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このままでいい

”大人になって直面した最も難しい教訓は、どれだけ内側が壊れていようとも、生き抜かなければならないという果てしない必要性です。心が痛んでいても、大切な人を失った悲しみの中にあっても、疲れ果ててベッドから起き上がれなくても、そんなことは関係ありません。人生は私が息を整えるのを待ってはくれず、私の痛みには無関心で、ただ前に進んでいきます。そして私は、全身が休息を求めて叫んでいるときですら、それを無視して前に進むしかないのです。でも、もっと辛いのは、誰もこの現実に本当に備えてくれないことに気付くことです。私たちは、幸せな結末があると信じて育ちますが、実際には、生き抜くことはしばしば「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをする」ことだという厳しい現実に直面します。おそらく、それが最も辛い部分でしょう。ただ生きるだけでなく、その重さを表に出さず、静かに耐えることです。それでも、私たちは知らなかった力を見つけます。なぜなら、その重圧にもかかわらず、私たちは前に進み続けるからです。”


私はこれを読んだ時、数ヶ月前まで一心同体だった家族を失った自分のことが書かれていると感じました。

それからの数ヶ月間、痛みを和らげるために、私はあらゆることを試みました。

しかし、何も効果がなかったと認めるしかないのです。

そして今、Rumiの話す、冒頭の文章に書かれた全てが私に答えをくれたのです。

「どれだけ内側が壊れていようとも、生き抜かなければならない」という言葉は、生そのもの質、残酷さと強さの両面を思い知らされます。

「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをしなければならない」というのは、まさに私の現実です。

最も心に響くのは、「誰もこの現実に本当に備えてくれない」という部分です。

それでも、最後には希望が感じられます。「私たちは知らなかった力を見つける」という言葉が示すように、どんなに辛い状況であっても、生きる力を備えているのです。

今の私は「このままでいい」、それが答えです。


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