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令和阿房列車論番外編(32)〜北海道とんぼ帰りの巻(行き)

1月26日から27日の2日間で北海道に行ってきました。


もともと予定を入れていた

今回の渡道は(最近の記事に書いた母親の急変とは関係なく)AIRDOのバーゲンセールで格安に飛行機に乗れるということで決めていたものでした。
何しろ通常運賃片道3万から5万はする東京〜札幌間の航空運賃が(空港利用料別とはいえ)片道5千円で乗れるのは私のようなものにとって朗報でした。

そこで亡き父親の月命日に合わせて1月26日と27日で往復の予約をしました。

行き:吹雪が止んだ

1月26日東京(羽田空港)発6:50の札幌(新千歳空港)行きに乗り、新千歳空港に着いたは良かったものの吹雪でJRは大幅に遅れていました。それでも予定に近い時間にJR札幌駅に着きました。

札幌駅を降りるとさきほどの吹雪が止んでました。
小樽方面のJRは沿線の高潮で運休していましたが、高速バスは動いていましたので小樽にあるご先祖の菩提寺にある納骨堂(お墓のようなもの)に向かいました。
菩提寺では副住職の奥さんが待っていて少しお話をしたあと、父親の月命日ということで私共の納骨堂の前で副住職さんによる御経を唱えていただきました。納骨堂に来たのは父親の七回忌以来でした。

札幌駅に着いた時に吹雪が止んだのは亡き父親のご加護かもしれません。

それから札幌市内に戻り「ぎょうざのみよしの狸小路店」でみよしの定食を食べました。

みよしの定食


昼食後、ホテルのチェックインにはまだ早かったのでホテル周辺の地下街をうろうろしていました。

叔母との夕食

ホテルにチェックインしたあと、叔母(母親の妹)と会うため札幌市営地下鉄の新さっぽろに向かうため地下鉄東西線に乗りました。

母親が重篤状態になってから叔母とは電話で何回か話はしましたけれども、会うのは約20年ぶりのことでした。
駅ビル内の大戸屋で夕食にしました。

それから叔母と食事をしながら母親のことで約1時間話をしました。

叔母はすでに心に覚悟を決めているのか何度も「なるようになる」と言っていました。
私は父親の七回忌以来会えていなかった母親に会えないもどかしさは残っているものの、叔母の覚悟を受け入れようと思いました。

札幌駅前行きの路線バス

叔母と別れて、ホテルのある札幌都心部に戻るため本来短時間で行ける地下鉄東西線ではなく(約1時間かかる)ジェイ・アール北海道バスの札幌駅前行きに乗りました。

ジェイ・アール北海道バス 札幌駅前行き
(新さっぽろ駅バスターミナル)

バスは国道12号線を進みますが、この路線はかつてJR札幌駅から各方面に路線が伸びていました。けれども札幌市営地下鉄東西線の新さっぽろ延伸や昨今の路線バス運転士不足等でほとんどの路線が新さっぽろ駅までに短絡してしまい、かつての幹線部分を約15分おきに運行しています。

子供の頃、叔母の家の行き帰りの利用した路線に乗りたかったこともあって乗車した札幌駅前行きのバスは1時間近くかけて終点に近い時計台前のバス停で私は降車して大通のホテルに向かいました。

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