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初めてシナゴーグに入ってみたらすごかった【2023年5月チェコ旅行】

2023年5月、アメリカ人の夫とふたりでチェコ、スロバキア、ハンガリーを旅行してきました。

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初めてシナゴーグを訪問

ユダヤ教にあまり接点のない日本人。ユダヤ教のシナゴーグの中に入ったことがある人も、それほど多くないのではないでしょうか?私も、そうでした。

今回、プラハではじめてシナゴーグの中を見学することができました!

アルハンブラ宮殿に外見が似ているところからその名前がついたという、スペイン・シナゴーグ

プラハには大きなユダヤ人街があって、たくさんのシナゴーグがあります。シナゴーグはどれも博物館を併設していて、6つのシナゴーグが回れる共通チケットがあるのですが、アメリカ人の夫(クリスチャンですが)がいろいろ見てみたいということで、共通チケット購入。一人3,300円

高い!プラハ城の共通チケットの倍の値段する!(,,゚Д゚)

(参考)プラハ城に行ったときの記事↓


共通チケット3,300円にオーディオガイドなどを追加していたら、二人分のチケットがなんと9,000円くらいになりました。「高いね」と夫に言うと、「そりゃ、ユダヤ人だからね」だそうです(苦笑)

確かに、ユダヤ人地区は建物も一層ゴージャスだった気がします。

高級ブティックがある通りもユダヤ人地区にあります。

で、スペインシナゴーグは、中がゴージャスで圧倒されました!

建物の左右や2階にはユダヤ民族の歴史の展示物があります。ナチスによる迫害についても多数。
シャンデリアもダビデの星になってる。

このスペインシナゴーグでも、よくクラシックコンサートが開催されているそう。シナゴーグのコンサートも、行ってみたかったなぁ〜。

(参考)教会コンサートに行った話↓

次は、旧新シナゴーグ(Old-New Synagogue)

13世紀に建てられた、現存するヨーロッパ最古のシナゴーグ。New Shul(新シナゴーグ)と元々呼ばれていたので、「旧新(Old-New)」シナゴーグと今は呼ばれるようになったそうです。

シナゴーグでは、男性にのみ帽子(キッパ)が入り口で手渡され、男性訪問者はそれを被って中を見学します。

キッパを被る夫の後頭部を激写。

キリスト教の教会では帽子を脱ぐのが礼儀とされているのに、ユダヤ教のシナゴーグでは帽子を被るんだ!と驚きでした。

頭を隠すことで、謙虚さを表すためなんだそうです。

ユダヤ人地区には、グループツアーの人がそこかしこにたくさんいました。
マイゼルシナゴーグ。

他にもたくさんシナゴーグを見学しましたが、どれも教会の造りによく似ていて、やっぱり仲間の宗教(出処が同じ宗教と言えば良いのか?)なんだなと思いました。

クラウゼンシナゴーグ。

いくら教会とシナゴーグが「異なる宗教」の建物とは言え、日本にあるお寺や神社と比べたら、すごく近い。当たり前ですが。

ただ、シナゴーグには銅像や宗教画などが一切ないのは、教会(カトリック)と違うところですね。

今までどういうわけか、教会にはたくさん行ったけど、シナゴーグに一度も入ったことがなかったので、とてもいい勉強になりました。

というわけで、今日はこのへんで!

続き↓


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