大切なのは”新たにスキルを身に着けられる”というスキル

変化の激しい現代で、
新たなスキルを能動的に身に着けることは大切なことだと思います。
なぜなら一つのスキルのニーズがいつまでも続かないから。
技術の進歩の速度が速く、汎用性も高くなっているためです。

いくつか例を挙げてみます。
・自動運転は既に実証実験が日本でも始まり、
中国では本格的に利用が始まっています。
・英語の翻訳機も数年前に比べれば格段に性能が上がっています。
・オンラインバンキングが主流になってきて、
銀行の窓口に行く必要性はほとんどなくなりました。

そのため、これからの時代に大切なのは、
何か特別なスキルをもっていること
ではなく、
状況に応じてスキルを身に着けられること
だと私は思います。

今日は、”何か新しいことを学ぶ”ことについて書いていきたいと思います。

♦みなさんは”学ぶこと”はすきですか?

みなさんは子供の時、勉強は好きでしたか?
好きではなかった方が多いのではないでしょうか。
嫌いだった方も多いかもしれません。
私はそうです。

では、
みなさんは”学ぶこと”は好きですか?
自信をもって好きとはいえないにしても、
嫌いな方は少ないのではないかと思います。


子供の時の勉強と
大人になってから学ぶことは何が違うのでしょうか?

それは内容を自分で選べるところだと私は思います。
大切なのはやらされてる感がなく、
能動的に何かを学ぶという姿勢だと思います。

おそらくnoteを使っていて、
この記事にたどり着いた人は、
能動的に学びたいことがある方なのではないかと思っています。

では新しいことをどうやって身に着けていくのが良いかを
見ていきたいと思います。

♦新たなスキルは20時間で身に着けられる?

これまで新たなスキルを習得するには10000時間かける必要があるというのが定説でした。
しかし、それは事実でしょうか?
下のリンクの動画は”スキルを習得する”という定義は何かを考え、
20時間あれば実践可能な大枠のレベルは習得できるという内容の動画です。

TED TALK "最初の20時間 — あらゆることをサクッと学ぶ方法"

10000時間(1日8時間×週5日×約7年...)といわれると途方もなさ過ぎて”そんなの無理だよ”と思ってしまいますが、
20時間といわれると”それくらいなら頑張ってみようかな”と思えませんか?

まず学びたいことがあれば、
それのために20時間頑張れそうかを考えてみましょう!

♦学び方の勧め

では20時間をどんな使い方をすればよいのでしょうか。

新たなスキルを劇的なスピードで身に着けている人が
世の中にはたくさんいます。
下のリンクは、そのような人たちがどうやって新たなスキルを身に着けているのかの共通点を抽出し、自習法の勧めがまとめられた1冊です。

本書では9つのメソッドが取り上げられていますが、
ここでは私が特に意識している3つを紹介します。

①メタ学習
まずはどうやって学習するかを学習することが大切です。
研究ではなく学習することが目的なので、
その道のプロが既に世の中にはたくさんいます。
・その人たちがどうやって学んだのか
・どのような教材があってどの方法が自分には合うのか
を見極めることに時間を使います。

②直接性
そのスキルを身に着けて、自分が何を実現したいのか。
そこから逆算してどのようなスキルが必要か考えます。
具体的なアウトプットのイメージがあるほど、
何をやるべきなのかを絞っていけます。

③フィードバック
自分の出すアウトプットに対してフィードバックを
もらうことを意識しています。
学習することが自己満足で終わらないためにも、
第三者からの評価や意見をもらうことは非常に大切です。


最近は自分でマクロの勉強をして、
仕事で使えそうなマクロを作成し、
会社のチームの人に使ってもらっています。
そこからフィードバックをもらって改善を図ったりもしました。

♦さいごに

”何か学びたいな”と思うことはたくさんあっても、
一歩目を踏み出すのはハードルが高く感じることが多いかなと思っています。

しかし、
何をやるべきかの道筋がわかって、
それが20時間で身に着けられる

と思うと、少しそのハードルが低くなりませんか?

この記事が何か新たなことを学び始める方の後押しになれば、
とても嬉しいです!

さいごまで読んでくださった方ありがとうございました!


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