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#暦と季節のお話
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅〜季節は四つだけじゃない〈暦のお話 まえがきに変えて〉
一年を通して様々な季節が味わえる日本。古来より大切にされてきた暦に触れていくことで、その豊かさをより深く感じられます。知ることは伝統や智慧、ひいては叡智とつながる第一歩。オーガニックオーダーを体感し、イマここに生きましょう。
〇この『暦と季節のお話』シリーズは、
伝統的な暦【二十四節気七十ニ候】を、リアルタイムに季節を感じながら、養生法と共にみてみようというものです。
マガジンに順次まとめていま
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話 〈小雪 末候『橘始黄(たちばな はじめて きばむ)』〉
2020年12月2日~6日 七十二候 第60候 小雪 末候『橘始黄(たちばな はじめて きばむ)』橘の実が黄色くなり始める頃
この橘とはヤマトタチバナのことで、別名ニッポンタチバナとも呼ばれています。
「橘」とは、古くは柑橘類の総称で、文献などに出てくる「橘」は、いろいろなミカン類を合わせてこのように呼ばれていたそうです。
サロンのある地域は柑橘類の栽培が盛んで、一年を通して様々な柑橘が市場に
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話 〈小雪 次候『朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)』〉
2020年11月27日~12月1日七十二候 第59候 小雪・次候『朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)』
北風が木葉を吹き払ってしまう、の意。
今日27日は、サロンがある地域では日差しはあれど朝から冷えを感じる陽気、午後は急に曇り雨が降ってきましたが、夕方は上がり、きれいな夕方の光と空。
一時的に雨が降っても、空気が澄み、冷えて乾燥するので、いよいよ冬だなあと感じます。
先日出てきた水仙も、
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話 〈小雪 初候『虹蔵不見(にじかくれてみえず)』〉
2020年11月22日~12月6日 二十四節氣 第20番 小雪初雪が降り始める頃
2020年11月22日〜26日七十二候 第58番 小雪 初候『虹蔵不見(にじかくれてみえず)』虹が見えなくなる頃、の意。
今回の候は、清明の末候(4月15日~19日頃)『虹始見(にじはじめてみる)』と対になっている候です。
季節の環が想像できておもしろいなと思います。
「虹蔵不見」の「蔵」には潜むという意味が
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話 〈立冬 末候『金盞香 (きんせんかさく)〉
2020年11月17日~21日 七十二候 第57候 立冬末候 『金盞香 (きんせんかさく)』
ここで言う『きんせんか』とは、春に咲くキク科の金盞花のことではありません。
なんと、あの可憐な水仙のことなのです。
金盞とは黄金の杯のこと。
白い6枚の花びらの真ん中に、艶やかな黄色の副花冠を持つ水仙の異名なのだそうです。
水仙は他にも別名を持ちます。
二つ目の別名は、『雪中花』。
水仙が咲
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話 〈立冬次候 『地始凍(ち はじめて こおる)』〉
2020年11月12日~16日 七十二候 第56候 立冬 次候 『地始凍(ち はじめて こおる)』
★一部改訂のお知らせ➤2020年11月17日、初期文中に使用していました『ムチン』という成分とそれにまつわる表現が国際的な観点から正確でないことがわかりましたので改訂させて頂きます。日本では何十年にも渡って野菜類から『ムチン』を摂取できると教えられており、学校教育の教科書に記載されたり、管理栄養士
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話 〈立冬初候 『山茶始開(つばきはじめてひらく)』〉
二十四節気 立冬 2020年11月7日~21日
七十二候 立冬 初候 『山茶始開(つばきはじめてひらく)』
2020年11月7日~11日
山茶花➡️さざんか
似ていますね。
見た目もそっくりです。
↓見分け方はこちらの記事がわかりやすかったのでリンクさせて頂きました↓
う~ん
今日、椿と思っていたのは山茶花だったのかも!
いずれにしても美しくて、いつも心をあたためてくれます。
★二十
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話~〈霜降 末候「楓蔦黄(もみじ つた きばむ)」〉
2020年11月2日~6日
七十二候 第54候 霜降 末候「楓蔦黄(もみじ つた きばむ)」
字はかえでですが、これでもみじと読むそうです。
や つたが黄色くなってくる頃➤➤➤紅葉の頃と捉えて良いのかなぁと景色を想いしみじみ。
この候が終われば秋土用も終わり、7日は立冬、冬の幕開けとなります。
このあとの候は、冬ならではの風景を重ねていくような詩が続いて、読んでいるだけで清々しい気持ちにな
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話〈 霜降 次候「霎時施(こさめときどきふる)」〉
2020年10月28日~11月1日 七十二候 第53候 霜降 次候「霎時施(こさめときどきふる)」
小雨が時々降るような時期ということですが、時雨が降るようになる時とも捉えられます。
夏の激しい雨ではなく、しとしとと静かに浸みていくような雨に変わるというところに季節の移ろいを感じます。
時雨(しぐれ、じう)は、主に秋から冬にかけて起こる、一時的に降ったり止んだりする雨のことを表す言葉です。
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話〈 霜降 初候「霜始降(しもはじめてふる)」〉
2020年10月23日~27日 七十二候 霜降(そうこう) 初候「霜始降(しもはじめてふる)」〉ここのところ、デスクワークで急ぎのものがあり、かなり急ピッチで進めていました。
しばらくすると、足があっという間に冷えきってしまい、足元用の小さな匕ーターを出しました。
早すぎかな?なんて思いましたが、これがもうすごく快適で、作業がとっても捗った上、心なしか体調も良くなるような気がします
足元が
土用のこと。~暦のお話~
土用ってなんだろう?
土用は夏の丑の日で有名ですが、この日だけではありません。
土用とは雑節のひとつで、1日だけではなく期間を総称します。
雑節というのは、一年間を24等分にした暦である24節気以外に作られた、いわば『二十四節気-番外編-』。
これがあることによって、季節をより正確に捉えられるように、日本の風土により密接した節目に作られています。
土用は、年間春夏秋冬の各4回
土用は、年
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話〈寒露 末候「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」〉
2020年10月18日~22日 七十二候 第51番 寒露 末候「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」キリギリスが戸の辺りで鳴く、という意。
キリギリスの鳴き声が聴こえてくる頃、ということですね。
キリギリスについて、知っていることは何だろう?
と考えてみると、
イソップ物語の『アリとキリギリス』のストーリーを知っているだけでした。つまり、実際のキリギリスがどんな生き物なのか、まったく知らなかっ
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅・暦のお話 《雑節・夏土用》
一年を通して様々な季節が味わえる日本。古来より大切にされてきた暦に触れていくことで、その豊かさをより深く感じられます。知ることは伝統や智慧、ひいては叡智とつながる第一歩。オーガニックオーダーを感じ、イマここに。
2020年夏土用 7月19日(日)~8月6日(木)今日から夏土用に入ります。梅雨明けどころか各地で大雨の被害があり、緊張感が拭えません。
落ち着きを取り戻す土用であって欲しいと願わずに
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅・暦のお話~小暑 次候 蓮始開(はすはじめてひらく)
一年を通して様々な季節が味わえる日本。古来より大切にされてきた暦に触れていくことで、その豊かさをより深く感じられます。知ることは伝統や智慧、ひいては叡智とつながる第一歩。オーガニックオーダーを体感し、イマここに生きましょう。
二十四節季 小暑(2020年㋆7日~21日)
2020年7月12日~16日 七十二候 第三十二候 《小暑次候》蓮始開(はすはじめてひらく)★古来より日本で親しまれてきた二