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小説「黒の悪魔が死ぬまで。」

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伝承『黒の悪魔と旅人と。』に出てくる”黒の悪魔”。 その、空想の産物だと思われていた”黒の悪魔”が …ある日、突如として、現実世界にーーー誕生した。 さっぱり読める、安心…
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#小説連載中

第51話「”禁色”の少年」

(ここに、俺と同じ”禁色”が…。

ひどい目に、あってるらしいし、
早く見つけて、助けてあげたいな。)

はやる気持ちを抑えて。

一応初めてくる場所だから、
黒の隊服をコートで隠して歩く。

ホワイトノーブルは、
まだ表立って戦う気は無いみたいだけど…

さすがに、こんなところで
ヤツラに見つかるのは避けたかった。

そんなこんなで、自分でも少し怪しいなと思いながら
コートの前をピッタリと閉めて

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第三章(来たる日に備えて):第50話「特色隊、通常運転」

『ま〜だ着かないのぉ〜?お腹すいちゃったなぁ〜。』

「その姿で”お腹すいた”は無いでしょ!全く、また勝手に出てきて…。」

昼食を終えて、あれからすぐに出発。

ペアレの背に乗って、”目的の村”まで駆け抜けて
さすがに陽が落ちてきたから、各自徒歩に切り替えたその頃。

”また”、アオ兄が薄い赤色の鳥として、勝手に発現してきた。

『だってぇ〜。本格的に日が落ちたら、もう出てこられないんだもん!兄

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