう。大切な人と一緒にいるときや友達と話しているときだろうか？

笑うようなきっかけは些細な事だった。
幼少期はおとなしい性格で、みんなの輪に入ることが出来ずいつも本を読んでいた。本当は友達になりたいのに、仲良くしたいのにきっかけが作れない。あと○○ｍ手を伸ばせば肩に届く距離でもじもじしながら声をかけられずに、落ち込んで帰る日々。どうにかみんなと打ち明けたい、わたしの何かを変えないといけなかった。

考えた挙句、明るくしていたら自然に入ることが出来るかもしれない。できるだけ笑顔でいるようにした。そうしたらきっとみんなも受け入れやすくなる。小さい頭では精一杯の答えだった

どんなときにも笑って過ごしていたら友達ともすんなり仲良くなれ、いつの間にか輪の中にいる自分がいた。

大人になった今も笑い顔が染みついている。わたしの笑い方には特徴があって仲のいい先輩からは「笑い袋みたい」と言われている。

ありがたいことに一緒にいて楽しいとか、笑い声を聞いているとこっちまで笑いたくなると言ってくれる人がたくさんできた。
笑顔がきっかけで”人に元気を与えるような仕事をしたい”と看護師という夢も果たせた。今思うと笑うことから人生が開けたように思う。

きっかけは自分の嫌いな性格からはじまった。でも、おかげでわたしの環境は180度かわった。暗かったのが明るくなったり、良好なコミュニケーションが図れたりちょっとの行動で好きな自分になれた。

だからわたしはこれからも貫いていく。

笑い皺が濃くなってもいいじゃない、笑ってばかりでバカみたいに思われてもいいじゃない。

笑顔のそばに福来るだよね。