第5夜🌈アニマル・コミュニケーター対談😺大和さん・飛鳥さんの物語

相棒たちとの暮らし方

アニマル・コミュニケーションとは

アニマル・コミュニケーションとは『動物と魂の会話』をする技術です。
そして、アニマル・コミュニケーターとは、動物の言葉や気持ちを通訳する人の事です。
ルミさんは、そんなアニマル・コミュニケーターのお一人です。
アニマル・コミュニケーターは犬の訓練士などにも多いそうですよ。
　
番組では、ルミさんがゲストの物語から動物の言葉や気持ちを通訳した内容を伝え、対談を行っています。

アニマル・コミュニケーターのルミさんとKevinさんの対談

あん＞
アニマルコミュニケーターのルミさん。
何かメッセージが届いていればお願いします。

ルミ＞
はい、ありがとうございます。
本当にですね、お話を伺っていて。
おそらくテムズ川のほとりのおうちにお引っ越しされた時が、一番この子たちにとって印象が強かったのかなあっていう感じがしてます。この子達からのメッセージを、と思ったら川というメッセージが来て、それでおうちからテムズ川見えてましたかね。

Kevin＞
ああ見えてましたね、うん。

ルミ＞
で、窓のところからその川であったり、街並みがあったりとか、そこで夕陽を浴びるのが好きで、うん、そこからの眺め、ちょっと高いところだったんでしょうね。高いところから川とその景色見ようとしてこう夕日で街がオレンジになっていて、背中がすごくポカポカと暖かくって。その時が二人とも大好きだったみたいで、それがすごく伝わってきました。

Kevin＞
ああ、そうですか。いや、実はあのテムズ川沿いの家が４階だったんで、やっぱりテムズ川をこう見下ろす感じで。まあそこらへんに鳥とかが飛んできたりすると飛びかかろうとしたりして。で、まあ夕日の方は実は川と反対側だったんですけど、実は夕日も違う部屋に入るようになっていたので。いつもなんかそういうところにちょこんと座って、窓際にね。ちょこんと座っていた感じでしたので、おや、と思って今びっくりしてました。

ルミ＞
夕日がすごいポカポカして気持ちよかった、っていうのが伝わってきて。

Kevin＞
うんうんうんうん。

飛鳥さんと大和さんのテーマは「２人で一緒に家族になる」

ルミ＞
その感覚がすごくね、まずインパクトとして伝わってきたのと、あと家族の絆とか。この子たちがいなかったら、自分たち家族は上手くいってなかったかもっておっしゃってましたけど、まさにこの子たちが　Kevinさんのお宅に来た理由というかまあ、その生での使命というかテーマだけど「家族になる」っていうテーマだったらしいです。

Kevin＞
そうなんですね。

ルミ＞
ちょっと掘り下げて聞いてみると、ペットって言うよりは、みんな猫の家族みたいに思ってたらしいですけど（笑）

Kevin＞
自分たちの家族、なるほど、うんうんうん（笑）

ルミ＞
猫ちゃんによってはこう人よりの、こう、例えば美香さんとこのきなこちゃんなんか、結構人寄りなんですけど、考え方が。　Kevinさんとこの飛鳥ちゃん大和くんに関しては皆さん人間の家族が猫の家族だと。

Kevin＞
そうなんですね〜（笑）

ルミ＞
だから出会って２匹で迎えてくださって、もうそれは彼らにとっても必然で。家族に、みんなで家族になるために。生まれてきたんだって。
そんなメッセージも聞こえました。本当に家族っていうものを大事にしてて、確かに引越が結構多くって、その度にびっくりはしてたらしいです。
やっぱり急に景色が変わってしまったので。

Kevin＞
そうですよね。

ルミ＞
はい、びっくりはしてました。ただ、やっぱりちょっとストレスなんかもね。感じたけれども大丈夫だったって。やっぱり家族がいるから大丈夫だっていうのをすごく心の底っていうか、自分たちの軸としてあったので。なので環境がいろいろ変わったりとか、色んな経験しても家族と一緒に居るから大丈夫って。その安心感がすごい強かったみたいです。

Kevin＞
なるほどなるほど。

ルミ＞
あとあの、病院嫌いっていうのが、えっと注射してましたね、確かね。

Kevin＞
ああ〜はいはい、注射されてます。何度もしてますね。

ルミ＞
うん、してますよね。はい。あの注射がすごく痛かったのと、背中をすごく抑えて、背中とか首を押さえつけられて注射してたじゃないですか？
なんかすごく両方痛かったみたい。注射も痛いし、抑えられてるのも痛いし、もう病院イコール痛いっていう思いしかなくって、それで嫌いになったみたいですね。

Kevin＞
なるほど・・・

ルミ＞
あの本当「チクッ」っていう痛みとか、背中とかあと耳のあたりとかをぎゅって押さえられたような痛みが来たので、これは飛鳥ちゃん大和くんが感じてた痛みなんだろうなあって。
「こんな気持だったんだよ〜」っていうのを今、私に訴えてきたのかなって思います。

Kevin＞
そうでしたか。確かにね、あの注射とか、あるいはあと検温とか採血にも皆んなで押さえてました。というか、もうじっとしていないので、押さえつけるしかなかったですよね。それが嫌だったんでしょうね、きっとね。

ルミ＞
そうですね、痛かったし、押さえつけられるのがもうとにかく痛い。
もうものすごく恐怖というか「いたーーーーい！」という感じがありましたので、まあこれは痛いよなあっていうぐらいの痛みが私も背中とか首とかに伝わってきていて。

Kevin＞
ああ、そうですか。

ルミ＞
もうずっと抑えられたんだろうな、っていう感じですね。
いやでもすごく、家族の話に戻りますけど、家族っていうところを。家族愛っていうのかしら？うん、ファミリーとしてもずっと一緒に長く暮らせたところで、飛鳥ちゃんも今すごく幸せを感じていまして。

Kevin＞
はい。

ルミ＞
なんかもうすごく穏やかな感じになってまして、お出迎えも家族なのでね、お出迎えなきゃっていう。

Kevin＞
うん、ああ〜はい、はいはい

ルミ＞
「やってあげなきゃ」っていう感じなんですよ

Kevin＞
なるほど、なるほど（笑）
これ、自分たちの家族と思ってるわけですよね。

ルミ＞
そうなんですよ。自分たちがあの〜、守るまではいかないですけれども、仲間とか家族、本当に動物の家族と思っているのでやっぱり特別だし、皆さんがいるからすごく今幸せで穏やかでよかったなあっていう。
今、本当になにかストレスもなさそうですし、これすごい、高齢でお元気な猫ちゃんだと思います。

Kevin＞
うん、本当に気持ち良さそうに、最近は良く寝てますね。

ルミ＞
なんか今すごく色んなもの、まあストレスもね、昔は当然いろいろあったと思うんですけども、今、本当に何のストレスもなく、もう力がいい意味でリラックスしてふわーっと抜けて、常に笑っているような（笑）

Kevin＞
（笑）なるほど。

ルミ＞
そんな感じです、うん。

Kevin＞
まあええ。気持ちよくして、リラックスしてストレスもなく居てくれたらいいなと思いますね。うん。

ルミ＞
まさにまさに、今そんな感じです。
まあ、ちょっとね、お年も年なので。あまり心配はしていないんですが、どこか痛いところとかないかなーって思ってたんですけど、本当にそういうのもあんまり感じずですね。どこが重たいとか、そういうのもあんまり感じないので、本当に今、心身ともにすごく健やかな状態なんだろうなっていう気がしますね。そんな感じが伝わってきます。

Kevin＞
いや、そうですか。本当に良かったです。ありがとうございます。

ルミ＞
あと、大和くんもね。もう亡くなってしまってはいるんですけれども、
あの。大和くんこう何ていうんでしょう？なんかこう、家族を守ったぐらいに思ってるみたいなので。

Kevin＞
（笑）なるほど。

ルミ＞
やりきった！うん。守り切ったぞ！みたいな。

Kevin＞
うんうんうんうん。

ルミ＞
そんな感じで、家族としてこう・・・
まあ大和くんの中で家族ってこういうものだなって、こういう存在、こういう感覚が家族の感覚なんだなーっていうのを充分に学んで、本当に満足して旅立って行ったようです。うん。

Kevin＞
よかった、よかった。

ルミ＞
もちろん色んなことがあったけれども、自分がこの家族を守ったぞ、
みたいな。

Kevin＞
なるほど。
そう、なんですね。

ルミ＞
結構、大和くんの方が色々家族の方を何気に見ていた感じがしますね。
目を光らせたというか。

Kevin＞
ああ〜、そうですかね。まあ、そう・・・
我々が旅行から帰ってきて、だいたいあの粗相するっていうか、それは飛鳥の方でしたけどね。

ルミ＞
飛鳥ちゃんはあの〜、そうですね。ふわっと、したところがあったり。
やっぱりまあ何ていうんでしょう。その間を守ってたというか、ビシッとしてたところがあったので、うん。
飛鳥ちゃんは感情をちゃんと表現できる子だと思うんですけど、大和くんは自分がこの家族を守っている。
って、いう気があったらしいので、お名前通りの勇ましい子で。

Kevin＞
そうですね、うん。

ルミ＞
何気にこう、家のことをしっかり見ていて。
いなくなって、もちろん寂しいって言うところもあったんでしょうけれども、そこはもう。信じて待つみたいな。

Kevin＞
うんうんうん。ですね。

ルミ＞
そんな感じでやっぱり兄弟だけど、性格がちょっと、やっぱり違っていて。

Kevin＞
そうですね。

ルミ＞
もう本当にお名前の方の通り大和くんは勇ましい。飛鳥ちゃんもまぁ、戦艦の名前ですけれども、飛鳥ちゃんは感情をストレートに表現しやすい子だったのかな、と。

Kevin＞
そうかそうか、そうですね。

ルミ＞
ええその辺もきっとあの、Kevinさんもご家族もご理解いただいているから、二人ともすごくリラックスしていいにゃん生を送っている。送っていたんだと思います、はい。

Kevin＞
なるほど。もうそれは何よりです。

ルミ＞
本当にこう動物さんって生まれてくる理由としてテーマを。

Kevin＞
ああ、そうなんですね。

ルミ＞
ワンテーマをやはり持ってるんですね。いろんなテーマを持って来るんですけど、そのテーマを学び切るっていうことが、一番のその子たちの幸せであり目的であるので、それを全うさせてあげる飼い主さんっていうのは、本当にこの子たちにとって素晴らしい存在で、かけがえのない存在です。
本当に「自分たちの家族になってくれてありがとう」っていう気持ちでいっぱいです。

Kevin＞
へえ〜、うん。まあ、我々もそうなんですが、そうですね。
彼らもそう思ってくれてたら、こんな嬉しいことはないですね。

ルミ＞
特に飛鳥ちゃんの方は、本当にすごい感謝。
家族になってくれてありがとう。
大和くんの方はありがとうはありがとうなんですけど、自分が選んだ、と。

Kevin＞
なるほど〜、なるほど〜。

ルミ＞
だから本当にね、あの新聞の広告を見て、それにちょっとお高い金額にも
怯まず決めたっていうのは、大和くんが呼んだっていう。

Kevin＞
そうだったんですね〜。もう２匹飼うつもりは全くなかったんですよね。
まあ１匹だよねとかって思ってたんですけど、見に行ったらなんか皆んなで「２匹だよね〜」みたいな感じで（笑）

ルミ＞
それがやっぱり素晴らしいところで。じゃあこの子たちもきょうだいだから絶対一緒にその後も暮らすって訳では当然ないじゃないですか。

Kevin＞
そうですね。

ルミ＞
うん、やっぱりこの子たちも魂は別々なので。きょうだいだからといって、同じテーマ、同じ家族でっていうのもまたイコールではないんですよ。
ただ、この子たちは２人で一緒に家族になる、彼と彼女にしてみれば、猫の家族を見つける、猫の家族と暮らすっていう目的を持っていたもんですから。なのでそれをちゃんと感じ取ってくださったんだろうなあと思って。

やっぱり１匹にしますじゃなくて、ちゃんとこの子たちは一緒に、というメッセージがすごく強く込められていたと思うので。
本当にその出会いとかもね。やっぱりすごく不思議というか、すごいご縁であったりとか、大和くんに言わせれば、自分が引き寄せたと（笑）

Kevin＞
大和にに引き寄せられたということなんですね。なるほどね。うん。

ルミ＞
やっぱりちゃんとキャッチして、飼い主さんのところにちゃんと繋がっていくんですよね。まさにそれが現れていらっしゃるなあと思って、改めてペットと飼い主さんの関係性であったり、出会いってすごく不思議で。不思議であったりとか、奥が深かったりとか、色んな意味がそこにあるんだなって改めて思います。

Kevin＞
本当に奥が深いものなんですね〜。
ありがとうございました。

あん＞
ありがとうございました。
あれですね、あの大和さんと飛鳥さん、本当に魂が全然別っていうのがルミさんの話を聞いてても、なんか特徴が全く違うっていうところが出てましたね。

Kevin＞
そうなんですよね。なんかね、よく分かったのが性格がやっぱり違うと。まあ、その長女と三男ですけどね。

あん＞
弟君、男気があったんですね。

Kevin＞
そうですね。

あん＞
なんか最後は奥様と一緒に、というのが・・、「僕がずっと奥さんのこと守ってあげるよ」って気持ちがあったんですかね？
お母さんのことを僕が守るみたいな。

Kevin＞
ああ〜、そうだった。

ルミ＞
そうですね、うん、別れ難かったんでしょうね。
こういう別れ方をしないと、きっとお母さんはずっと苦しんだりとか。

Kevin＞
うんうんうん。ああ〜、確かにねえ。

ルミ＞
自分を責めてしまったりとか、おそらくそういうことがあったんじゃないでしょうかね。だから行く時は必ず決めていた気がします。
これ自分がいなくなった後に悩むだろうなと。自分が目の前で行かないと。

Kevin＞
うんうんうんうん

ルミ＞
だからすごく家族のこと、本当によく見てたんですよね。

Kevin＞
うん、なるほどね。やっぱりまあ、あのまま週末に連れて帰ってこないで、点滴をずっと打ってもらってたら・・・とかいう思いもあったんですけど。まぁでもやっぱり帰ってきてその晩でしたんでね。
まだまだ12月の初めだったんですけど、年内はあの点滴でなんとかなるでしょうみたいなことを言われたんですけどね。
まあ、でもね、やっぱり何があるか分からないからって言われてたので、
あの週末だけでも連れて帰りますって言ったのが、やっぱり大和がそうさせたんだ、そうさせてくれてたのかなということがなんとなく、そうだったんだなあというところが腑に落ちる感じのところもありますね。

あん＞
すごい運命ですね。Kevin家のつながりが強い、猫２匹を含めたKevin家のつながりの強さ。
お互いに死ぬときは一緒にそばに居るよ、居てよ、というような。

Kevin＞
そうですね。

番組一同＞
ありがとうございました。

子猫の時の飛鳥さんと大和さん

編集後記

この後、飛鳥さんは23年6月27日に旅立ちました。
いつもの場所であるKevinさんの奥様の机の下で、眠るように静かに。
19才でした。

　その少し前のこと。ご長男から「娘が、マミー(Kevinさんの奥様）とじいじ(Kevinさん）の所に行きたいと言っているから、今週末にいってもいいか？」とファミリーラインへ連絡があり、次男ご家族と共に大家族がKevinさん宅へ集合！　久々のランチ会で、ご長男の奥様からご懐妊の嬉しいお知らせもあったそうです。
「飛鳥も喜んでいる様子だった」とKevinさんは振り返ります。

飛鳥さんが息を引き取ったのは、そのランチ会の2日後でした。

　ロンドンでKevinさん一家の家族となったベンガル猫きょうだいの大和さんと、飛鳥さん。
Kevinさん家族と20年近くもの長い時間を過ごし、家族の成長を見て来た猫たち。弟の大和さんを見送った姉さん猫の飛鳥さんは、新たな家族の誕生の話を聞いた後に安心したかのように旅立ちました。
アニマルコミュニケーターとの対話であった、まさに2匹の猫たちのテーマは”家族をつくる”だったのだなぁと感じます。

大和さん、飛鳥さんたちがつくった家族の輪はどんどん広がっています。
優しく包み込むような飛鳥さんの喜びの気持ちが伝わって来るようです。

飛鳥さんのご冥福をお祈りいたします。

●アニマル・コミュニケーターとの対談は、動物とのコミュニケーションの
１つの考え方として番組で取り上げています。