ハッカソンでIoTを使ったRPGを披露してみた
ハッカソンに参戦しました
正月気分が残る中、ハッカソンに参戦しました。ハッカソンとは、短期間でサービスやシステム、アプリケーションなどを開発し、成果を競う開発イベントです。開発やるぞー!
今回は1Dayハッカソン、暖かい日差しの中ゆるやかな雰囲気で始まりました。審査員は参加者、のんびりした雰囲気がハッカソン2回目の私にはありがたかったです。
Demo or Die
今回はデモができるかどうかが全て。のんびりやりましょう的な雰囲気に"少し"緊張感が上がりました(笑)
IoTを使ったRPG作るぞ!
テーマが正月だったので、RPG(ロールプレイングゲーム)を作ることにしました。長い休みはゆっくりRPGでしょ!
RPGのお約束
RPGを作るため、RPGのお約束を確認、以下3つと思いました。
・ややこしいこと
・物語があること
・目的があること
『ややこしいこと』とは、必要なアイテムがすんなり手に入らないことです。欲しいアイテムを持つ村長が、「○○と交換だ」とか言ってすんなり渡してくれない、みたいなやつです。
これらお約束に沿った物語を作ります。
完成! IoTでRPG その名も『箱庭アドベンチャー』
作ったゲームの概要を紹介します。
物語
このような物語にしました。ややこしいので箇条書きにします。
・数千年前の地層から発掘された石板(石板①)には秘宝が封印されている
・封印は真実の鏡によって解くことができる
・真実の石板(石板②)によってスマホを真実の鏡に変えられる
・真実の石板は、専用探索機(ラジコン)で探し出す
→ 真実の鏡で石板(石板①)に封印された秘宝をゲットせよ!
ラジコンを使った探索ゲーム
専用探索機(ラジコン)と探索フィールドはこのようになっています。障害物をよけながら石板②を探します。
ハッカソンでのデモの様子です。石板②を見つけましたね。
操作者は、ラジコン搭載のカメラ映像をたよりに探索する、FPS(一人称)視点のゲームです。いつもの景色を小人目線で見るのは結構たのしいですよ。
このように画面タップでラジコンを操作します。
秘宝を紹介
真実の鏡は複数用意しました。鏡によって現れる秘宝が変わります。
これは、AR(拡張現実)という技術で、3Dオブジェクトを表示しています。石板①のARマーカーをかざすと3Dオブジェクト、つまり秘宝が現れる、という仕組みです。
アンケート分析
今回は参加者同士で表彰する方式、どんな賞にするかは自由です。これってアンケ―トですよね。どんなアンケートを頂いたのか確認します。
・動かすだけでも楽しい賞
・楽しく混ぜたで賞
・凄まじい完成度賞
システムの操作性、組み合わせ方、安定性など技術面について評価いただいたようです。(システムトラブルが起きないよう何度も検証しててよかった)
・面白いRPG賞
・絶対に楽しいやつで賞
・STORYに太古ロマン賞
シナリオ、ストーリーについて評価いただいたようです。
・スゴイです賞
・夢があるde賞
総合的に評価を頂いたようです。
ーーー
ストーリーなど技術以外の要素もこだわったことが、8つもの賞(アンケート)を頂けたのかなと思います。皆さん、ありがとうございました!
8つは参加者中で最多で、主催からオーディエンス賞としてTシャツ頂きましたぁー (自慢です、ごめんなさい、嬉しかったもので)
過去の失敗をフル活用した
IoTを使ったRPGのデモで好評を頂いたのは、前回(ハッカソン初参加)の反省点を対策したことが大きいと思っています。前回は、ホントさんざんな結果でした。。
どんな反省点があり、どのように対策したのか・・・は、スキが20超えたら紹介しようかな(笑
取り急ぎ、反省点だけ紹介します。
◆ハッカソン初参加の(猛)反省点
・お題(テーマ)からズレたアイディアになってた
・アイディアに魅力がない。わくわく/楽しい の要素が無い
・見栄え(デザイン)が地味
・技術力が足りずエンジニアとしての貢献度低
・スケジュール管理がグダグタ
・+αの作りこみが無い
・リアルタイムのツイート出来ず/動画ツイートも出来ず
・大会中の写真・動画が撮れてない
おまけ
反省点だらけのハッカソン初参加の様子はこちら
養老乃瀧ハッカソン2019振り返り①:企画力編
養老乃瀧ハッカソン2019振り返り②:タスク管理編
養老乃瀧ハッカソン2019振り返り③:ボッチソン/技術力編
ホントにさいごのおまけ
出番待ちのラジコンくん。
持参した荷物。これの他にパソコン2台持っていきました。重い
重くて大変でしたが、楽しいハッカソンでした。
こんな弱小ブログでもサポートしてくれる人がいることに感謝です。