面接では質問を聞き取る力も必要です

こんにちは、キャリアコンサルタントの山本です。

面接対策には、志望動機や意欲などを確認する質問に答えられるように、自己理解や仕事理解、中長期のキャリアプランを分かりやすく話せる必要があります。

が、話すためのコツが必要なように、面接官の質問の意図を正確に聞き取るコツも必要です。

折角まとめてきた志望動機などの回答も、全く違う質問の時に話してしまえばすべてが台無しです。

緊張は誰にでもありますが、面接はまず面接官の質問に答えるという大前提をお忘れなく。

自分が用意した話を何としても言わなくてはという焦りから、聞かれていないのに話をしてしまいがちですが、それでは相手は理解力やコミュニケーション能力に問題があるのでは、と感じてしまいかねません。

面接といえども、会話。
言葉のキャッチボールです。

相手の言葉をしっかりと受け取ってから相手に合わせて投げ返す必要があります。

相手の質問がどのようなジャンルのものなのか、何について確認したいのか、しっかり聞いて理解する必要があります。

自分が言いたい事や、決めていた事を言う場ではなく、相手の質問に合わせて自分の「好き」や「やりたい・働きたい」や「活躍したい」という思いをのせて回答するということを忘れずに。

一言二言、失敗しても「すみません、緊張してしまって・・・」とか「御社で働きたいと思うあまり、緊張で頭が真っ白になってしまいました」と素直に正直に発言のやり直しをしても大丈夫です。

あなたと相性の良い企業であれば、きっと伝わりますよ。

面接は自分が審査されるだけでなく、自分も果たしてその組織で働きたいと思うのかをはかる大切な機会です。

意思疎通をしっかりさせないと、相性を知ることも難しいですよね。

自分を中心におくと、緊張してしまって上手く相手の言葉を受け取れませんよね。

相手を中心におくように意識すれば、自分も相手も尊重した対応が出来るようになります。

面接と言えども、基本は人と人のふれあいをする場です。

借りてきた素敵な言葉や虚勢を張った自分を見せるよりも、一緒に働きたいを基準にして、果たして自分のどんな経験やスキルでその企業に貢献できるのかを丁寧に伝える事が一番自分を輝かせてくれますよ。

もし面接に不安が強い場合は、キャリアコンサルタントに相談してみませんか？

面接の練習や指導も行えますよ。

キャリアコンサルティングを利用して、希望する職種や企業へのキャリアアップに成功した方もいらっしゃいます。

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