『腸と森の「土」を育てる』を読んで

『腸と森の「土」を育てる』を読んで
〜微生物が健康にする人と環境〜

『腸と森の「土」を育てる』桐村里紗/著
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334045562

この本を読むと、MOTHER EARTH マザーアースのエビデンスが科学的に分かります。 
MOTHER EARTH という言葉はよく使われますが、地球環境問題や食のことに関心の無い方々には、ぼんやりとしか伝わっていないだろうと思っていたので、これは、是非オススメしたい本です。

私は、人間が汚してしまった地球の大地や海川の中の有害な物質を分解出来るのは、微生物たちしかないんじゃないの?って思っていて……。
と言うのも、2016年に、原子力工学の専門家6人(熊取六人衆)が主催する原子力安全問題ゼミで出逢ったひとりの京都大学院農学部の青年から、土壌の中の微生物の話を聴いたのがきっかけでした。

 私は、映画「ホピの予言」と出逢いから、目に見えない大きな力で動かされていたのか、勉強会に参加したり、原子力発電所や核の危険性をお伝えするイベントや講演会を企画しました。2008年、私は、当時 京都大学原子炉実験所 助教授の小出裕章さんの講演会を企画しました。ところが、一人も来なくて、友人4人がスタッフで来てくれただけでした。真夏の猛暑日に、自転車で来られた小出さんは、私を含むたった5人の為に、コアな内容の勉強会をして下さいました。一人も来なかったというその失敗から、2011年福島原発事故の後すぐに、私は、小出裕章さんの講演会情報だけのサイト https://healing-goods.info/koide/を一緒に作りました。
このサイトも今年で11年目。たくさんの方が見てくださっていて、ありがとうございます。

ウランとプルトニウムのおかげで気がついたことはたくさんある。
森林破壊、気候変動、環境汚染、私たちの健康を害するものは、放射性物質だけじゃない。農薬、化学肥料、添加物、などありとあらゆる化学物質が、私たちと地球を汚している。

「消化管で人は自然とつながっている。」

地球浄化と蘇生への答えは、分解の達人の微生物たちが知っていると思う。


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