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デザインがさらにおいしくなる話vol.3【海苔屋 浜谷家の人々】

こんにちは、こんばんは、おはようございます。はじめましての方ははじめまして。

早くも第3回目ですね!今回ご紹介するのは、香川県高松市で海苔養殖を営む浜谷海苔養殖さんのお話です。


海苔屋 浜谷家の人々の商品ブランディングを担当しました!!



「海苔屋 浜谷家の人々」

このブランド名やロゴタイプは弊社で考案・制作させていただたものです。
浜谷海苔養殖さんは、ご家族で経営されている海苔養殖屋さん。その家族の輪、そこで働く人々を連想していただくため、このブランド名を採用しました。

フォントがバラバラなのは、浜谷家の家族ひとりひとりを表しています。テクスチャーも、海苔屋さんということで少し荒めに海苔っぽく表現しています。
 

 また、年間で海苔養殖全体の2%ほどしか収穫できないという「一番海苔」の、味付け海苔の商品パッケージデザインがこちら。


薄くてパリパリ、口に入れるとふわっと溶けてゆたかな磯の香りが広がる一番海苔は、それ以降に収穫される海苔とは一線を画す美味しさです。思わず「俺の海苔!!」と独り占めしたくなるほどの美味しさをそのまま商品名にしました。


ちゃんと名前を書く欄もありますよ!

冷蔵庫のプリンのように、とりあえず名前を書いて独り占めしちゃってください。


そしてこちらが焼きのりの商品パッケージ。


日々料理をするママさんの、ママ友のように心強い存在として傍にいたい。
そんな思いから「さぬきのママとも」と命名しました。


海苔感あふれるポスターの写真は、実際に海苔養殖をしている瀬戸内海で撮影したものです。


お土産用の手ぬぐいでは、浜谷家の人々の「朝」を表現しました。あまり知られていませんが、海苔の旬は冬です。冬場の太陽もまだ昇らないような真っ暗な時間帯から、海苔養殖の漁師さんたちは凍えるような寒さの中で海苔を収穫しています。

しかしそれもこれも、すべてはみなさまに浜谷家の海苔との「一食一会」の出会いを届けるため。お手に取られた際は、ぜひそんな浜谷家の人々の姿に思いを馳せてみてください。


「デザインがさらにおいしくなる話」とは?

㈱人生は上々だのデザイン制作の裏話をもぐもぐ噛み砕いてご紹介していくシリーズです。
意外と知らないデザインの裏側。そこには一体どんなこだわりが隠されているのか?

CREDIT

Creative Direction:村上モリロー
Art Direction:村上モリロー
Graphic Design:村上モリロー
Copywriting:村上モリロー
Photograph:村上モリロー
Creative Produce:柳田梨絵

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