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こんにちは、キャリアコンサルタントの山本です。

教育訓練給付対象講座には様々なものがありますが、今回は受講開始一か月前までにジョブ・カードを作成しキャリアコンサルティングを受ける必要のある訓練のひとつ「特定一般教育訓練」について簡単にご説明します。
後半では、教育訓練講座検索システムについてもご案内しますね。

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「特定一般教育訓練」とは、令和元年10月1日から新設された
「受講する労働者が支給要件などを満たし、かつ、ハローワークで支給申請手続を行うことで、受講修了後、受講費用の40%(上限年間20万円)を支給する」
という教育訓練です。

その指定講座として、税理士、社会保険労務士などの資格取得を訓練目標とする課程や、介護職員初任者研修など計150講座が決定され、
その一年後の今年、令和2年10月1日時点での給付対象講座数は、なんと406講座となりました!

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「特定一般教育訓練給付」は、速やかな再就職と早期のキャリア形成に資する以下のような講座が対象になっています。

①「業務独占資格・名称独占資格・必置資格取得目標の養成課程等
②「業務独占資格・名称独占資格・必置資格試験合格目標講座(訓練 時間 50 時間以上)」
③「IT 資格試験合格目標講座(ITSS レベル2相当以上)」
④「キャリア形成促進プログラム(訓練時間 60 時間以上 120 時間未 満)」
⑤「職業実践力育成プログラム(訓練時間 60 時間以上 120 時間未満)」
この「特定一般教育訓練給付」は、平成30年6月に「人づくり革命基本構想」などで「ITスキルなどキャリアアップ効果の高い講座を対象に給付率を2割から4割に倍増する」とされたことを踏まえ、労働者の速やかな再就職と早期のキャリア形成に資する教育訓練として新設されたものです。

専門実践教育訓練とは制度だけでなく、対象となっている講座もそれぞれ特色がありますので、ご興味のある方は一度調べてみてはいかがでしょうか。

ジョブ・カード2


ご自身の興味のある資格やキャリアアップに必要な学習などが、現在どの訓練の対象となっているのか、もしくはどのような学校や講座があるのか調べられる厚生労働省のサイトがありますよ。

「厚生労働大臣の指定」を受けた教育訓練としてどのような講座があるかは、こちらの
「教育訓練講座検索システムhttps://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/」から検索できます。

今すぐ必要でなくても、キャリアアップやスキルアップの可能性を感じたり、向上心を刺激されたりするかもしれません。

是非お時間のある時に見てみてくださいね。

支給要件確認等には現住所が管轄となっているハローワークさんに行かなくてはなりませんが、
その前にもうちょっと知りたい!という方は、厚生労働省の教育訓練給付制度のサイト
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html)や、

そのサイト内にある「特定一般教育訓練」のリーフレット
(https://www.mhlw.go.jp/content/000571212.pdf)などもご参考になさってくださいね。

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「ジョブ・カード制度総合サイト」https://jobcard.mhlw.go.jp/
「ジョブ・カード作成支援予約サイト」http://jobcard.work/
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