【ChatGPT4の営業活用】インサイドセールスからフィールドセールスへの情報引き継ぎ
■インサイドセールスの業務を圧迫する「電話後のメモ」がなくなる時代!
インサイドセールスがアポを取った後、フィールドセールスへ引き継ぐ際に、要点を引き継ぎメモを残すのが、一般的な営業組織の流れです。
ただ、このメモを残す作業が本当に大変!
というのも、電話をしたその直後に残すケースはまだいいのですが、電話をする業務が立て込んでいる場合は、後でメモしよう!となりますが、大抵どの案件がどの情報だったか忘れて、結局録音を聞いてからまとめる作業が発生します。
営業によっては、このメモを残すのに、1件30分〜1時間かかるケースもあります!
■最近話題のCTIツール(電話録音&文字起こしツール)もあるが。。。
CTIで録音されたものを見てよ!となるかもしれませんが、例えば 20分の電話アポを全部聞くのは、フィールドセールスからしたら、面倒です!
フィールドセールスからすると、要点だけまとまっている情報が欲しい!
これを解決するのが、ChatGPT4です!
■結論、「インサイドセールスが架電に集中できる方法」をシェアします!
■手順①「CTIを活用して、インサイドセールスが架電する」
★ポイント
日本だと、Miitelの文字起こし精度が高いですが、この文字起こし段階では、精度の低いサービスでも問題ない(今回はpickponを活用)!
※詳細は、以下記事
■手順②「CTIの文字起こし全文を英語へ翻訳する」
★ポイント
日本語だと、ChatGPT4文字数制限が少ないので、英語翻訳してから、活用することで、文字数制限を緩和する!
詳細は以下
■手順③「②全文をワードにコピペし、内部情報を置換する」
★ポイント
セキュリティの観点から、顧客名や営業名、サービス名をマスクする
詳細は以下
■手順④「ChatGPT4で、以下プロンプトを入力」
■手順⑤「ChatGPT4で③全文を要約させる」
要約した後の文章はこちら!
顧客Bは現在、顧客管理と営業管理を別々に行っている。
顧客Bは、内部の発注システムがあるが、複製と貼り付けが必要で、少なくとも営業部門では一定の整合性が欲しいと考えている。
顧客Bは、導入費用を少し抑えたいと考えている。
顧客Bの企業では、商談の履歴や進行状況などが管理されている。
管理対象の情報は、確度や予想月などに関するもので、これらが集計しやすい形であることが好ましい。
顧客Bの会社では、Excelを使用しているが、その負荷が高い。
顧客数が増えている。
顧客Bは、顧客やプロジェクトの情報を日々入力し、集計データの形で簡単に出力できるシステムが良いと考えている。
顧客Bの会社では、新規販売に焦点を当てている一方で、既存の販売も考慮している。
既存のクライアントからは時々新たなオファーを受けることがある。
顧客Bの会社には◯人の営業担当者と◯人のサポートメンバーがいる。
顧客Bは、費用を抑えつつ、自社内でシステムを管理する責任者を置き、アプリケーションの設計や運用を任せる形のシステムを希望している。
営業Aは、営業Aが提案するシステムの使用イメージについて話し合いたいと提案した。
それをウェブ上で話し合うことを提案し、次回の会議日を顧客Bに確認した。
■手順⑥「⑤の内容をコピペして、フィールドセールスへの引き継ぎ先メモに入れる」
以上
■結論
インサイドセールスが録音を聞き直して、引き継ぎメモをまとめるような営業雑務はなくなる!
今回は、分かりやすいように手順を分けたが、プラグイン追加などで、一連のツール間の作業を自動化することは可能!
営業が、営業雑務から解放されて、ピュアに提案活動に専念できて、創造性高い仕事に集中できる時代はすでに来ている!
即実践を!