スタートライン

おはようございます。しばらくチェスに力を入れていました。将棋と同じ、というか、ほとんど全てのことで同じだと思いますが、結果が出るまでが長かったです。まあ、云うてとりあえずの目標であったレート2000を超えただけなのですが、、、。

次の目標はレート2200ですね。今のところはレート2500が目標なので、冷静に自分の実力を分析し、足りない力を補いながら達成したいです。また、明らかに弱点が分かっているので、そこを潰せば多分ほぼほぼ恐らくいけます2200は。

さて、本題です。レート2000がどれくらいなのか、あまり強くないな、という思考(私でもなれるかも)を持って欲しいので、何を考えながら戦っているかを記載します。

その前に、僕はミドルエンド+黒番の勉強を多くしていました。というよりも白番はほとんど勉強していませんでした。なんならロペスが自分に合いすぎて勉強しなくても勝ててました。ただ、その他の戦法に関しては常に苦労しながら指していました。なので、2000達成の一番の要因は、間違いなく白番の強化です。バランス良く勉強しましょう。

白番
白番はポーン0.2個分得をしているという考えで指しています。これくらいの僅差なので緩手一手で吹き飛びます。
白番は①スペースアドバンテージと②手番が主な利点です。最大限までコレを活かした駒組みを心掛けたいです。なので、e4e5にはルイロペスが基本です。今でもそう考えています。
ただ、最近は自分の棋風(ここでいう棋風とは採用する戦法の傾向)と自分の特徴(強み)を意識して戦型を選択するようになりました。
つまり、アグレッシブな戦型と読みの深さが自分の答えだと考えました。
そこでchessableのコースを漁り、自分に合う戦型、説明を探していた結果、あるコースと心中することを決心しました。adhibanです。ブリッツのgiri戦でのb3で有名な。
結果的にはハイパーアグレッシブプレイヤーと自称するくらいには染まりました。元々読みの深さに自信があり、ダブルポーンを咎めるみたいな作戦も得意だったというのも大きいですが、、、。
まあ、兎にも角にも1.e4プレイヤーとして新しい武器を手に入れつつ、イタリアンだけでなく、ルイロペスも理解があるという、e4e5プレイヤーに対して厄介な存在になったのではないのかなって思います。
僕の好きなフィッシャー、MVLとは戦型が変わってしまったのが、悲しいところですが、、、。

黒番
まずはイコーライズ。そのためにブレイクと緩手を見抜くために定跡を知ること理解することを重視しています。
将棋でも言っているのですが、序盤力とは比較する力だと考えているので、定跡書をしっかり読むことが1番の近道だと思います。
その上で自分の特性に合わせた戦型選択です。
当初はグリュンフェルドとナイドルフを愛用していたのですが、どちらも嫌な変化が多かったです。特にナイドルフに関してはGPセットアップが受けにくい。グリュンフェルドは純粋にブレイクできないと押しつぶされる。グリュンフェルドに関しては完全に勉強不足なのですが、、、。
そこでセットアップを変更しました。ロンドンに対して強い択を持ちたいのでNf6はオンリー。その上でスペースが狭いことでソフトからの評判が悪いKIDを採用しました。理由はKIDの本が分かりやすく、戦法の特徴が頭に入ってきたからです。
次にシシリアンですが、これはナイドルフからスベシニコフに変更しました。理由はどちらもアタッキングポジションを取れること。スベシニコフセットアップの方がアンチシシリアンに対して、指しやすい順が多いことです。

まとめは一言です。定跡を勉強しよう。以上です。

朝、目が覚めて、真っ先に思い浮かぶタクティクス♪ということで、キツツキをやりましょう。
タクティクスなきストラテジーは無力であり、ストラテジーなきタクティクスも無力である。
僕の好きな言葉です。全てバランス良くやる。何事もそうですが。


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