- 運営しているクリエイター
#最近の学び
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅〜季節は四つだけじゃない〈暦のお話 まえがきに変えて〉
一年を通して様々な季節が味わえる日本。古来より大切にされてきた暦に触れていくことで、その豊かさをより深く感じられます。知ることは伝統や智慧、ひいては叡智とつながる第一歩。オーガニックオーダーを体感し、イマここに生きましょう。
〇この『暦と季節のお話』シリーズは、
伝統的な暦【二十四節気七十ニ候】を、リアルタイムに季節を感じながら、養生法と共にみてみようというものです。
マガジンに順次まとめていま
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「草木萌動(そうもくめばえいずる)」〉
2021年2月28日~3月4日七十二候 第6番 雨水 末候 『草木萌動(そうもくめばえいずる)』草木が芽吹きはじめる頃。
少しづつ春の気配が増し、雨水に入ってからはハマダイコンの可憐な花や若草色を目にするようになり、河津桜が咲いたり、菜の花の彩りに明るく照らされる日々となってきました。
雨水も今日から末候。雨水もこの五日間で終わり、季節は次へと移っていきます。
末候は占星術の『五度前』のよう
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「霞始靆(かすみ はじめて たなびく)〉
2021年2月23日~27日七十二候 第5候 「霞始靆(かすみ はじめて たなびく)」
かすみがたなびきはじめる頃。
『春霞』とは、なんとも風情を感じる言葉です。
わたしはこの言葉を聴くと、お能の羽衣を想い出します。
なんだか聴くだけでうっとりとしてしまう美しさです。
ところで、
“もや、かすみ、きり”など、似たような言葉がいくつもありますね。
感性では違うものと認識していますが、さて
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」〉
2021年2月18日~3月19日24節氣 第2番 雨水(うすい)冷たい雪から雨に変わる頃、とされています。
また、この時期は「春一番」が吹く頃とされています。
今年はすでに関東で春一番の発表があり、過去最も早い記録を更新しました。
春一番とは、冬から春への移行期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風のことです。その威力は凄まじく、時に交通に影響が出る場合もあるのでこの時期の要注意事項ですね。
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈立春 末候「魚上氷(うおこおりをいずる)」〉
2021年2月13日~17日七十二候 第三候 立春末候「魚上氷(うおこおりをいずる)」
割れた氷の間から魚が飛び出る頃
そんなシーンはなかなかお目にかかれるものではありませんが、どんどんと移り変わっていく自然のエネルギッシュな営みが感じられる詩句です。
この五日で春の幕開け立春は終わり、次の節氣に入ります。
次は『雨水』。
この頃になるとふとしたときのふんわりとした春の気配がより濃くなって
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈立春 次候「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」〉
2021年2月8日~12日七十二候 第二候 立春 次候「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」
鶯が山里で囀り始める頃
さて、候も進み、いよいよ春の鳥の代名詞、うぐいすの登場です。
サロンのある場所はとてもたくさんの野鳥がいて、一年中かわいらしい小鳥のさえずりを聴くことができますが、なかでもこの鶯の声は季節の豊かさを感じさせてくれるBGMとして、本当にたのしませてもらっています。
最初の練習からはじま
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」〉
2021年1月30日~2月3日七十二候 第72候 大寒 末候 「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」鶏が卵を産み始めるという意。
春の気を感じたニワトリが、鳥屋に入って卵を産む時候を言いますが、現代は殆どの人が年間を通して養鶏場で採卵されたものをスーパーで購入する時代。
鶏は見かけなくても、その鶏卵は一年中身近で、こうして言われなければ季節があるものなのかということもわかりませんね。
栄養
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話 〈雑節 節分〉
節分の日が動く理由意外と知られていませんが、豆まきで馴染みのある節分の日は決まっているわけではありません。このページでは、なぜ節分の日が動くのか?順番にみていくことにしましょう。
★雑節についてはページ後半で書いています。忘れてしまったよという方は目次からどうぞ。
★節分の行事『豆まき』についても触れていきます。
なぜ節分の日が動くのか。そもそも節分とは、「季節を分ける」という意味の雑節で、