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おはようございます。しばらくチェスに力を入れていました。将棋と同じ、というか、ほとんど全てのことで同じだと思いますが、結果が出るまでが長かったです。まあ、云うてとりあえずの目標であったレート2000を超えただけなのですが、、、。 次の目標はレート2200ですね。今のところはレート2500が目標なので、冷静に自分の実力を分析し、足りない力を補いながら達成したいです。また、明らかに弱点が分かっているので、そこを潰せば多分ほぼほぼ恐らくいけます2200は。 さて、本題です。レー

    • 何も考えたくない!三間飛車穴熊〜対抗型〜

      後手番の時に先手居飛車とかいう将棋の結論を指してくる人いますよね。というか将棋人口のうち99%は居飛車党なので(当社比)、大抵は居飛車です。 まあ、だからなんだって話なんですが…… 各戦型で考えていること、付随する駒組みを記載していきます。 読むとわかるのですが、基本的には事前準備はしていないです。 穴熊=腕力(腕力を発揮するために抑え込まれないようにする)なので、一方的な展開になることだけは避けたいですね。 対居飛車穴熊 居飛車穴熊と振り飛車穴熊では居飛車穴熊の方が

      • せっかくだから

        おはようございます。 最近、将棋ウォーズの3切れで四段になりました。 ちょっとだけ調子に乗ります、、、 ここ最近の僕の将棋事情について自分語りします。 三→四で思っていたこと 正直、ここ数週間は数をこなせば昇段できるな、と確信していました。 もちろん根拠はないですが、感覚的な部分で「自分の強さが追いついたな」という心境で指していましたし、負けた時も感想戦が頭ではなく、心にすらすらっと入ってくる感じが続いていました。 あれ?きみ正統派居飛車党じゃなかったっけ??? 結論

        • 力戦党宣言!

          力戦、それは力と力の競い合い。定跡という知っていれば得になる変化を切り捨てた先にあるもの…と言われるが、実際はどうなのだろうか? 定跡通りに指す。この言葉は、しばしば、悪い印象を有する。前例に沿い、新たな発想を思いつかないタイプなのだ、といった風に、である。もしくは、序盤だけに注目した結果、大局を定められないといった意味合いである。特に私は捻くれているので、「君は定跡に明るいね」などと言われると、「ああ、そうか。私は中終盤が下手なのだなぁ」と天橋立に想いを馳せている。 先

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          いかがでしたか?矢倉編

          矢倉…それは、よく分からない戦法。気付いたら攻めてて、気付いたらB面で攻め駒がなくなっている戦法。 分からないなら回避すればいいじゃない、そんな声が聞こえてくるが、事はそう簡単ではない。 全ての元凶、それは2手目84歩だ。これを指すならば、矢倉は避けては通れない。 余談であるが、私は矢倉のことを愛している。後手番で76歩84歩68銀と指された瞬間に机を震わし、歓喜の声をあげるほどだ。 ああ、矢倉よ。私はこんなにも君の事を思っているのに、どうして君は何も教えてくれないん

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          序盤論-各論1-

          にーはお。あおです。各戦法について熱く語っていきたいと思いましたが、角換わり右玉愛が強すぎる案件なので、ほどほどに書いていきます。余談ですが、にーはおぱおぱお、みたいなタイトルの漫画?アニメ?がありませんでしたか?語呂だけで耳に残っています。さて、今回の各論ですが、総論の考えがベースになっていることだけは、先に記載しておきます。総論ってなんだよ、という方に一言で説明すると①先手最高②先攻asNO.1③誤魔化しの後手番、という内容を長々と書いたというだけの話です。 先手編先手

          序盤論-各論1-

          序盤論-総論-

          初めにぐーてんもるげん。あおです。「序盤を語りたい」そんな衝動に駆られてしまったので、急遽筆を取った形です。突然ですが、皆さんは好まないブログとかはありますか?僕はあります。それは自分のレベルを明かさないで、理論や棋書を紹介するタイプのものです。正直、参考にして良いのかさえも分かりません。内容で判断すれば、と言われることも多いですが、それができる人はそれこそ高段者のレベルだと思っています。なので、棋力を明かすと、僕は将棋ウォーズという将棋風エキサイティングゲームで三段で指すく

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          将棋は祈り〜祈祷力を高める三つの鉄則とたった一つの心得〜

          おはようございます。突然ですが、皆さんは将棋で勝つためには何が必要だと考えるのだろうか?精密な序盤、安定した中盤力、圧倒的終盤力、どれも大切であり、的を得ているだろう。将棋は二人零和有限確定完全情報ゲーム、すなわち、何かしらの結論があり、我々は探究者として、日々その結論までに至る荒野を歩き続けている。だが、忘れてはいけない。将棋とは相手がいて成り立つゲームである。勝負の世界、それが将棋のもう一つの側面であり、我々は勝ちを追い求めて、上司の顔色を伺うように、己の世界を対戦相手に

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          自戦記〜気づいたら三間穴熊を指していた編〜

          おはようございます。何故自戦記?ということですが、フォロワーさんの自戦記を見て、面白そうだなとか、こういうのが増えればいいな、とか思ったり思わなかったりしたので、とりあえず書こうと思いました。 自己紹介をば、普段は居飛車党で急戦を好んで指す、薄い玉を愛している人です。今は昔、終盤だけで勝っていた者ありけり、ということで昔は終盤型でしたが、あの時の切れ味は何処へ…… 今回はそんな序盤型正統派居飛車党の棋譜を紹介します。 2六歩 3四歩 2五歩 3三角 7六歩 4四歩 4八

          自戦記〜気づいたら三間穴熊を指していた編〜