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「土は百姓の命」秋野菜の収穫体験。

先日、ご近所さんのご厚意で、
秋野菜の収穫体験をさせて頂きました。


「今回の収穫は、山に入るよ」


そんなお話を事前に聞いておりましたので
家庭菜園とはまた違う感覚なんだろうなぁと
とても楽しみな気持ちで当日を迎えました。

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少し涼しげな風が吹く朝。
今回も天気に恵まれ、気持ちの良い快晴でした。

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土地の持ち主である おじい様手作りの階段を上ります。

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チェーンソーを使いおじい様ご自身で
この土地を切り開いた時に
伐採した丸太で階段を造られたとのことでした。

凄すぎます。

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写真では伝わりにくいのですが、
これだけの広い土地をご自身の手で開拓されたとは。
頭があがりません。本当にすごい。

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まずが「瓜」の収穫から。
正式な名前を忘れてしまいましたが、とても大きくずっしりとした実。
表面にはチクチクとしたトゲのような産毛が生えており、
素手ではとても触れない程でした。



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続いて「柿」の収穫。

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ハサミを使って、枝を切ったり、細かな葉っぱを取り除きました。



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次は「みかん」の収穫。

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自分たちで収穫したみかん。
採ったその場で皮を剥き、、、

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食べる。

普段、特に次男は、
みかんの皮むきを自分でやろうとはしません。
でもこの日はせっせと自分で剥いては、ぱくり。

採ったものを、その場ですぐに頂く。
最高の贅沢でした。



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つぎは「サツマイモ堀り」

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今年は不作だったようで、なかなかお目にかかれません。
子どもたちもそれぞれが道具を手にし、
思いのままに掘り進めます。

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大き目のサツマイモを発見。
満面の笑み。発見できて良かった。



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最後は「小松菜」の収穫。

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最近ハサミを使うことを覚えた長男は
張り切って根っこを切ってくれました。


根っこに付いている土が、
作物を育てるための畑では無い所に落ちるのを見て、
土地の持ち主であるおじい様から


「土は百姓の命。無駄にはしないで欲しい」


と言われました。


「土を育てることが、何より大変なんだ」


そんな言葉を聞き、スッと腹に落ちました。
とても大切なことを教えて頂いた気持ちになりました。


畑・たんぼ・野菜や果物を育てる山。
このような場所って、
きっと日本中にたくさんあるのでしょう。


でも持ち主の方がご高齢で、何ともならなくなって。
引き継いでくれる人もなかなか見つからなくて。

そんな現状が大いにあるのでは、と想像しました。



想いも、土も、場所も、
無駄にしたくない。


純粋にそう思いました。




またお邪魔させて頂ける日を楽しみにしております。

素晴らしい経験、学びを
本当にありがとうございました。

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