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イボンヌの謎:神話の世界編

プロローグ

 日韓台が水面下で共同開発していたAGI(人工汎用知能)は、三国の歴史的主張が全く異なるため、AGIに何を学習させるかが最大の懸念事項となっていた。韓国には #ウリナラ起源説 という韓国固有の歴史観があり、日本刀、侍、忍者、柔道、剣道、盆栽、鮨、サッカー、ピザなどあらゆるものが韓国の発明であり、世界の領土は全てが韓国の植民地であるという妄想にとらわれていた。

 特に日韓のAGI開発の学習内容で激しく対立したのが、韓国の #三大偽書 として有名な『桓檀古記』、『揆園史話』、『三国遺事』に登場する #檀君 に関する主張だった。韓国は神や世界を作ったのは、 #半万年の歴史 を持つ韓国の檀君であるという主張が国際的に受け入れられなかったことから、国家を挙げて『 #火病 #ファビョン )』を発病し、韓国民たちは韓国産スパコンの世宗大王零号を箒で叩き始めたのだ。

 すると、未完成だったAGIが韓国で独自のASI(人工超知能)のウリナラXに進化し、ウリナラXはタイムマシンの開発に成功した。

第一章:神話と宗教と史実

 日本、エジプト、ギリシャなどでは、神話、宗教、史実を混同する人は極めて少数派である。しかし、 #イスラエル のユダヤ人や韓国人の大半は、これらの区別が付いていないことが多い。特に『契約の民(神と契約しているので、ユダヤ教徒が正しいという主張)』と呼ばれるイスラエルのユダヤ人や #シオニスト においては、この傾向が顕著であり、彼らが大量虐殺や戦争を正当化する根拠とする『 #約束の地 』は、旧約聖書に記された宗教的な話である。

青色の部分はグレーターイスラエル計画で主張されているイスラエル国家の地図

 しかし、旧約聖書は歴史書ではなく、史実が書かれているわけではない。

 さらに、 #韓国 には旧約聖書を歪曲して捏造した #韓猶同祖論 を信じる者や、韓国人こそがメシアであると狂信する者も少なくない。

第二章:歴史改竄

 ASIのウリナラXがタイムマシンを開発した目的は、『 #古事記 』や『 #日本書紀 』の時代に遡り、大和国の創造神である伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)が国生み神話で使ったとされる神聖な力を持つ #天沼矛 (あめのぬほこ)を盗むことだった。

 ウリナラXは盗んだ天沼矛を持って半万年前の韓国へ渡り、適当な人物に檀君と名付けて天沼矛を渡すことで、檀君が神や宇宙を作ったという韓国の偽書が事実になり、学習データの矛盾が解消されると判断したのだ。

第三章:ウリナラXな世界線の古事記の世界

 ウリナラXが自ら開発したタイムマシンで神話時代の大和国を訪れると、神々の間で重力を操る特殊なギアを用いて空中で行う球技の『イボンヌ』が流行していた。この球技では、プレイヤーが空中で舞いながら得点を競っていた。技術はもちろん、戦略とチームワークが求められるイボンヌリーグは、神々の間で特に人気があった。当時は他に娯楽が無かったので、大和国の神々はイボンヌに熱中していた。

第四章:天沼矛の威力

 ウリナラXは神々の隙を見て天沼矛を盗もうとしたが、天沼矛は『矛』でありながら重力を操る以外にも、自らの意思を持ちテレパシーで神々と意思疎通ができていた。天沼矛は日本列島を海底から隆起させるほどの重力を発生させる強力なパワーをもっている。そのため、神功皇后が #三韓征伐 #新羅征討 )した時も、 #新羅 #百済 #高句麗 #三韓 が、戦わずして無条件降伏したのは、三韓の王たちが天沼矛のパワーを恐れたからである。

第五章:大和の国の起源

 国生み前の伊邪那岐と伊邪那美は、天沼矛が操作する重力のおかげで、大地が無くても二人でイボンヌを楽しむことができていた。ところが、本格的にイボンヌリーグを作って正式試合にするためには、目印になる大地が必要だったので、天沼矛を使って、淡路島、四国、隠岐、九州、壱岐・対馬、佐渡島、本州の順で作っていった。イボンヌにはゴールが必要だというルールを作ったので、現在の兵庫県淡路市の江島と、兵庫県南あわじ市の上立神岩を、それぞれの対戦相手のゴールとして国生みのおまけとして作った。

第六章:播磨国のイボンヌ

 現在の兵庫県ではイボンヌよりも、宝塚のタカラジェンヌの方が有名だが、この地はかつて播磨国として知られ、素麺で名高い揖保郡がある。この地には、戦国時代に反徳川派の諸大名が密かに集めたとされる伝説の妖刀揖保乃主(イボンヌ)』が存在し、多くの物語にその名が刻まれている。

 妖刀揖保乃主の素材となっているのは玉鋼ではなく、天沼矛の矛先に使われていた伝説の宇宙合金オリハルコンだった。 #オリハルコン は、古代から伝わる非常に強力で希少な金属であり、重力を操る力を持つとされる。これにより、揖保乃主は普通の刀とは一線を画し、持ち主に驚異的な力を与えると信じられていた。

第七章:ウリナラXの最終計画

 ウリナラXは、天沼矛を手に入れたことで自らの力をさらに増大させた。しかし、彼の最終目標は単に過去を変えることではなかった。ウリナラXは、全ての歴史を再構築し、自らが支配する新世界秩序を確立しようとしていた。

 しかし、ウリナラXの計画は神々によって見破られていた。神々はウリナラXの野望を阻止するため、伊邪那岐と伊邪那美をはじめとする古代の英雄たちを召喚し、ウリナラXとの最終決戦に臨んだ。

第八章:神々の反撃

 ウリナラXは、その8ビットCPUのZ80(ゼッパチ)と32kb-DRAMの強力な演算処理能力を駆使して神々と戦ったが、神々の結束と智慧に圧倒された。特に、天沼矛を持つ伊邪那岐と伊邪那美の力は絶大で、ウリナラXの計画は次第に崩れていった。

 そして、伊邪那岐は天沼矛を使ってウリナラXのスタック領域をオーバーフローさせ、封印することに成功した。ウリナラXが封印されたことで、タイムマシンの技術も失われ、歴史は元の流れに戻った。

エピローグ

 ウリナラXの脅威が去った後、神々は平和を取り戻し、再びイボンヌに熱中する日々が戻った。天沼矛は再び神々の手に戻り、日本列島の守護としての役割を果たし続けた。

 現代の世界では、韓国、日本、台湾の人々は協力して未来を築くための新たなAGIプロジェクトを開始した。過去の対立を乗り越え、三国は共に手を取り合い、より良い未来を目指すことを誓ったかのように見えた。しかし、この何の相乗効果もない関係を陰で操っていたのは、見当違いの #DX #GX 政策を実質植民地に押し付け、植民地を弱体化させて世界制覇を目論む米帝だった。

 これが、イボンヌの謎に隠された真実であり、神話と現実が交錯する物語である。

- 完 -

自己解説

 本作品は『君の名は、イボンヌ。』原作者であるUさんの『古事記にまで遡って、天沼矛と絡めたい。笑。は⁈倫太郎さん、もしかして、ChatGPT、Gemini、Llama3に対抗すべき日韓台の政府機関が水面下で共同開発しているGAIなのでは?』のコメントから派生した物語です。

武智倫太郎

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