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日英比較。日本のいいところについて

こんばんは〜。アヒルです。今日も一日お疲れ様でした。さて、今日は日本とイギリスの比較を、日本のいいところに着目しながらやってみようと思います。

初めに言っておかなければならないですが、僕は日本万歳の人ではありません。よくテレビで見る日本のいいところを取り上げて、どこぞの外人が仰天してる類の映像は大嫌いです。僕の嫌いなエピソードの1つに、日本で財布を落とすと戻ってくるというものがあります。私の知る限り、そんなエピソードは時と場合によりけりだし、外国でも普通に帰ってくるケースはあります。その一方で、必要以上の日本下げもまたあまり好むところではありません。ともするとこの手の議論は、日本は欧米より優れている、欧米の方が日本より優れているといった風潮で語られがちですが、実際は、日本の優れてるところは欧米より優れていて、欧米の優れているところは日本より優れているというのが個人的な印象です。勝ち負けチックに語ることにあまり意味を見出せません。住めば都ですから、多分先進国に住んでいる人でも、日本より母国が好きという人はたくさんいると思います。

ただ私は生粋の日本人、日本人としての目線でイギリスを見ると、どうしても日本と比較してここは。。。という点が目についてしまいます。なので今回は日英比較として日本のいいと思うところを上げてみることにしました。

1 飯がうまい。

もう1で話が落ちているかなという気がしますが、飯が圧倒的に日本の方がコスパがよくおいしいです。ぶっちゃけイギリスで食べたイギリス飯より日本で食べたイギリス飯の方が場合によってはおいしいんじゃないかというくらいで、日ごろの飯、特に外食のコスパで言えば比較になりません。イギリスではなぜか日本食が人気であり、カツカレー(なぜ?)がそこらじゅうのスーパーで売ってますが、たぶんイギリスで1000円以上の金を出して買うカツカレーは、日本では200円くらいで大学生の文化祭で出すレベルでしょう。カツがぼそぼそして、コメがバサバサしています。これに1000円を出すのか。。。というレベル。

またイギリスは多国籍国家なので外食では中国人の開くレストランがたくさんありますが、正直微妙。。。いえ、イギリスの他の飯のクオリティが低すぎるのでおいしく感じますが、日本だったら絶対食わないだろうな。。。というラーメン的なサムシングに1000円以上払うことになります。これはまだましな方で、店によっては2000円以上出して買ったラーメンにピクルスが入ってたりします。本気かよ。

極めつけはファーストフード店。なぜかグローバルチェーン店のマックでさえ、日本と比較するとまずいです。ポテトの揚げ具合がたまに明らかにおかしいときとかあります。日本のようにいつでもカリっと、パリっとしたチキンやポテトはあまり期待できません。

上記のようにイギリスに比べると日本のご飯は筆舌に尽くしがたいほどコスパがよく、おいしいです。しかもイギリスの厄介なところに、高い値段を出すと味が上がる。。。とは限らないため、おいしいものを食べるには、入念のリサーチが必要になります。また日本のようにボッチに優しい料理店はあまりなく、うまい外食を食べるためには必ず気軽に誘える友達が必要になります。ナニコレ。日本の飯は圧倒的です。

2 交通網がすごく便利

これは少し微妙な話で、日本もローカルな地域になってくると話は違ってくると思います。しかしながら、少なくとも関東圏内、東京から2時間以内のエリアで比べた場合、圧倒的に日本の交通網が優れています。御存じロンドンにはチューブ(地下鉄、日本のメトロ的なもの)、バス、タクシーとそれなりに交通網がそろっているのですが、問題はロンドンからほかの街に移動するケース。異常なほど電車賃が高く、ナニコレ…となります。(参考までに言うと、ロンドンから電車で2時間程度のところにある西部のブリストルという町までは、大体往復で1万くらいかかります。)。なのでイギリスでは自分の車で移動するか、コーチと呼ばれる長距離バスを利用して移動するのが常套手段です。日本の関東圏のように電車に乗ればほぼどこにでも安値であっと言う間に移動できるという便利さはないです。

3 人種差別がない

これは日本人が日本に暮らしているので当たり前の話ですし、日本に住んでいる在日韓国人や、ベトナム人といった方々には様々な差別があるのだろうと思うので、あまり言いたくはない話です。というか日本の利点でも何でもないです。ただ、自分の母国に住んでいると、差別がない、周りに自分と同じ民族の人々が居ていつでも言葉が通じるということがどれだけの安心感になるか気づきます。イギリスは多民族国家で、街を歩く人々はそれぞれ黒人、白人、アジア人、イスラム教徒の方々と人種、宗教、性別まで様々です。また英語のアクセントもかなり違うので、人によっては自分の英語が全く通じず、相手の英語も分からないということが頻繁にあります。それに比べると、日本ではどこにいても、だれとでも日本語が通じる。これがいかに便利で利便性に富んでいるか気づかされます。夜に街を歩いていて黒人の人にチャイニーズと叫ばれたり、コロナウイルスめ!と言われた悲しい事件がありましたが、それに比べると日本は平和でいいなあと思います。とはいえ、日本では日本人の日本人に対する差別?的なものがあり、どっちもどっちなのかもしれませんが。

以上です。日本のいいところを上げてみました。最後の3、人種差別がないはかなり迷って書きましたが、単一民族の国家であることがプラスになるということもあるくらいのニュアンスでとらえてくれればうれしいです。日本で移民を受け入れることは、バランスの取れた議論が必要でしょう。またこれはイギリスに優れた点がないということではないです。イギリスの優れた点、日本のダメな点も同じように上げられると思いますが、今回は日本の優れた点に着目して書きました。以上です。アヒルでした。よい明日をお迎えください。

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