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身近な経験から医療×ITベンチャーにジョイン。社員5名の時代からアガサを牽引してきたCS部長へインタビュー

こんにちは。
アガサ株式会社、人事の松岡です。

今回からnoteでインタビュー企画をスタートします!
トップバッターは、カスタマーサクセス部(以下CS) 部長の星野さんです。

まだ社員が5名だった時代にアガサへジョインし、鎌倉と共に事業拡大に貢献してきた星野さん。
なぜアガサに入社をしたのか、今後の想いや、現在採用で注力している部長候補の募集背景などを詳しく伺いました!


ー本日はよろしくお願いします!
早速ですが、アガサに入社するまでのキャリアをお聞かせください。

星野:新卒として入社した半導体の製造装置メーカーでは、経理としてキャリアをスタートしました。
経理部門でIT化を進めるため、基幹管理システムの導入に携わることになり、この経験をきっかけにITのプロジェクトに参加するようになりました。

その後、勤めていた企業が他社を買収するようになり、その際に発生する経理業務や倉庫業務の基幹管理システムのモジュールを導入するファンクショナルアナリストとして10年近く携わってきました。

ただ、キャリアを築きながら娘を出産していたんですが、実は長く一緒に暮らせていなくて。

ーそうだったんですね。どういったご事情だったんですか?

星野:買収した企業は海外が多く、ERPシステムを導入するにあたって現地に行く必要があったのでほとんど日本にいなかったんです。
出産後は実家に娘をお願いして、幼稚園も私の親が通わせてくれていましたね。

そんな中、小学校1年生になるタイミングで13年勤めた会社を退職する決意をし、一緒に暮らせるようになりました。
退職後はPTA活動をしつつ、娘が小学校3年生になった頃にまた仕事を再開しました。

ーママとしてもアクティブですね!
仕事を再開する際に、どういった軸で転職をされたんですか?

星野:ちょうどその頃に姪が生まれたんですが、重度の障害を持っていて。
治療薬がないという病気でした。
そこで医療に関心を持ち始めて、治験のデータを収集するEDC(※)の企業へ入社しました。
(※)EDCとはElectronic Data Captureの略称で、インターネットを使い電子的に臨床データを収集すること、またはそのシステムを指し、電子的臨床検査情報収集ともいわれます。
治験や臨床試験の効率化を図るために構築されたシステムのことです。

そこで初めてベンダー側に立ってPM業務を4年ほど担当し、アガサへ入社しています。

ーなるほど。
ぜひ、アガサへ入社する決め手を教えてください。

星野:一番は鎌倉の理念と想いに強く共感したことが大きかったですね。
ぜひ一緒にアガサを大きくして、より多くのユーザーを増やしていきたいと感じ、2018年12月に入社しました。

医学の知識も知見も全く無かったんですが、姪が病気を持って生まれたことを機に、「なんでこんな医学が進んでいる中何もできないんだろう」という歯痒さを感じて。
基幹管理システムの業務をやっていた経験から、ITを使えばいかに業務を効率化できるかを目の当たりにしてきたので、この経験を医療に活かして、少しでも病気で困っている人たちに貢献していければという想いが強かったです。

ー入社後はどのような業務を担当されていましたか?

星野:私が入社した時は、日本に5名しかメンバーがいないフェーズだったので、第一号のPS(※)でした。
それまでは代表が導入部分を全て担当していたため、私がPSとして業務を引き継いでいきました。
(※)Professional Servicesの略
プリセールス、システム導入〜稼働後のサポートまで幅広く担当するポジション

ーそうだったんですね。
ぜひ、現在メインで行なっている業務もお伺いしたいです!

星野:今は不慣れではありますがカスタマーサクセス部のマネジメント業務をメインとし、部全体のKPIを追う、業務手順や導入サービスの標準化、リソース管理などをしています。

一方で、プリセールス業務として商談で製品のデモ実施、要件をヒアリングして見積もりを作成、サービスの仕様書作成がありますが、その業務をSalesメンバーと連携を取りながら進めています。

導入のプロジェクトは抱えないようにしていますが、必要に応じてフロントにも立ちます。
また、導入にあたって足りない機能が出てくればフランスの開発メンバーに依頼し、海外チームとのやり取りも行っています。

ー海外チームとのやり取りは星野さんがメインでご担当されているんですね。
ちなみに、英語力はどのように身につけられたんですか?

星野:父の仕事の都合で、小学校5年生から高校を卒業するまでイギリスとアメリカに住んでいたんです。
その後、大学進学を機に日本に帰国したんですが、授業の大半は英語で行う学部に入学をしました。
というのも、そうではないと授業についていけなかったこともあり。(笑)

新卒で入社した会社も本社がアメリカにあったので、プロジェクトが発生すると半分は日本、半分はカリフォルニアという生活を送っていました。
海外企業を買収すればインドやシンガポールに行くこともあり、1年の半分は海外で仕事をしていましたね。

ー新卒からグローバルにキャリアを築かれてきたんですね。
これまでの輝かしいご経歴をお伺いしてきましたが、アガサに入社して苦労されたご経験はありますか?

星野:えー、いっぱいありすぎて何からお話ししていいやら。(笑)
そうですね、Agathaというサービスはフランスに開発チームがいるので、日本人が求めるクオリティを理解してもらうことが大変ではありますね。

ただ、開発・CS部メンバー共に新機能の開発と品質向上に力を入れてくれているので、各部門とコミュニケーションを取りながら、より価値の高いサービスを提供できるよう尽力しています。

現在は、フランスのメンバーとは時差や言葉の課題もあるので、ゆくゆくは国内にも開発チームを立ち上げて、よりスピード感を持ちながら精度も上げていければと考えています。

ー今後のキャリアをどう描いていますか?

星野:私、多分マネジメント向いてないんですよね。
実は鎌倉からCS部長をやってほしいと言われた時も、即答で「無理です!」と言いました(笑)

まさかの発言をさらっと笑顔でいただきました(笑)。

ファーストキャリアから現場での導入業務に携わってきたため、どうしても目の前の課題に目が行ってしまうんです。
「バグ修正しなきゃ!」とか、導入を進めるにあたって「今この開発が終わらないと止まってしまう!」とか。

部内はしっかり自走できるメンバーが揃っているので、マネジメントが弱い中でもそれぞれがやるべきことを実行してくれています。
ただ、今のアガサに必要なKPIを部内に落とし込んで戦略を立て、顧客満足度を底上げしてくれる方が入ることで、より良いチームになっていくことができると考えています。マネジメントは部長候補としてジョインする方にお任せし、私自身はプロフェッショナルとして今後もアガサのシステムに携わっていきたいと考えています。

ーそこからCS部 部長候補を採用していく動きになったんですね。

星野:そうです。マネジメントをお任せできる方に入っていただいた方が、よりアガサの成長に繋がると考えました。
これまで私自身のキャリアはシステムを導入する担当者としての経験がほとんどで、CSのマネージャーとして既存顧客の満足度の向上やアップセルを狙っていく業務には携わってきませんでした。

アガサにも導入担当者として入社をし、開発チームと連携しながら、いかに満足いただける製品をお客様に届けるかという視点に注力していたので、部署としてKPIを設定し追いかけていく、数字をチーム内で死守できるか、アップセルいただくために数値を元にどうアプローチをしていくかというノウハウも弱くて。

ただ、会社をさらにワンステップ大きくしていくフェーズでは当たり前ですが、がむしゃらにやっていくだけではなく効率的にグロースさせていく体制を構築する必要がありますよね。
そのため、今回CS部長候補の方をお迎えし、部全体をしっかりマネジメントいただくことで、より強固な体制を作り上げたいと考えています。

ーこういう方がアガサのカルチャーに合います!という特徴があれば教えてください。

星野:与えられた仕事をいかにこなすかではなく、自分で何をするべきかを考えて恐れず発言して、スピード感をもって有言実行していける方がいいと思います。
失敗しても良いので、「じゃあなんでだめだったか。」をPDCAで回していくことが大切ですね。

特に本ポジションに関して、部や会社を俯瞰して大きな絵を描き、顧客のニーズ、要望を満たすだけでなく、能動的にマネジメントしてくれる方にぜひ!ジョインいただきたいなと思います。

ー最後に、弊社のクラウドサービス【Agatha】の今後の目標を教えてください。

星野:これは一つです。”業界のスタンダードになる!”
必ずこの目標を達成していきたいです。


星野さん、ありがとうございました!

今回のインタビューを通じて、これまで知らなかったエピソードをたくさんお伺いすることができ、「すごい方だ。。!!」と改めて実感することができました。
同時に、弊社サービス【Agatha】への強い想いが伝わる場面が多く、私もパワーをいただきました!

これからも星野さんのご活躍から目が離せません!

弊社では各ポジションで採用を行なっております。
まずは話を聞いてみたい、という方も大歓迎ですので、【こちら】よりご応募ください。