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大都会広島駅へ!平和記念資料館は吉永小百合さんの音声ガイドで学びが深まる◎翌朝は広島モーニング@広島修学旅行

こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。

さて、広島の旅)の続きです。
午後は新尾道駅から広島駅に新幹線で移動しました。
尾道ののんびりした雰囲気から一転、広島駅は大都会。
人の多さに思わず挙動不審になります。オドオド。
ホテルにチェックインして荷物を置いたら、平和記念公園まで歩きます。

夕刻にもかかわらず大勢の人が詰めかける平和記念資料館前

休日夕刻の広島平和記念資料館は、大勢の人、人、人。
外国人が圧倒的に多いことにも驚きます。
通常の列に並んでいるとあまりに時間がかかりそうだったので、アソビューというサイトに登録し、その場でネットでチケットを手配。なんとか入館できました。入館料は大人200円、中学生以下無料です。

音声ガイドは、一人1台400円で借りれます。
約75分で本館、東館のガイドを聞くことができます。
ガイドの一部は、ボランティアとして参加されているという吉永小百合さんが担当されています。

この音声ガイド、ぜひ借りることをお勧めします。
というのも、館内は本当に混み合っているため、展示をじっくり見たり、キャプションを読んだりすることが難しいからです。
人でひしめき合う館内は蒸し暑く、展示内容もあり息苦しさを覚えるほどです。
音声ガイドがあれば、耳で案内を聞きながら、人だかりで見えない展示を手元のディスプレイで確認することもできます。

犠牲になった生徒たちの身につけていた衣服や物品、
熱線で石が白っぽく変色し人が腰掛けていた部分だけが元の色を残す人影の石
中学生の遺骨の下から見つかった、口をつけられることがなく黒焦げになった弁当と水筒
全身の火傷に苦しむ人、顔や身体にガラスの破片が刺さった人、
犠牲者の遺品と遺影とエピソードの展示、
原爆の脅威や被爆前後の広島を紹介する東館の展示、
マラヤからの留学生も被爆し犠牲となったという説明展示もありました。

じっくり音声ガイドを聞きながら観ました。
わたしは高校生の時の修学旅行で訪れて以来だったのですが、内容を全く忘れてしまっていたことに自分でも驚きました。
若い頃の記憶とはそういうものかもしれません。
今回、改めて学ぶことも多かったです。
息子も、何かを感じてくれたらと思います。

記念資料館を後にして、桜の咲き始めた夕方の平和記念公園を歩きました。

夕映えの平和記念資料館
丹下健三の「平和の灯」は手首を合わせて空に手の平をひろげている
原爆の子の像

原爆死没者慰霊碑前で手を合わせました。
「安らかに眠って下さい過ちは繰返しませぬから」
碑文を心のなかで読み上げ、誓います。
たくさんの外国人が、列に並んで手を合わせていたのが印象的です。

原爆ドームの川沿いには、少し早い花見を楽しむ人達で賑わっていました。
79年前の広島の様子を目の当たりにしてきたばかりだったからか、この穏やかな光景は非常に尊く映りました。

原爆ドーム

一旦ホテルに戻り、夕ご飯は繁華街の流川通沿いにある瀬戸内料理屋の広起さんに伺いました。カウンターでいただきます。

繁華街の中では目立つこざっぱりした店構え
広島名物「ウニほうれん」
お造り
上寿司

息子は天ぷらや揚げ物を中心に、うまいうまい!を連発。
大人はお鮨やお刺身中心に。広島名物ウニほうれんは、ほんのりバター風味が甘くて美味しかった!

繁華街のお店らしく、カウンターのお隣にはクラブのママと思しき方が女の子を連れてお客さんとお食事中。奥の一室には政治家風のお客さんが入っていました。
満席御礼で、後から後から暖簾をくぐって様子を見るお客さんが現れては、大将が「いっぱいなんです、ごめんなさい」と断っていました。様子を伺う人の中には外国人も多くいました。

流川通のイケイケ具合に、十代の息子を連れて歩く夜はどぎまぎしましたが、静かな平和大通りに戻ってひと心地。
この日は移動距離も長く疲れたので、ホテルに帰ってすぐに寝ました。

静かな街角に青と白のストライプの屋根がかわいい

翌朝は、広島の朝の文化「モーニング」を楽しみます。

レトロな看板
良心的な価格設定

コーヒールーム「フルフル」です。
モーニングといえば名古屋のイメージがありますが、実は広島が発祥だとか。フルフルは、その有名店の一つです。
店内は、独特の純喫茶のような、雰囲気ある空間です。

ステンドグラスや布張りの壁紙のレトロな店内
ハムトースト
シナモントースト
焼きサンドイッチ

ブルー&ホワイトの食器を重ねて出てくる品々がとても素敵です。
ハムトースト、シナモントースト、ミックスサンド。
どれも上品な美味しさです。
家族で一切れずつ交換していただきました。
量も多過ぎずにちょうど良かったです。

9時の開店直後には満員。
偶然一席空いたので入れましたが、そのあとは行列でした。
お隣の席には常連さん風のおばさまが一人、週刊誌を片手にモーニングのひと時を楽しんでいました。かっこいい!こんな、さらりとした喫茶店の利用の仕方してみたいものです。

さ、腹ごしらえをしたら、宮島に向かいます。
この先はまた次回以降に!

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